この記事では、気軽で満足度も高い「激安お泊まりディズニーリゾート」の方法をご紹介。
日帰り温泉からそのまま翌日まで滞在が可能な「SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア」の簡易宿泊をご紹介します。
この記事のもくじ
約3,000円でお泊まりディズニーが可能!

5階にある自由に使えるリクライニングチェアーのスペース
広大な敷地に広がる東京ディズニーリゾート。2つのパークを堪能するのはとても1日だけでは足りません。
しかし近年はコロナウィルスの制限から復活し、さらに外国人観光客の増加も相まって、ホテル代がかなり高騰しています。
ただ、それでも何とかじっくりお泊まりで楽しみたいもの。限られた予算の中で何とかうまくできないものでしょうか?
そんな中、今回ご紹介するのは東京ディズニーシーにほど近いホテル、SPA&HOTEL 舞浜ユーラシア。こちらは温泉付きのホテルですが、日帰り入浴も可能です。まずは下記の記事をご覧ください。
予約は特に不要。気軽に利用できるありがたさ
こちらの舞浜ユーラシアは、通常のホテルとしてもちろんお部屋を予約して宿泊することが可能です。ただ、それ以外に「日帰りでの温泉入浴」も利用可能。
そしてありがたいのが、日帰りの料金に1,700円プラスすると、そのまま「簡易宿泊が可能」であると言うことです。
料金は日帰り入浴が、大人平日2,200円(土日祝2,700円)ですが、年会費510円に会員になると、その日から平日1,400円、土日祝1,900円で利用できるのでお得です。
また、公式サイトには不定期でクーポンが掲載されていることがあるので、そちらを使うと例えば…
17時以降の温泉入館料が…
大人<平日 館内着・タオル 付>2,200円が1,600円 に
大人<土日祝 館内着・タオル 付>2,700円が2,100円に
…など、大変お得に利用できます。

この料金に1,700円(大人・小人共通)プラスで、簡易宿泊 (AM2:00以降の深夜滞在)が可能になります。深夜滞在は特に申し出などは不要で、翌朝のチェックアウト時に追加分を支払う形になります。
利用は、まずはホテルの受付カウンターにて、「日帰り入浴希望」である事を伝えます。特に予約などは不要で、好きな時間に行くだけでOKです。特にこの時に簡易宿泊することは伝えなくてOKです。
ただ、パークの閉園時間後(22時~23時)はフロントがかなり混雑するのでこの時間はできれば避けたい所です。
まずは館内の配置や施設を把握
こちらのホテルは新館と本館に分かれており、本館の3階がロビーフロントや売店等があるフロアになります。
フロントの脇には売店があり、こちらは深夜の2時まで開いているのでありがたいですね。
地域のお土産や、お酒やお菓子、カップラーメンも販売しており、基本的なものは手に入ります。サンドイッチやおにぎりも販売されていますが、夜遅い時間になると売り切れてくるので、早めの購入がお勧めです。
日帰り入浴の場合でも、5階の「フリースペース」にお湯(ポット)や電子レンジが用意されており、そこでカップ麺やスープ、お弁当類を食べることができます。(もちろんレストランも利用できます。)
…フロントで受付がすんだら、靴をロッカーに預けて4階へ。大浴場や露天風呂、サウナはこのフロアになります。

おにぎりやサンドイッチは早めに購入を
ちなみに簡易宿泊の場合は、別棟のホテル棟には行くことができませんので、注意してください。(基本的に行く必要はありません。)
まずは日帰り料金を払って施設を利用
具体的の施設の利用方法は、まず先程紹介した、3階のフロントで日帰り温泉の料金を支払います。そうすると「タオルと館内着の引換券」と「ロッカーのカギ」が渡されます。
初めて利用される場合はホテルスタッフにここで利用方法などを確認するといいですね。
そして4階へあがり、浴室前にあるカウンターでタオルと館内着を受け取ります。

4階の浴場受付カウンター(写真奥の左側)
なお、ここでは無料のタオルのほかに、有料(200円)で大きなタオルケットもレンタルできます。
仮眠エリアには小さなブランケットもあるのですが、かなり小さくて使いにくいので、こちらがあるとかなり快適に眠れます。在庫数が少なくなる前に、ぜひここで借りておきたいところです。

