2つのパークにあるアトラクション。当然待ち時間は短い方が良いですが、人気アトラクションはそれなりに並ぶ必要があります。
更に現在はスタンバイパスの導入で並ぶ事さえもできないアトラクションもあります、しかし、そんな中でも待ち時間表示に工夫がされ、ゲストを飽きさせない東京ディズニーリゾート。
今回はそんなこだわりの待ち時間表示について紹介します。
この記事のもくじ
こだわりの「表示」で楽しませてくれるプーさんのハニーハント
幅広い年齢層のゲストが楽しめる、ファンタジーランドにある「プーさんのハニーハント」。その、ほのぼのとした物語や登場キャラクターの可愛さやユルさで幅広いゲストに人気です。
ちなみにアトラクションの英語の表記は「Pooh’s Hunny Hunt」で、上の写真の様にアトラクション建物の大きな本にもその題名が書かれています
しかし、「はちみつ」は本来「HONEY」のはずなのに、ここでは「HUNNY」になっており、間違っています。これはどうしてなのでしょうか…?
答えは以前にご紹介した、こちらの「アトラクション別傾向&攻略法【プーさんのハニーハント】その2」に書かれていますので併せてチェックしてみてください。
そんなこのアトラクションですが、「多彩な時間表示」があるのが特徴です。今回はそんなちょっと変わったアトラクション待ち時間表示についてご紹介します。
80分前後になった時に表示される「82分」
まずはアトラクションの待ち時間が80分前後になった際に表示される82分。
「なぜ、こんな中途半端な数字なんだろう?」と思うかもしれませんが、これはアトラクションに登場するハニー(蜂蜜)の数字にかけた、「82分」待ち表示。
しかし、この80分前後の待ち時間と言うのは意外と微妙な時間で、その時間帯で止まっている事が少ないので、意外にチェックするのが難しい時間でもあります。
短い時に表示される「14分」
続いてはかなり短くなった時に登場する「14分」待ち。こちらはプーさんの物語に登場する、「イーヨー」かけた「14分」待ちです。
プーさんの中ではややマイナーなとも言えるキャラクター。詳しくご存じない方は、「変な数字~」なんて思うかもしれませんね。
かなり短い時だけ表示される「8分」
ついては、待ち時間がかなり短い時でないと表示されない、ご覧の通りの「8分」待ち。これは蜂蜜を集めてくるのは…?もちろんハチ。それにかけた「8分」表示になっているのですね。
朝早めの時間帯になっている事もありますが、すぐに伸びてしまうので表示されている時間帯としては一番短く、貴重かもしれませんね。
ちなみにこの待ち時間表示の看板ですが、よく見るとハチが飛んでいるのです。近づかないとわからないくらい小さいので、意外にご存知ない方も多いかもしれませんね。
その他、特別な日にだけ表示された数字も…!
また、他にも、パークで働くキャスト限定で冬の閑散期に行われる、「サンクスデー」の際には、「832分」(ハチミツ)表示になった事もあるそうです。
それぞれなかなか出会うタイミングが難しいですが、そんなこだわりもディズニーランドらしいですよね。
この現在の待ち時間は東京ディズニーリゾート公式アプリでもパークにいなくても見ることができます。ひょっとしたらちょっと変わった数字になっているのを見ることができるかもしれませんね。
そんなパークにいなくてもパークのこだわりを感じられる待ち時間。時間があればそんなところも探してみてください。
逆の意味で貴重?こんな極端な表示も!
つづいては、貴重というより、あまり見たくない表示。例えばこちらの「180分」表示。これは何か意味がある数字ではなく、本当に180分(3時間待ち)になった際の数字です。実際はもっと長い時もありました。
こちらは一年でパークが一番混雑する、春休み時期に記録したもの(写真は2014年3月21日)。
今はコロナによる入園制限や、スタンバイパスの導入でここまでの待ち時間になる事は無くなりましたが、できれば見たくない数字ですね。
そしてこちらは逆にいつもこうだとありがたい数字。冬の閑散期の平日、夜も遅めの時間になってくると現在でもあり得る「5分」待ちの表示です。
ただ、近年はこれくらいの待ち時間だと先程の「8分」表示になる事が多いので、逆に貴重かもしれません。
続いてはこちらの何もない表示。こちらはシステム調整中や、休止中に見られた表示。はっきり言うと何の意味も無い表示(笑)ですが、ちょっとだけ貴重かもしれませんね。
…と、いう事でご紹介した「プーさんのハニーハント」の待ち時間もゲストを楽しませてくれる、様々な凝った数字の数々。
他にも待ち時間に特徴があるアトラクションはありますが、ここまで多くの種類があるのは、この「プーさんのハニーハント」だけです。
なかなか全てを写真に撮るのは難しいかもしれませんが、機会があれば気にしてみてくださいね。