多くのアトラクションでゲストを楽しませてくれるパーク。しかし、やっぱりできれば短い時間で乗りたいものですよね。
しかし、コロナウイルス感染予防の観点などから、現在はファストパスは休止中。実質、廃止とも言える状況で、スタンバイパスが主流になりつつあります。
そんな中、ここではこれまでパークに通って筆者が見つけた「珍しい待ち時間表示」をご紹介します。
この記事のもくじ
スプラッシュマウンテンの「謎の0分待ち」
まずは、ディズニーランドのクリッターカントリーにある、「スプラッシュ・マウンテン」の待ち時間。
一見すると朝早い時間や、冬の閑散期などの空いている時には「0分表示」になる様に思いますが、実際は最小待ち時間の単位は「5分」であり、どんなに待ち時間が短くても通常は「0」になる事はありません。
そんな中ですが、なぜかこの日は「0分」の表示。なかなか見かける事のない、ちょっと貴重な待ち時間表示です。
ホーンテッドマンションの不思議な「1」だけ表示
続いてはファンタジーランドの「ホーンテッドマンション」。お馴染みの待ち時間、「13分」表示ですが、見ていただきたいのはファストパスの利用時間。
こちらがになぜか、数字の「1」だけの表示がされています。これもなかなか珍しい表示。
エラーなのは明らかですが、通常時でもこの部分が「1」だけになる事はありません。(「11時」や「21時」はあります。)ちょっと貴重なエラー表示です。
モンスターズインクの擦れた「20分」
続いては、ちょっとこれまでとは意味合いの違ったエラー表示。
それは、「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」の待ち時間表示。こちらは遠目に見ると特に何の変哲もない数字ですが、近づいてよく見ると…?
「20分待ち」の数字が、なぜか所々欠けています。しかもよく見ると、「20」では点灯しないドットも一部点灯しています。(例えば「0」の右上の◯の位置など)
これはその部分の電球切れだったのか、単なる表示ミスなのか分かりませんが、なかなか見る事のない、珍しい表示ですね。
「タワー・オブ・テラー」の通常は出ない数字
続いては「タワー・オブ・テラー」の表示。ご覧の通り、ファストパスのリターンタイムの「時」と「分」の部分、なぜか最初の「分」の所が、「01」の表示になっています。
ここは通常時では5~10分単位なので、「01」の表示になる事はありません。こちらもちょっと珍しいエラー表示ですね。
プーさんのハニーハントの不思議な数字
続いては、「プーさんのハニーハント」の不思議な数字。ご覧の通り、なぜか持ち時間の1番小さい分の所が、「01」になっている表示。
もちろん実際の待ち時間を示している訳では無いですが、ファストパス利用時間が「まさかの1分間」とも受け取られてしまう(?)ようなエラー表示ですね。
ちなみに、このプーさんに関しては、こちらの記事『全部見た事ある?待ち時間表示で楽しむ「プーさんのハニーハント」全解説』でも触れたように、待ち時間でもゲストに楽しみを与えてくれます。
こちらも併せてご覧になってみてください。
「タワー・オブ・テラー」のとんでもない待ち時間?
続いては再び「タワー・オブ・テラー」の表示。ご覧の通り、待ち時間がとんでもない数字、「888」になっています。
もちろんエラー表示ですので、待ち時間ではないですが、仮にこれを本当に待つとすると、なんと「14時間48分」。パークの営業時間を軽く超えてしまいますね(笑)
ただ、意外にもこの「タワー・オブ・テラー」は学生などの若いゲストに人気の絶叫系アトラクション。コロナ前の通常営業の時、更に人気の春休み時期等には。300分を超える待ち時間になる事もありました。
何も知らない方が見たら、本当に「そんなに待つの!」と思ってしまう事もあるかもしれませんね。
また、他にも写真は無いのですが、通常営業前に待ち時間の3桁の数字の部分が、「TST」(テストの意味と思われます)になっていた事も実際にあります。
…いかがでしたでしょうか。
現在はファストパスは休止(事実上の廃止)で、スタンバイパスの制度になり、待ち時間表示がなくなってしまったアトラクションもあります。
現在はスマートフォンを使ってこうした待ち時間を見たり、今後もこうしたデジタル化していく可能性が高くなっています。これからはこうした表示を見る事もできなくなっていくのかもしれません。
便利になっていくのは非常に助かりますが、こうしたアナログならではエラーなどもリアルさがあって良いかもしれませんね。