簡易宿泊の場合は、タオルケットレンタル(200円)がおすすめ
それが済んだら、男女別の脱衣所へ。右側が男性、左側が女性です。
男女の位置は基本的に変わることはありません。(イベントで入れ替わることが稀にあります。)
更衣室の中は撮影できないので写真はありませんが、基本的に荷物はロッカーに預けることになります。

必要なもの(着替えなど)を小さめのバッグなどに移して、大きな荷物はフロントに預けましょう。
その後、温泉などを自由に利用し、好きなタイミングで自分の寝るスペースを確保する形になります。
予約はできないので、混雑時には注意

自由に出入り可能な男女共用休憩スペース
お風呂上がりの休憩や、仮眠をするのは5階になります。
簡易宿泊の場合、自由に使えるリラクゼーションスペースを利用して、リクライニングチェアーや寝転げるスペースを使って眠ることになります。

左側には女性専用スペースがあって安心
寝れる場所は、5階の奥にある「リクライニングチェアのスペース」やその隣の「自由に休憩できるスペース」、そしてちょっと暗くなっている「仮眠スペース(リラックスルーム)」があります。

休憩スペースにはリクライニングチェアが並びます(実際はもう少し暗いです)
そんなこの簡易宿泊の場合は、特に定められた場所がなく、自分で選んだ場所で自由に睡眠を取ると言う形になります。
ただ、注意したいのは予約ができるわけではないので、非常に混雑してる時などは仮眠できるスペースが非常に少なくなっているといった場合もあります。

床にあるマットはフラットな状態で眠れます
床にあるマットは数が少ない(9枚くらい)ので、フラットの方がいい方は早めに確保する必要があります。
神経質な方はちょっと厳しいかも

上の写真はオープンスペースにあるリクライニングチェア。その脇にはマンガなどが置かれたフリースペースがあります。
御覧の通り、仮眠スペースは大きな個人的な仕切りなどは無い形になるので、例えば眠りの浅い方や、音や光に敏感な方、寝付きの悪い方などはぐっすり眠れないかもしれません。

マットを敷いてリラックスできるエリア。夜はもう少し暗くなります。
仮眠をとるのは基本的にすべて「共同スペース」であるため、中には「いびき」をかかれる方もいたり、やはりどうしても人がいると「大小様々な音」があります。
それでも「特に気にしない」「全然平気」と言う方にはいいかもしれません。
■簡易宿泊に「向いている方」
・どこでも寝れる人
・小さな事、音はあまり気にしない人
・他人のいびきや音はあまり気にならない人
■簡易宿泊に「向いていない方」
・神経質で寝付きが悪い
・他人のいびきや音が非常に気になる
・小さなお子さんがいる家族など
できれば「平日の利用」をお勧め

館内には飲料自販機はたくさんあります
ご紹介してきた、意外と知られていないこちらの「簡易宿泊」ですが、土曜日・休前日などはやはり比較的多くのお客さんが訪れます。
この簡易宿泊に関しては、施設は眠れる場所の保証はしていないので、人が多いときは思うところで眠れないこともあるかもしれません。
ただ、平日の利用に関しては、かなり空いていることが多いので、慌てる必要はないと思います。
しかし、前述したように、やはりディズニーパークの閉園時間後に混雑してくる事が多いので、少し早めにチェックインをするようにした方がいいと思います。
数千円で温泉&お泊まりはかなり魅力的
じっくり泊まって楽しみたいディズニーですが、ホテル代が高騰している中、気軽に行けない時もありますよね。また、急に泊まる事になったけどホテルが空いていない…なんてことも。
そんな中で、大人1人約3~4000円程度で泊まれるのは非常に魅力的。特に一日しっかりパークで遊んで、ホテルは寝るだけ…なんて事も多いですよね。

そうした場合はあまり気にせずに「疲れ」と「温泉効果」で熟睡してしまう…なんてこともありそうです。
温泉で疲れた体を癒しながら、翌日も朝からしっかりディズニーで楽しめる…というのは非常に魅力的だと思います。
予約も不要で、気軽にお泊まりディズニーが楽しめるSPA&HOTEL 舞浜ユーラシアの簡易宿泊。機会があればぜひ利用してみてくださいね。