2017年11月3日。東京ディズニーシー・ホテルミラコスタで、結婚式の夢を叶えることができました。今回より、いよいよ特別な1日、当日のレポートです。今回は、新郎新婦の美容室入りから挙式リハーサルまでをレポートします。
この記事のもくじ
新郎新婦美容室入り
新郎は挙式の2時間30分前、新婦は3時間30分前にサローネ・プリマドンナ(美容室)入りです。私たちは15時20分からの挙式の為、新郎は12時50分、新婦は11時50分。ちなみに、着付けとヘアセットが必要な列席者(新郎母、新婦母、新婦妹)は12時でした。
列席者の美容や着付けは、挙式の3ヶ月前より受け付けていただけます。列席者の開始時間が早い事に驚きましたが、親族の写真撮影もあるので、これくらい早いのが普通の様です。
また、新婦の父がホテルでモーニングを借りましたが、受け取りはホテルで行えます。引き取り時間は、概ね、挙式開始時刻の2時間前くらいに設定されるそうです。
美容室に入り、挙式時間と新婦の名前を言って、しばらく待つと、介添えさんと、担当のプランナーさんがやってきて、介添えさんに、指輪と手紙、当日持ち込むもの(披露宴で利用する景品)を渡し、挨拶もそこそこに早速準備に入ります。
まず、花嫁専用のブースに入って、ブライダルインナーに着替えます。ブライダルインナーは、既製品を持ち込みましたが、お手伝いはしてもらえます。その上に、体の前後を覆う大きめのエプロンの様なものをつけて、メイク台に移動し、ヘアメイクとボディメイクへ。
最終打ち合わせレポートの番外編で、少し書きましたが、私の場合、カラードレスのヘアリハーサルと、メイクリハーサルをやっており、その際に、ウエディングドレスの時は、どんなヘアスタイル、メイクにしようか話し合っていたので、悩んだのは、前髪をどうするかくらいで、比較的スムーズにヘアメイクをしていただけました。
メイクの途中で、フローリストさんがやってきて、ブーケの最終確認がありました。
ちなみに、私がオーダーしたブーケは、(節約のため)ウエディングドレスとカラードレス兼用にしました。
正面から見ると、白いバラで作ったミッキーとミニーが頬を寄せ合っているようなデザインのラウンドブーケ。新郎の衣裳に合わせて、周りをオレンジと黄色のバラを散りばめました。
再度、着替えルームに戻って、ネイルチップを付けた後、いよいよウエディングドレスに着替えます。
私が選んだウエディングドレスは、TAKAMI BRIDALの『ルシファネ』というドレス。第2回目の試着レポートで着たドレスです。
最初はどういう基準で選べばいいのかわからなかった時、妹が「ミラコスタオリジナルのウエディングドレスでもいいけれど、やっぱり、バージンロードに映えるように、トレーンが長い方が素敵だよ」という一言で、決めてしまいましたが、本当にザ・王道のドレスで、老若男女安心して見ていられるかなと思い選びました。
その頃、新郎も支度の為、サローネ・プリマドンナの中で衣裳に着替え、美容のオプションとしてつけているスタイリングとメンズリフレッシュメント(髭剃りはできませんが、眉を整え、ファンデーションを塗って、肌色を整えてくれるオプション)をやっているようでした。
この美容のオプションである、メンズスタイリングとメンズリフレッシュメントですが、もし予算があるようであればつけた方がいいと思います。
ファンデーションを塗ることで、髭剃り跡も綺麗に隠れていて、列席者の方から「いつもよりカッコイイ」と高評価で、新郎もまんざらでもない様子でしたので(笑)
ただ、髪型は結構がっちり固められるらしく、その日の夜のシャンプーが大変そうでした。
ウエディングドレスでのアルバム写真撮影(挙式1時間30分前)
新郎新婦の支度が整うと、サローネ・プリマドンナの入口でファーストミート(と、いうほどのものはありませんが)。新郎の腕に手をかけ、ブーケの持ち方、歩き方を教わりながら、事前にリクエストしていた場所で写真撮影を行いました。
私たちがアルバムに載せてほしいカットを数カットリクエストしていたので、そのスポットでの写真撮影を行います。
まずは、笑顔の練習を兼ねて、ホテルの宴会場を出たすぐのエリアで数カット。
