話題が尽きない新エリア、ファンタジースプリングス。
TDRハックでも「【ファンタジースプリングス】DPAは即完売!グランドオープン当日レポート」などで攻略方法などをご紹介してきましたが、今回は少し視点を変えて。
アトラクションやレストラン以外の時間でも楽しめる、ファンタジースプリングスの魅力をご紹介します!´-
この記事のもくじ
芸術的な岩の造形に注目
ディズニー作品の数々を描いた岩の造形(ロックワーク)は、ファンタジースプリングスの最大の見どころ。これは精霊たちが魔法で削り出したもので、ごつごつした岩の感触を残しながらも、長い髪やドレスが柔らかになびく様子を見事に表現しています。
筆者的に特に注目してほしいのが、チェシャ猫の泉……!チェシャ猫らしく、よくよく見ないと見つからないのです。見つけた時、きっとあなたも思わず「あーっ!」と声をあげてしまうでしょう。
白雪姫の泉やピーターパン、ラプンツェルの泉など、他の泉もよくみると色々な仕掛けが隠されています。ライティングによって全く違う姿が見える泉もあって、どれもみんな違ってみんな素晴らしいのです。
全ての生物の生き生きとした一瞬を描き上げ、没入感あるストーリーとキャラクターを描いてきたアニメーターさん。それを360度、朝も夜も美しく見せる技術を磨いてきたイマジニアさん。
両方の存在があってこの泉は、ひいてはこのファンタジースプリングスは、今ここに存在するのでしょう。その技術の結晶を、ぜひじっくり堪能してくださいね。
エリアとエリアを繋ぐ、深い森
ファンタジースプリングスで1日遊んで筆者が感じたのが「地形がいつになっても把握できない!」ということ。
「次はピーターパンに……って右?左?」「あれ?ラプンツェルの塔なくなっちゃった(なくなっていない)」などと迷子になっては、キャストさんに道を尋ねていました。笑
ファンタジースプリングスは確かに広いのですが、歩けるスペースでいうとトゥーンタウン(写真右上)3個分程度。そこに3つのエリア(4つのアトラクション、3つのレストラン、船に湖まで)がひしめきあっています。
本来であれば隣同士のたてものはすぐに見えてくるはずですが、深い森とうねった道が、エリア同士の距離感を作っているのです。
「長い森を抜けたらアレンデールが現れた」「木々の合間から、ひっそりと佇む高い塔が」……森を意識すると、そんな物語の一場面に飛び込んだような体験ができます。
ぜひファンタジースプリングスでは、森と共にあるストーリーも楽しんでみてください。
長い旅路を、あっという間に感じさせてくれる魔法
「長い森を抜けると、新しい物語が…」というストーリーのあるファンタジースプリングスですが、実際は1分ほど歩くと次の物語に到着します。
実はこれ、精霊たちの魔法のおかげ。
本当は冒険者のみなさんは、長い長い森を抜けて次の物語に出会っているのですが、精霊たちが魔法であっという間に到着したかのように思わせてくれているのです。(と、ガイドの方がおっしゃっておりました。)
足元、足跡に注目
すてきな建物やプロップスが多くて、ついつい上や正面ばかり見てしまうけど、足元もよく見てみて。ロストキッズたちや、マキシマスの足跡があるんです…!
ドクロ岩近くには、ぴょんと階段をジャンプしたロストキッズの足跡があります(あぶないので、真似しないでくださいね笑)。
階段の真下へ降りる小さな足跡と、さらに遠くに着地する大きな足跡。2つの足跡は、ぐるりとまた階段の上へ繋がって……ちびっこキッズとお兄さん・お姉さんキッズが一緒に遊んでいる様子が思い浮かびますね。
ラプンツェルのエリアには、マキシマスの足跡があります。
「一緒にいるのは誰だろう。なんの動物だろう。この場所は足跡が多いということは、マキシマスはここでラプンツェルを待っていたのかな。足跡が増えたり減ったり、寄り道したり。歩幅や蹄鉄のサイズから察するに、この馬は……そしてこの足跡が続く先は……レストラン?」
なんて、謎と想像を膨らませてくれるのがファンタジースプリングスの魅力です。
ちなみにマキシマスの足跡が続くのは、レストラン『スナグリーダックリング』の端。壁画のある部屋です。
ここはもともと、馬小屋だったお部屋だとか。今はマキシマスやパスカルの肖像画や、馬の蹄鉄やお手入れ道具、ユニコーンのコレクション、それからラプンツェルのお絵描きセットなどが置いてあります。
魅力とこだわりに気づく、秘訣とは
アトラクションやレストラン以外にも、何気ないところに魅力とイマジネーションが詰まった新エリア、ファンタジースプリングス。今回は筆者が特に気になった、ごく一部の魅力ポイントをご紹介しました。
まだまだご紹介したいところはあるのですが、ここからはみなさんの想像力の出番です。
魅力に気づくポイントは「遠くを見て」「近くを見て」「足元を見て」「上を見て」「模様を見て」「人々の視線の先を見て」と、普段とは違うものの見方をしてみること。
もう一つは、映画のストーリーを思い出しながら、それらを見つめることです。ファンタジースプリングスに行く際は、ぜひもう一度映画を見て、それからお出かけしてみてください。
そこにある岩も、草も、水も、建物も。すべてを当たり前と思わず、「イマジニアさんが命とアイデアを吹き込んだ作品」だと思って見つめてみてください。
きっとあなただからこそ見える、素敵なストーリーが浮かび上がってくるのではないでしょうか。