ディズニーシーの静かな漁村に隠れた安産祈願スポットを紹介!

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アトラクションやショーだけでなく、様々な美しい風景や写真を撮ったりしても楽しめる東京ディズニーリゾート。

色々な「映えスポット」がありますが、ちょっとした「縁起かつぎスポット」もあったりします。

今回はそんな「ある祈願スポット」について紹介します。

意外?小さな漁村の充実した生活拠点

様々な細かな物語がある東京ディズニーリゾートの各テーマエリア。

今回はディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにある、「ケープコッド」のお話です。

この小さな漁村は「鱈(タラ)」や「ロブスター」漁が盛んな小さな村。のどかな雰囲気が癒しのスポットになっています。

近年はダッフィーフレンズたちの村のイメージが強いですが、こののどかな村は一見何にも無さそうにも見えますが、意外にも生活に必要な拠点は揃っています。

「JWパーシー治安判事」の事務所

まず、村の真ん中にそびえる白い建物は「タウンホール(村役場)」。そのすぐ左隣は治安判事の事務所、そしてその隣には消防署もあります。他にも船の修理屋や樽職人の店などもあります。

そんな中、人々の暮らしに絶対欠かせないのが「医者」。小さな村ですが、実はしっかりと診療所もあるのです。

産婦人科も兼ねた小さな村の診療所

そんなこの村にある小さな診療所はタウンホールのすぐ右隣の建物にあります。

言われないと気が付かないようなその場所は、白い小さなアーチが設けられた場所。一見すると特に変わった所は無い「普通の家」に見えます。

しかし、この建物に近づいてドアの右上をよく見てみると、ここには「C.W.Slone,M.D.」と書かれた看板があります。

更にその看板には、「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる姿」が見られます。

ここは「CWスローン診療所」。看板の名前の後にある「M.D」はラテン語の「Medicinae Doctor」(医学博士)の事です。(英語で言うところの「Doctor of Medicine」。)

この小さな村の小さな診療所は、ご覧の通り、産婦人科も兼ねているようですね。村にひとつしかない小さな診療所。きっとここで暮らす人々の支えになっているのでしょう。

そんな中、先日筆者がこのケープコッドを散策している時の事。この看板の前で赤ちゃんと一緒に写真を撮っているご家族を見かけました。

なかなか見つけにくい看板ですが、「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる姿」の看板がそうしたご家族や、これからお子さんが産まれてくる方の「安産祈願スポット」にもなっている様ですね。

上記はそんな安産祈願をここでされた方のツイート(ポスト)。ディズニーシーにある、プチ安産祈願スポットと言えるかもしれませんね。

診療所のドクターの名前がこんな所にも…!


そんなこの診療所の「C.W.スローン」さん。紹介した看板に刻まれた名前だけでなく、しっかりとケープコッドの住人である事がわかる場所があります。

それは、この村唯一のショップである、「アーント・ペグス・ヴィレッジストア」。この店内に入ると、左奥には「郵便受け」があります。

ここはほとんどの方が気にしないような場所ですが、ここには様々な名前が隠れています。…実は隠れミッキーやドナルドの名前もありますのでぜひ探してみてくださいね。

そんなこの場所ですが、実はこのCWスローンさんの名前もしっかりあるのです。

それは棚の一番上、左から二番目のボックスです。少し高い位置なので、かなり見えにくい位置なのですが、ここにはしっかり「C.W.Slone.M.D.」の文字が…!

こんな誰も気にしないような所にも小さなこだわりが隠れているのですね。

…「小さな村」の「小さな診療所」。のどかな漁村で生活する人々の実際の姿を見る事はできませんが、きっと住人からは、頼りにされている存在なのでしょうね。

紹介した様に、このケープコッドには表には見えない細かな物語が他にもまだまだ隠れています。ここで暮らす人々の姿を感じられる様々なこだわり。

そんな所もぜひ探してみてくださいね。

ABOUTこの記事を書いた人

DヲタのWEBライター。TDRハックの他に、 個人ブログ「TDRな生活」や「株式会社ぴあ」の「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」で多くのTDRにまつわる記事を執筆。7冊のディズニー関連書籍の著者でもある。近著に「ひとりディズニー50の楽しみ方」 (サンクチュアリ出版 )。…慌てず急がず、ゆっくりゆったりとパークを散策しながらお酒を楽しむのが好きです。

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