私たちは、ミラコスタの車寄せにある噴水前で撮影をリクエストしていましたが、そこでは、カメラマンや、ビデオカメラマン、介添え人は、道路に背を向く格好が多くなり、また、道路上での写真撮影となることから、ここでの写真撮影は、交通整理のためのキャストが1名つき、ちょっとした厳戒態勢に。
「もし、ホテル内でクリスマスの装飾があれば、そこでも撮影したい」とリクエストしていたので、エントランスに飾ってあるミッキーとミニーのモニュメントの前で写真撮影。
ポーズはカメラマンにお任せしましたが、「ミッキーとミニーと同じようなポーズで」と言われ、見つめあいながらにやけた写真が撮れていると思います。
それから、ホテルのロビーと宴会エリアを繋ぐ長い廊下。
ここでは、大きな窓から差し込む自然光を利用して、新郎と新婦のひとりの写真撮影の他に、新婦のブーケを見つめる新郎と新婦の写真等を撮影しました。
最後は、「ポートレイト・バイ・ラファイエロ」(写真室)でのスタジオ写真撮影。ポートレイトになるので、フランクな感じではなく、ブーケの見せ方や、顔の傾き加減等、細かいところの指示を受けながらの撮影になります。
親族集合・親族紹介(挙式1時間前)
写真撮影が一通り終わると、親族紹介のため、親族控室に通されました。
両家の親族で、かつ親族写真に写る方は、挙式時間の1時間前に親族控室に集合となります。私が挙式をした日にちは、六曜が大安だったため、この日は8組の婚礼があり、宴会場が大変賑わっていました。
このような時は、親族控室も当然フル稼働となりますので、親族集合時間=親族控室オープン時間になりかねません。最終打ち合わせ時にプランナーさんに確認してから、親族に対して案内した方がいいでしょう。
親族控室では、桜茶がふるまわれます。(緊張と、口紅が落ちるのを恐れて、結局、一口も口をつける事ができませんでしたが)
親族紹介の方法は、介添えさんの合図で、新郎側→新婦側の順で紹介をしていきますが、紹介の方法は事前に両家で話し合って決め、最終打ち合わせ(どんな遅くても当日、準備が始まる前)までに、担当のプランナーさんに話しておく必要があります。
挙式リハーサル(挙式40分前)
挙式リハーサルについては、状況により、出来る時と出来ない時があるそうで、私たちも挙式リハーサルをせずに、ぶっつけ本番かと思いましたが、なんとかリハーサルをすることができました。
まずは、新郎の入場の練習。次に新婦の入場の練習。新婦は、挙式の入口が開いてから、母にベールを下してもらい、父のエスコートでバージンロードを歩くようにしましたが、人前式の場合、どなたとでも入場はOKです。
色々手順があり、「覚えられなかったらどうしよう」と、母もこぼしていましたが、キャストさんも細かく指示を出しますので、忘れてしまっても大丈夫です。
その後は、新郎新婦のみで式本番と同じようにリハーサルが進みますが、指輪をはめたり、誓いのキス、誓約書のサイン等はせず、大まかな流れを説明され、誰もいないチャペルで数カット写真撮影をして、親族写真撮影に移りました。
親族写真撮影(挙式15分前)
挙式リハーサルが終わると、新郎新婦は再度、写真室に通されて、親族集合の記念撮影を行います。
両家合わせて20名ほどが記念撮影に入りましたが、新郎家新婦家が落ち着いて、ひとつのフレームに収まることはそうありませんので、カメラマンキャストも、新郎新婦の衣裳のしわを整えるたけでなく、列席者の立ち位置や体の向き等、丁寧に進めていただき、シャッターを切っていました。
そして、新郎新婦、新婦両親は、挙式準備のため写真室に残り、他の親族はチャペルに向かいます。
私たちの場合は、親族紹介→挙式リハーサル→親族写真撮影の順番に進みましたが、当日の状況によっては、順番が入れ違いになったり、挙式リハーサルが出来ないケースもあるのだそうです。
さて、いよいよ、次回は挙式のレポートです。
ホテルミラコスタのチャペルは、東京ディズニーシーのプロメテウス火山をのぞみ、ステンドグラスに描かれた鳥が、2人を祝福しているかのような、八角形のチャペルです。
オリジナル人前式がどのような式なのか、しっかりレポートできればと思います。
それでは、また。
(本記事を書くにあたり、写真を提供してくださった列席者の方々、この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました)