ディズニーランドの朝の開園待ち。どこに並べばいいのか、早く入園するポイントについて解説。どれくらい早く到着した方がいいかや、入園ゲートの列のでき方、早朝の開園待ち攻略、長時間待ちの列、トイレ対策についても詳しく説明していきます。
この記事のもくじ
ディズニーランドに到着!さて、どこに並べばいいの?
さて、いよいよディズニーランドに到着。さっそく並ばなきゃ~!と言う事で、どこに並ぶのがいいのか…というのがあります。しかしながらゲートは半円形に並んでおり、現実的にどこに並べばかなり有利!というのはあまりありません。ただ、目的が明確ならばそれなりに考える必要があります。
例えば、朝入園してから、ガイドツアーに申し込みたいのならば向かって左側のゲートが近いですし、キャラクターのグリーティングでは同じく左側にミッキーがいる事が多い…なんていう事もあります。
また、単純に「モンスターズインク~」のファストパスを取りたいのなら、右側の方が近い…という感じもいたしますが、実際はワールドバザール中央の入口を通る形になりますので、実はさほど大きな差はありません。
この入園ゲートですが、ゲートオープン直後には多くのゲストが走ってアトラクション等に向かいます。(安全の為、パーク側としては走ることは遠慮していただくようにお願いはしています。)そのため、その走る人波に巻き込まれたくないのならば、右側の大型ショップ「グランドエンポーリアム」の店舗の中をゆっくり歩いて進むのもオススメです。
この朝の入園ゲート前、オープン直前の場合は現実的にはどこに並んでもそれほど大差はありません。しかし、ここでポイントを3つほど。
これは集団心理とでもいうものかもしれませんが、オープン間際の時間帯は駐車所側と舞浜駅側からくるゲストが多くなり、どうしても開園直前は「荷物検査を超えて、近い場所にある列に並ぶ人が増える傾向」があります。意外に両端側のゲートはかなり少ない…なんていうケースもありますのでご参考に。
また、雨の日や今にも降り出しそうな天気の時は、上の写真の様に「屋根がついている列にゲストが集まりますので、空いているゲートを捜す」のも手です。ただ、ほぼ立ったまま雨の中で待つ事になりますが…。
さらに細かな話ですが、先頭付近のグループはシートを敷いて長時間待っている方が多くいます。開園時間が近くなると、キャストの指示でその列が圧縮されますが、当然の様に、シートを敷いているゲストが前方に多いほど、圧縮されて列が短くなるのでこれもご参考に。
チケットを持っていないのなら分かれて並ぶのが鉄則!
これは殆どの方が知っている有名なお話ですが、当日の入園チケットを持っていなければ購入窓口にも並ばなくてはなりません。また、各種割引券又はファンダフルディズニーなどの割引を使いたいのであれば、同じくここに並ばなくてはなりません。
混雑時には長い列ができる入園ゲート。そうした場合は併せてチケットブースの列もかなり伸びます。近年では事前にチケットを入手しておく事が広く知れ渡り、どうしようもない程の長い列になる事は少なくなりましたが、それでも混雑時はかなり時間がかかります。
こうした場合は言うまでもありませんが、チケット購入列に並ぶ人と入園ゲート前に並ぶ人を分けるのが基本です。ただ、早朝から来た場合はそれほど早くチケットブースにまで並ぶ必要はありません。通常このチケットブースは「開園時間の30分前にオープン」しますので、その時間前に様子を見て並べばいいと思います。
この方法はほとんどの方が既に実践されているとは思いますが、カップルの場合は一緒に並んでいる場合が多いですね。お気持ちはわかりますが、混雑具合を見て調整してください。
さて、次はどれくらい前に行けばいいのか、注意点は?などについて触れていきましょう。
アトラクション中心?ショー中心?目的に合わせて到着時間を設定!
冬の時期などを除き、朝8時~9時、夜は毎晩22時まで営業しているディズニーリゾート。それだけ長い時間やっているんだから、ゆっくり行けばいいよ~!と、言う方もいらっしゃると思います。もちろんそうした雰囲気を楽しむのもひとつのパークの楽しみ方。
ただ、そうしたパターンでは多くのアトラクションに乗ることはほとんどできませんし、支払ったパスポート代金の割にはパークを何となくうろうろ散策して終わっちゃった…と言う場合もあります。
パークに行く上で、まず基本的な事ですが、「ディズニーランドで何が目的なのか?」を明確にしておく事が必要になってきます。例えば、乗り物が苦手で、人気のコースター系はほとんど乗らない、ショーやパレードを中心にしたいのであれば、それほど早く行く必要もありません。
上の写真は開園間際の様子ですが、ご覧のとおり、この時間は混雑していると入園するのに10~20分程度かかる場合もあります。こうした混雑が解消した後(オープン時間から概ね30分以降)に行くのもいいと思います。
人気のショーによっては早々に場所取りが始まる事が多いですが、乗り物に乗らないのであれば、希望のショーの時間に併せて行く…と言う程度でも構わないと思います。
反面、アトラクションにできるだけ乗りたい!という方にとってはやはり「できるだけ早く行く事」です。アトラクションにどれだけ乗れるかというのは、この朝の到着時間に大きく左右されます。
ディズニーランドの朝、いったい何時に行けばいいの?
上記で触れたように「何が目的か」で大きく左右される到着時間。しかしながら、ほとんどの方はできるだけアトラクションに乗りたい!というケースがほとんどだと思います。
これはあくまでも個人的な意見ですが、一般的にアトラクションをできるだけ多く楽しみたい!というならば、1時間前に到着しているのは「当たり前」といって良いくらい。できれば二時間前くらいに行ければベストです。
そんな中、季節ごとの朝の入園ゲートの並び列の推移について、ざっとポイントにしてみました。もちろん季節や人気イベントによって、その傾向はかなり変わりますが、概ねの傾向は以下のとおり。
【春】
それほど出足は早くない。二時間前で前から10グループ以内程度。ただし春休み期間は電車の到着と共に一気に列が伸びる。防寒グッズは必須。
【夏】
夏休み期間は遠方からの自家用車ゲストが一気に増えるので、前日深夜&早朝到着組が多く、ゲート前の出足がかなり早い。先頭を確保したいのなら3時間前でも厳しい程度。二時間前でも、15グループ前後。
【秋】
人気の季節で後半になるにつれて出足は早まる。二時間前で、10グループ程度。学生が増える時期なので、1時間前になると一気に列が伸びはじめる。振替で日曜より月曜が混む日が増える。
【冬】
11月上旬は空いているが、12月のクリスマス時期の出足はかなり早い。二時間前で、15グループ程度。寒くても出足は早い。
…と、いった感じ。もちろんこれは大まかな個人的な感覚ですので、目安として参考程度に。ただ、季節を問わず、全体の傾向として、1時間単位で集まるゲストに変化があります。「二時間前」と「一時間前」に波があり、そのタイミングでゲストが集まる傾向があります。
混雑のピーク、開園間際の到着はできるだけ避ける!
これまでも書いてきましたが、言うまでもなく、できるだけ早く到着したい入園ゲート。しかしながら、支度や着替え、乗り換えなどで気がついたら開園間際の時間帯に…。なんていう方も多いと思います。
しかしながら、このオープン直前の時間帯は一番避けたい時間。もちろん混雑しているピークである事がその理由ですが、電車も混雑、荷物検査も混雑、駐車場も混雑、併せてトイレは行列、チケットを持っていなければ並ぶ必要が…と、何をするにも並ぶ必要がある時間です。
上の写真の様に、パークの開園に近い時間は「JR舞浜駅側」の方向からゲストが一気に訪れます。舞浜に電車が到着すると、パークへ向かう人の列ができます。また、この時、舞浜駅側から来ると、向こう側(駐車場側のゲート)が見えにくい事もあり、開園間際の時間帯はこの「舞浜駅側の列が伸びる傾向」があります。
もちろんタイミングにもよりますが、できるだけこの開園間際の時間は避ける事が重要です。また、友人などと待ち合わせする場合は遅刻などを考えて、「ディズニーランドで直接待ち合わせをする」というのも有効な手段ですね。
また、入園待ち列の後方になると、アーリーエントリー(開園が早まる)の情報や、開園前に急遽発生したアトラクションのシステム調整などのアナウンスが聞き取りにくい事もありますので注意が必要です。
早朝から並び始まるケースは
ディズニーランドの入園ゲートの朝はとても早く、特に混雑時期であればあるほどその傾向は強くなります。
極端な例ですが、連休やハロウィーン、クリスマスなどの週末や入園制限クラスの混雑時期には、パークが夜に閉園してから、もう間もなく翌日のディズニーランドに入りたいゲストが自家用車でゲート前に並び始める…という場合もあります。
しかし、現実的にはそこまで必要以上に早く行く必要はありませんが、当然それなりの覚悟で行く事が大事です。今回はそんな早朝の事情や、朝の長時間待ちや入園間際に欠かせないトイレ等について解説していきます。
始発が来ないくらいの早朝なら、舞浜駅側の方が早い!
