東京ディズニーランドやシーにあるアトラクション。人気のものはどうしても待ち時間が長くなってしまいますよね。
公式アプリではアトラクションの待ち時間を見ることができます。そんな中、面白いのは「アトラクションの待ち時間表示にも遊び心がある」と言う事。
一見すると「バグってしまったエラー表示…?」なんて思いますが、実はディズニーらしいこだわりの待ち時間になっている事も過去にありました。今回はそんな所をご紹介します。
この記事のもくじ
エラー表示?実はディズニーらしいこだわりの待ち時間
アトラクションの近くや公式アプリで見られる待ち時間。言うまでも無く、これらは基本的にこれらは待ち時間をゲストに伝えるものです。
そんなこの表示ですが、以下の記事でご紹介した様にエラー表示になる事もあります。
■【超貴重】あり得ないほど長いTDR「アトラクション待ち時間」のまとめ
■888分待ちって何なの?ディズニーアトラクションのとんでもない「待ち時間」一挙まとめ
また、エラーでは無く、ゲストを楽しませてくれるように意図的にいつもとは違う表示を出すこともあります。
■全部見た事ある?待ち時間表示で楽しむ「プーさんのハニーハント」全解説
■あの「13分」待ち表示のアトラクションが他にもあった!レアな体験を紹介
そんな中、今回ご紹介するのは、上記でご紹介した以上に「難解なこだわりの待ち時間表示」。これらは過去に公式サイトで表示されたものを筆者が保存しておいたものです。
ぜひ、まずはその意味を考えてみてください。
バズ・ライトイヤーのアストロブラスターの「39分」
まずは「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」。こちらの表示が「39分」になっていた事があるのです。
しかもこちらは短期間だけの限定的な表示。ではこの「39分」は一体何の数字だと思いますか?
実はこれ、アトラクションや映画にも登場する、バズの敵である「ザーグ」を数字にしたもの。ただ、ちょっとだけマイナー?な認知度でもあり、短期間だけでその表示はされなくなりました。
また同じくこちらのバズのアトラクションで、「82分」になっていた事もあります。これはお分かりだと思いますが、バズ(82)の事。ただ、ちょっと難解ですね。
バズの「34分」って一体ナニ??
続いても同じく「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」。こちらの数字は「34分」。
こちらは登場キャラクターでもないし、名前にも関係無さそう…。一体何の数字なのでしょうか?
…「34分」この言葉は「ミッション」を表すもの。ミッションの「ミ」が3、ミッションの「シ」が4を表します。
このアトラクションではゲストはミッションに参加するためこのような語呂合わせの数字になっていました。ただ、こちらも難解過ぎる為か、すぐに表示されなくなりました。
これは解読不能?スターツアーズの待ち時間
続いては、「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」。2013年5月7日に現在の形にリニューアルされた同アトラクション。
こちらの待ち時間表示が「4」分になっていた事があります。こちらは珍しい一ケタの数字。これは一体どんな意味なのでしょうか?
こちらはスターウォーズファンの方ならすぐにお分かりかと思います。映画「スターウォーズ」シリーズに登場する、超能力の不思議な力である「フォース」を数字にしたもの。
ただ、数字一文字で表されており、この待ち時間(約5分前後)である状態も少ない事から、期間限定ですぐに表示されなくなりました。
また、他にも「43分」の表示があり、これは同映画シリーズに登場する、「シス(ジェダイの騎士と相対する存在で敵役)」を表していました。これは作品をある程度知らないと簡単にはわからないこだわりですね。
最難問?スターツアーズの「54分」待ちって?
続いては最後のご紹介。こちらは最難問と言えるこだわりの数字です。こちらも「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」から。
その待ち時間は「54分」。そもそも同アトラクションは一度の乗車人数が多く、キャビンも数が多い為、あまり長い待ち時間にはならない傾向が強いです。
そのため、50分近い待ち時間になる事がそもそも少ないのですね。更にそんな中での「謎の54分」。これは一体どんな意味なのでしょうか…?
こちらも映画のシリーズをご存知の方ならお分かりかと思いますが、これは作中の有名なセリフ、「May the Force be with you(フォースとともにあらんことを)」からきています。
これだけだとなぜ「54」なの?と思いますよね。実はこれ、最初の「May」はカレンダーの暦の「5月=May」と一緒。更に「Force=4th」 をかけた「54」なのです。
更にこの5月4日は毎年ファンが集う、「スター・ウォーズの日」。毎年5月4日に映画ファンがその映画の文化を祝い、映画を楽しむ日です。
こちらはなかりの難解数字。現在は表示されていませんが、こんな深いこだわりもディズニーらしい所ですよね。
…以上、ご紹介してきたちょっと変わったアトラクションの待ち時間表示。現在はほとんどのものがもう見ることができなくなりましたが、東京ディズニーリゾートらしい配慮です。
現在の待ち時間は東京ディズニーリゾート公式アプリでパークになくても見ることができます。ひょっとしたら思わぬタイミングでちょっと変わった数字になっている事があるかもしれません。
そんなパークにいなくてもこだわりを感じられる待ち時間。時間があればそんな所も探してみてくださいね。