2つのパークにある多くのアトラクション。これらにはもちろんアトラクション自体の楽しさもありますが、隠れたこだわりやストーリー、雑学なども非常に細かくできています。
そんな中、今回はディズニーランドのファンタジーランドにある、「ホーンテッドマンション」に関する雑学を集めてみました。
以前にご紹介したアトラクション紹介ページでも詳しくいくつか触れましたが、今回はそれ以外のさらに細かな雑学などについて触れていきます。
アトラクションの中だけでなく、周辺も不気味な演出が…!
こちらのアトラクションはいわゆる「お化け屋敷タイプ」のアトラクションですが、ただ単に強いと言うだけでなくディズニーらしさが随所にちりばめられたアトラクションとなっています。
ただ単にゲスト驚かせる怖がらせるだけではなく、そこには細かな気遣いが存在します。
以前にご紹介したアトラクション紹介シリーズのこちらもどうぞ→「アトラクションごとの傾向&攻略法【ホーンテッドマンション】その1・その2・その3」
まず建物の入り口付近の庭ですが、こちらは植物や樹木が荒れ放題になっています。これはもちろん演出。更に建物周辺の樹木は怪しい雰囲気をベースするような不気味な樹木が多く使われている事がわかります。
また、この建物入口前にはいくつかの墓石が並んでいます。ここに刻まれている名前は実はこのホーンテッドマンションの開発にあたった関係者の名前と言われています。
この墓石の周辺ですが、よく見ると「地面の土が折り返されて新しくなっている部分」があり、「ついさっき埋葬された新しい墓」様な演出がされています。並んでいるときにぜひ確認してみてくださいね。
ゲストが乗る乗り物は不気味な黒い乗り物。こちらの乗り物は「オムニムーバー(Omnimover)」と言われ、秒速約0.6メートルで前進しながら、横回転も可能なライドシステムです。
アトラクションの中では「ドゥームバギー(Doom Buggy)」と呼ばれ、これは「死の車」という不気味な意味を持っています。
このバギーは他のアトラクションにはない、貝殻のような「独特の変わった形」をしていますがこれにもちゃんと理由があります。
この乗り物は、「後から覆い被さるような形」にすることによって、ゲストの視界を前方だけに限定し、孤独感を持たせるための演出なのです。
またアトラクション内のアナウンス音声についても、場内に統一された音声を流すのではなく、乗っているゲストの耳元で囁くような形になっているのも、こちらも同じ孤独感を出すための演出です。(上の写真がそのスピーカー)
また、このアトラクションは全般的に「こうもり」がモチーフになっている箇所がいくつか見受けられます。
わかりやすいのは建物1番上にある蝙蝠の形をした「風見鶏」。意外に見つけにくい場所にあります。
また、このアトラクションの女性キャストの頭の髪飾りもこうもり。更に、意外に気が付かない部分として、ゲストがライドに乗ったり降りたりする時、ベルトコンベヤーに乗りますが、その地面にもこうもりのマークが記されています。
続いて夜限定のこだわりをご紹介。パークに詳しい方でも、意外と知られていない雑学もあります。まず、アトラクションの建物を正面から見ると、右側には格子とガラスでできたサンルームがあります。(下の写真)
このサンルームですが、昼間は特段何の変化もないこの場所ですが、実は夜になると時々変化が起こります。
実は夜になるとこのサンルームの中に青白い人魂のようなものが時々飛んでいるのです。
これは時間的にも非常に短く、一瞬の事ですし、注意して見てみないとなかなか見つけることができない程度のものです。
建物正面よりも、アトラクションをでてきた出口近くの方が確認しやすいので、ぜひ夜に見つけてみてくださいね。
また、このアトラクションのシンボル的位置づけとも言える、「ヒッチハイクをする3人のゴースト」がいます。
アトラクションのポスターにもなっていますのでワールドバザール周辺でも見ることもできます。
この3人のゴーストですが、実は2013年にリニューアルされたスターツアーズの中に「この3人のをパロディー化したドロイドロボット」が登場しています(下の写真)。ぜひ探してみてくださいね。