様々なエンターテイメントでゲストを楽しませてくれる東京ディズニーリゾート。アトラクションはもちろん、ショーやパレードでも季節のイベントが行われ、その時期ならでは、といったものも多く存在します。
そんな中、内容は若干変わりますが、ほぼ一年を通じて開催されているのが夜の花火。基本的にはどこからでも見える花火ですが、意外にどこで見ればいいのか、わからない事も多いと思います。
前回は花火の打ち上げ場所を紹介しましたが、今回は鑑賞場所について、おすすめのスポットをご紹介します。
この記事のもくじ
季節によって名前や音楽の演出が変わるエンターテイメント
数多くあるパークのレギュラーショーやプログラム。どれも安定した人気を誇り、いい場所で見るためには長い時間場所取りをしたり、また季節によっては抽選に当たらないとほとんど見えないショーもあります。
しかしながら、パークの夜空を華麗に彩る「花火」は基本的には誰でも平等に楽しめるプログラムです。こちらの花火はどの季節でも基本はほとんど同じですが、シーズンごとに名前が変わるというエンターテイメントでもあります。
クリスマスやハロウィーンなどにはそのイベントに応じた名前に変わり、撃ちあがる花火も季節に併せた形や色合いが含まれる事が多くあります。
ただ、以前に過去の記事「ディズニーランド・シーの花火事情。中止になる理由・実施しない時期は?」で触れたように、季節によっては休止期間があったり、開催が行われない日もあります。近年では花火のイメージが似合う夏休み期間でも開催がない場合もありますのでご注意を。
また、冬の閑散期には平日は開催がなく、週末のみの開催という場合もあります。行かれる予定の日は公式サイトの休止情報を必ず確認してください。
比較的見やすいランド、建物の陰になりやすいシー。
パークの一日を締めくくるエンターテイメントといってもいい、この花火。ただ、上空の気流の状況で、私たちがいるパークでは全然風がないのに中止になってしまう…という場合もあります。
そうした気象条件は自分ではどうしようもないですが、それではどこで見るのがいいの?どこから上がるの?というのも大きなポイント。これは場所がわかっていれば自分で調整できます。
まず、パークの中央にシンデレラ城があり、放射状にパークが広がるディズニーランドでは高い建造物や障害物が少ない為に、比較的広い範囲で花火を見る事ができます。
しかしながら、パークの「ほぼ中央に大きなプロメテウス火山」や「ホテルミラコスタや、ニューヨークの街並み等の建造物」、さらに「高低差」があるディズニーシーでは場所によっては全く見えないところもあります。
ランドの場合見えなくても少し移動すればだいたいの場所から見られますが、シーの場合、例えばミステリアスアイランドの洞窟の中にいた場合はかなり移動しないと見えない場合もあります。
また、屋内であるマーメイドラグーンの中にいた場合は花火が上がっている事さえ気がつかない場合もありますので注意が必要です。
それぞれのパークのオススメの場所はここ!
ご紹介した様に、ランドはそれほど問題ないですが、シーの場合は打ち上げ場所とプロメテウス火山を結んだ裏側付近である「ポートディスカバリー」や「ケープコッド」の周辺が火山や建物の裏側になり、かなり見えにくくなります。
また、アメリカンウォーターフロントもSSコロンビア号の上からならばよく見えますが、建物が多いため、見えにくくなります。
それでは両パークのオススメの場所はどこか?という事で、個人的には以下の場所をオススメします。
↑ SSコロンビア号の甲板部分から。ハーバーのだいたい中央くらいの位置に上がります。目印は比較的わかりやすい。
↑ アラビアンコーストのシンドバッド前からの画像。ちょっと距離が近いので方向があまり明確ではないのですが。
↑ シーの海の小島、リドアイルから見た様子。前方、海のすぐ前の柵の左側付近から見た様子。(写真はクリスマス時期。)
↑ 同じくリドアイルの島の下に下りない位置。終わった後も移動がしやすいのでここもオススメ。
↑ シンデレラ城に向かって右側のパレードルートから見た様子。ここはよく見える代表的なスポット。
↑ 意外なところで、シーのエントランス、アクアスフィアの後ろ側にも見えます。終わった後の移動の混雑が少ないので時間が無い方はここもいいかも。
↑ メディテレーニアンハーバーから。この付近はミラコスタ側に寄り過ぎるとホテルの建物の陰になりますのでご注意を。
(打ち上げ場所等は変更になったり、今後変わる場合もあります。あくまで参考程度にお願いいたします。)