かなり朝早い時間に自家用車で訪れる場合という前提で話を進めます。
この早朝から行く場合は電車なのか、自家用車なのか…で、状況はまた少し違います。ご承知のとおり、ディズニーランドは時期により、オープン時間が異なります。まず、一番最初に駐車場ゲート(こちらの写真)が開いて、車を駐車場に停め、その後ゲストは荷物検査のゲートの横に並びます。(上の写真)。
さほど混雑期ではない時は、だいたい開園時間の二時間前にこちらも開きますが、混雑期にはもっと早まります。この荷物検査の場所は反対側の舞浜駅方面からの入口にもあり、こちらにもゲストが並びます。
ここでちょっと早く並べるコツをひとつ。…電車でディズニーランドを訪れる場合、東京駅方面から舞浜駅に到着する最初の電車は朝5時頃です。
当然、この始発電車がまだ来ない程度の早朝の場合、基本的にこの舞浜駅側から来る人はいません。反面、駐車場側からは前日深夜などに早く到着した方が比較的早い時間から並ぶので、「まだ始発が到着しないくらい朝早い場合は舞浜駅側に並んだ方が列が短い」という傾向があります。
この事から考えると、朝早く自家用車で来られる場合は、舞浜駅のロータリー(上の写真)で代表の人を降ろして、車は駐車場へ。代表の人は駅の改札がある階(二階)に上がり、写真左側のボンボヤージュの前を通ってペデストリアンデッキ(下の写真)を通ってディズニーランドの荷物検査前に行けばその橋沿いに並ぶ事ができます。…ちょっとわかりにくいかもしれませんが、これも有効な方法です。
ただ、時間が早すぎると、舞浜駅敷地とディズニーランド側の敷地境界(ボンボヤージュの手前)にはロープが張られており、その先には進めない事がありますのでご注意を。
せっかく早く並んだのに…!入園前のトイレは早めに済ますのが鉄則!
さて、なんとか入園ゲート前もそれなりの場所が確保できたし、後は入園時間を待つだけ。そろそろかな~?と言う時にちょっとトイレに行きたくなっちゃった~。まだ開園には間に合うから…と、トイレに行ってみたら、なんと物凄い行列が!!
こうした経験をお持ちの方も多いと思いますが、これは結構焦りますよね。せっかく朝早くから来たのに家族や友人がトイレから帰ってこない…!そして開門時間が…。なんて事になったら計画も台無し。このディズニーランドの開園直前のトイレ渋滞はかなり伸びる事があります。
そのため、かなり余裕を見てトイレに行かないと、場合によっては20分~30分以上かかってしまう場合もあります。特にこの入園ゲート周辺はトイレの数もさほど多くなく、進みがかなり悪いです。特に女性側のトイレは長い行列になる事もよくあります。小さなお子さんやトイレが近い方はできれば1時間くらい前には一度済ませておく事をお勧めします。
そんな中、一番目立つところにある、リゾートラインのディズニーランドステーション駅舎下にあるトイレが一番混雑すると思われます。近年は駐車場側の荷物検査入口横にも増設(上の写真)されましたので前ほどの混雑はなくなりましたが混雑時は要注意です。
そんな中、実は穴場のトイレがあります。それは舞浜駅方面から来るペデストリアンデッキ。この長い橋からバスのロータリーに降りる小さな階段があります。(この記事の上から4枚目の写真参照)実はかなり目立たないのですが、ここにも小さなトイレがあるんです。
上の写真がその場所。階段と橋の「影」になっており、駅方向から来たゲストはほとんど見えない場所にあるため、大きさ的には小さなトイレですが、比較的空いています。
元々はこのロータリーから出発するバスの乗客の為に作られたトイレなんですが、この目立たないところにある事と、荷物検査の「外」にあるために、いつも空いています。開園直前にどうしても行きたくなった場合はこちらもなかなか使えますので覚えておくといいでしょうね。