現在の東京ディズニーリゾートにはパーク内を効率よく楽しむための様々なサービスがありますが、名前が全てカタカナで、パッと見ただけではどのようなサービスであるのかが分かりにくいという問題点があります。
「DPA」や「スタンバイパス」など、何となく見たこと・聞いたことだけはあるそれらのサービスは、ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」に入場するためには必要不可欠なものです!
そこで本記事では、アトラクション・レストラン・ショップに関係する各サービスについて、1つずつ解説していきます。(※本記事は、2024年6月時点の情報です)
この記事のもくじ
ディズニー・プレミアアクセス
〇全員の入園完了後に取得する(早い者勝ち)
〇対象アトラクションの待ち時間短縮
〇一部のショー・パレードの鑑賞場所確約
〇アトラクションは利用希望時間を選べる
コロナ以降に導入された有料サービス「ディズニー・プレミアアクセス」。X(旧Twitter)をはじめとするSNSにおいて「DPA」と書かれているのがこのサービスです。簡単に言うと、お金を払うことによって待ち時間短縮をできます。
DPAのメリットはもちろん待ち時間の短縮なのですが、グループ全員分買うとなると結構な支出になってしまいます。大人も子供も料金は一律です。
DPAを買うかどうか、買うとしたらどのアトラクション/ショー/パレードのものを買うか、事前に決めておくのが良いでしょう。
◇2,500円(1人1回につき)
ディズニー・ハーモニー・イン・カラー(昼のパレード)
エレクトリカルパレード(夜のパレード)
季節イベントのパレード
東京ディズニーランドの新キャッスルプロジェクション(※2024.9.20~スタート)
◇2,000円(1人1回につき)
美女と野獣“魔法のものがたり”
◇1,500円(1人1回につき)
ベイマックスのハッピーライド
スプラッシュ・マウンテン
◇2,500円(1人1回につき)
ビリーヴ!(夜のハーバーショー)
◇2,000円(1人1回につき)
ソアリン
トイ・ストーリー・マニア!
アナとエルサのフローズンジャーニー
ラプンツェルのランタンフェスティバル
ピーターパンのネバーランドアドベンチャー
◇1,500円(1人1回につき)
タワー・オブ・テラー
センター・オブ・ジ・アース
スタンバイパス
〇全員の入園完了後に取得する(早い者勝ち)
〇スタンバイパス対象施設を利用できる権利
〇アトラクションは早い時間順に発行される
〇ショップ利用希望時間を選べる
スタンバイパスの対象になっているアトラクション/ショップ/レストランは、スタンバイパスを取得していなければ利用することができません。「待てば利用できる」のではなく、スタンバイパスを取得していなければ、列に並ぶことすらも不可能です。
スタンバイパスは取得後にキャンセルすることができるため、他の誰かがキャンセルしたスタンバイパスを取得する、いわゆる「キャンセル拾い」ができます。そのため、朝入園後に取得できなかったとしても、諦めずに粘り続ければ取得できる可能性があります。
一般の入園チケットでの来園の場合、ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」には、先述のDPAもしくはスタンバイパスのどちらかを取得していなければエリア内に入場することができません。
◇ショップ
ジャングル・カーニバル
フロンティア・ウッドクラフト
※当日の混雑状況によっては、スタンバイパス発行無しで、誰でも列に並んで利用できる場合もあります
◇アトラクション
アナとエルサのフローズンジャーニー
ラプンツェルのランタンフェスティバル
ピーターパンのネバーランドアドベンチャー
フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー
◇ショップ
アブーズ・バザール(※当日の混雑状況によっては、スタンバイパス発行無しで、誰でも列に並んで利用できる場合もあります)
40周年記念プライオリティパス
〇全員の入園完了後に取得する(早い者勝ち)
〇対象アトラクションの待ち時間短縮
〇早い時間順に発行される
東京ディズニーランド40周年の際に始まったこちらのサービスは、40周年のイベントが終了した現在も、名前を変えずにそのままサービスが継続されています。コロナ前にあったファストパスとほぼ同様のサービスです。
ただし、DPAやスタンバイパスの対象になっているアトラクションでは、プライオリティパスは発行されていません。DPA対象アトラクションの待ち時間を短縮したい場合は、DPAの購入が必須です。
また、プライオリティパスも取得後のキャンセルが可能です。「キャンセル拾い」に成功すれば、取得を逃してしまったアトラクションのプライオリティパスを後から取得できます。
スペース・マウンテン
バズ・ライトイヤーのアストロブラスター
スター・ツアーズ
ホーンテッドマンション
プーさんのハニーハント
ビッグサンダー・マウンテン
モンスターズ・インク”ライド&ゴーシーク!”
ニモ&フレンズ・シーライダー
アクアトピア
レイジングスピリッツ
海底2万マイル
マジックランプシアター
インディ・ジョーンズ・アドベンチャー
タートル・トーク
モバイルオーダー
〇全員の入園完了後に注文する(早い者勝ち)
〇対象レストランでの料理受け取り時間の予約
(※座席の予約ではありません)
ファンタジースプリングス内のレストランは、モバイルオーダーで注文予約をしたゲストしか利用することができません。
そもそもファンタジースプリングスにはエリア内のアトラクションのDPAもしくはスタンバイパスを取得していなければ入場不可のため、一般の入園チケットでの来園の場合は、DPAもしくはスタンバイパスのどちらかを取得した上でモバイルオーダーでの注文予約をするという流れになります。
①エリア内のDPAもしくはスタンバイパスを取得する
②ファンタジースプリングスに入場できる時間が自動的に割り当てられる(公式アプリ上で入園チケットのQRコードを開くと、エリアへの入場可能時間が表示されます)
③割り当てられた時間内のモバイルオーダーを利用できるようになる
④モバイルオーダーで料理の注文が完了すれば、該当レストランも利用可能になる
パークに行き慣れている身からしても難易度が高い道のりだなと感じていますが、オープン後しばらくはある程度制限を設けなければゲストが集中しすぎて危険なので、致し方無いところですね…。
プライオリティ・シーティシング
〇来園前に事前手続き(早い者勝ち)
〇対象レストランにおいて、優先的に案内してもらえる権利
プライオリティシーティシングは、ディズニーホテル内のレストランと、パーク内の高価格帯のレストランで導入されているサービスです。一般的に言うレストラン予約とは少し違い、あくまでも「時間になったらレストランの座席に優先的に通してもらえる権利」です。そのため、ピーク時には待ち時間が発生する場合もあります。
対象のレストランを利用したい人はもちろんのこと、絶対にご飯難民になりたくない!という方もプライオリティシーティシングを取得するのがおすすめです。