おじいちゃん、おばあちゃんなど、高齢者と行くディズニーランド、ディズニーシーを、実体験を踏まえてご紹介します。このときは車イスを利用したので、それについても併せて記事にしました。
ぜひご覧ください〜!!
この記事のもくじ
まずは1日歩けるか家族会議を
私は家族で2日間、ディズニーランドとディズニーシーに行きました。
おばあちゃんも一緒に行きましたが、体の調子はこのような状況でした。
・腰が悪く1日歩くことはできない
・腰が悪く地面に座ることができない(ショーを待つ際に)
・少し歩いたりすることはできるため、トイレなどの介助は不要
そこで、家族と相談して車イスでディズニーを楽しんでもらうことにしました!
歩いてもらう場面もあるので、普段から使っている杖は持っていきました。
ディズニーでの車イスレンタル方法は?
車イスはパーク内でレンタルをしました。
1日目がディズニーランドだったので、入園してすぐのワールドバザールで借りました。
貸し出しの料金や詳細はこちら↓
車イス
レンタル料金:500円(1日)
耐荷重
大人用:①最大100kg②最大130kg
小人用:最大50kg
貸し出しされた車イスは、両パーク内以外にも持出しをすることができます。
持ち出しができる場所はこちらです。
・東京ディズニーランド
・東京ディズニーシー
・ゲストパーキング
・バス・タクシーターミナル
・ボン・ヴォヤージュ
・イクスピアリ
・ディズニーリゾートライン
・ディズニーアンバサダーホテル
・東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
・東京ディズニーランドホテル
・東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル
パーク外の駐車場まで持ち出す場合は、貸出窓口で申告
する必要がありますが、駐車場までも意外と距離があるので便利ですね◎
また、同じ日あれば、一方のパークで貸出証明書を提示すれば、もう一方のパークでも車椅子を使うことができます。
年パスがなくなってしまったため、両パークを行き来するようなことはかなり少なくなってしまいましたが、ぜひ覚えておいてください!
また、電動カートや介助用電動車イスも用意があります。こちらは車イスより細かい利用制限があるので、該当される方や問題がない方にご検討いただければ幸いです。
電動カート
レンタル料金:2,000円(1日)
利用対象
・長時間歩くことが困難な18才以上の人
(レンタルされる本人の試乗必須です!)
耐荷重:100kg
自分で動かす必要があるため、飲酒される場合や、眠くなりやすい薬を内服する場合は利用できません! 当日の予定や体調と相談して利用するか決めてみてください。
介助用電動車イス
レンタル料金:1,000円(1日)
利用対象
・操作方法が理解できる介助者のいる方
(レンタル時に操作説明があるそうです)
耐荷重:100kg
電動カート、介助用電動車イスは、それぞれ定員1名です。また、車イスと異なり、パークの外へ持ち出して利用することはできませんので要注意です。
一度退園するために返却したレンタル品は、同日に限り再入園時に再貸し出ししてもらえるので、追加料金などはかかりません。
ただ、悪天候や状況により貸し出しできない場合があるので気になることがあれば、ぜひ確認してみてください!
また、気になるのはバッテリーですが、介助用電動車イスのバッテリーがなくなりそうな場合は、下記施設でバッテリー交換ができるそうです。
施設が休止・運休している場合は、キャストさんへご相談してみてください!
バッテリー交換
東京ディズニーランド
・ベビーカー&車イス・レンタル
・ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション
・カントリーベア・シアター
・ミッキーのフィルハーマジック
・スティッチ・エンカウンター
東京ディズニーシー
・ベビーカー&車イス・レンタル
・ベビーセンター
・トイ・ストーリー・マニア!
・ニモ&フレンズ・シーライダー
・ディズニーシー・トランジットスチーマーライン(ロストリバーデルタ)
・マジックランプシアター
・センター・オブ・ジ・アース
車椅子ディズニーで困ったこと
ここでは、私たち家族がディズニーランド・シーそれぞれで困ったことをご紹介します。
みなさんの参考になればうれしいです。
ランドで困ったこと
ランドは想像以上に段差が多いです。
普段歩いている分には気になりませんが、女性が車イスを押す場合、なれていないと段差を乗り越えるのはかなり難しいです。
また、園内の移動手段が徒歩しかないのも厳しかったです。
シーで困ったこと
シーは段差が少ない代わりに、坂が多い印象でした。
上り坂は押し歩くのが辛く、下り坂は祖母が転がり落ちないように後ろに力を入れる必要があります。
バリアフリーで段差がない分坂になっているのでしょうが、車イスでの移動の難しさをひしひしと感じました。
車イスディズニーの準備
同行者が車イスの場合、車イスを押す人はリュックなど手があくカバンにしましょう!
車イスを借りると、ネームプレートもつけてくれますが、自分の車イスがどれだか分からなくならないように気をつけましょう。
また、お土産や貴重品は置きっぱなしにせず、しっかりと携行してくださいね!
また、車イスでディズニーに行く場合の準備で、特に気をつけてほしいのは雨天時です。
私は1日目があいにくの雨だったので、全員カッパを着て移動しました。
車椅子から降りて、カッパを脱いで、畳んでアトラクションに乗って、カッパを着て、車椅子に乗る。
という一連の流れを何度もしなければいけないのが大変でした。
そこで後半は、大きめのビニール袋に脱いだかっぱを入れたりして対応していました。
また、車椅子に乗る人は靴がかなり濡れますので、靴のカバーや長靴を持っていってください!
アトラクションには乗れるの?
身体的に問題がなければアトラクションに乗ることができます。
車イスのまま乗れるものと、直前で降りないといけないもの、別ルートで案内されるものがあるので、無理のない範囲で選んでみてください。
ひとつ気をつけて欲しいことは、アトラクションの緊急停止です。ライドを降りて歩いて施設外に出ないといけないもののなかには、高い段差を自力で登り降りしないといけないものもあります。
もしものことも考えてキャストさんにご相談してみてください!
おすすめのアトラクションは別の記事でご紹介します(^O^)
みなさんに、ディズニーでの楽しい思い出ができますように♪