8月6日(土)より、東京ディズニーランドホテルにおいて、目隠しをして、フルコースをいただく、食のアトラクション、ディズニー・ダイニング・ウィズ・ザ・センスが始まりました。
8月7日(日)のディナーの会に参加してまいりましたので、その様子をレポートします。
この記事のもくじ
ディズニー・ダイニング・ウィズ・ザ・センスとは?
ディズニー・ダイニング・ウィズ・ザ・センスとは、東京ディズニーランドホテルが送る、目隠しをして、フルコースをいただくことができる、スペシャルイベント。
3年前から実施されており、過去には、美女と野獣、アラジン、リトル・マーメイドといった、言わずと知れたディズニー映画の名作をテーマに届けられました。
今回のテーマは、ライオン・キング。プライドランドの若き王様、シンバが、幼少期から王様になるまでの葛藤を描いたディズニー映画。これも言わずと知れた名作ですね。
最近、知ったのですが、挿入歌である『愛を感じて』(Can You Feel the Love Tonight)の作曲者は、エルトン・ジョン氏だそうです。
通常回は、アルコールも飲み放題で提供されるので、大人だけが参加できる食のエンターテインメント。学生の方も参加できるように、学生限定回も設けられています。
前回のテーマは、リトル・マーメイド。その時のレポートがこちらですので、よかったらご覧ください。
参加方法は?
チケットは事前に、ローソンチケット(インターネットまたはローソン・ミニストップ店頭「Loppi」)にて予約券を購入することが必要です。
参加料金は、おひとり13,000円(税込 ※通常回 学生限定回は、税込12,000円)ですので、決して安い金額ではありませんが、ディズニーホテルでディナーをいただくのと似たようなお値段です。
(自称)怪しいマジカルシェフと楽しいグリーティング
受付を済ませて、同意書(今回、参加するにあたり、例えば、「アイマスクをつけた状態で飲食をしていただくため、エプロンなどはご用意しておりますが、衣服や靴などが汚れてしまう可能性があります」「演出の特性上、事前に料理内容は教えられません。アレルギーに関するリクエストもお受けできかねます」「相席となる可能性があります」「撮影、録音はできません」「キャラクターのグリーティングはありません」などなど)にサインをしていると……。
ミッキーのソーサラーハットを彷彿とさせるマスクをした(自称)怪しいシェフ……ではなく、今回のイベントの案内人、マジカルシェフが登場です。
そして、今回のディズニー・ダイニング・ウィズ・ザ・センスの紹介をしてくださり、実際にゲストのイマジネーションを、持っているクロッシュを通して、覗き見してしまう場面も。
もちろん、こんな感じで、気軽に記念撮影にも応じてくれます。良く通る渋い声で、数名の女性の参加者から「カッコイイ」と言われていましたよ。
さあ。目隠しをして、プライドランドへ!~Use Your Imagination~
※ここからは、目隠しをしてのお話になりますので、文章が続きます。ぜひ、皆さまのimaginationでお楽しみくださいね。
目隠しをして、キャストの方に手を引かれ宴会場の中に入ると、そこはもうプライドランド。鳥や獣たちの泣き声がBGMで流れています。少し、ジャングルを意識しているのか、(食事が進むと気にならなくなりましたが)空調は少し暑めに設定されていた様な気がします。
自席に案内されると、キャストの方の手ほどきを受けながら、椅子とテーブルの位置を確認し、席に着きます。
テーブルの方が揃ったところで、エプロンを身につけ、すでにマジカルシェフの魔法で表れたアミューズをいただきます。手づかみでいただける揚げ物で、マッシュしたジャガイモが入っていた……ような気がします。
アミューズを食べ終わると、自己紹介タイムととなります。特にマジカルシェフからお話があったわけではありませんが、自然とそうなりました。
私の右隣りには、静岡から男性がおひとりで、正面には埼玉からいらした女性が、右斜め前には大阪からいらした女性が座っていました。
目隠しをしているので、その人を認識できるのは声のみ。表情はおろか、服装も分かりません。
こういうシチュエーションは、なかなかないと思いますが、最初の一声を恥ずかしがらずに声をかければ、意外とすんなり、話の和に入ることができますよ。
また、幸いにも、私が参加させていただいたグループは、行く頻度は大なり小なりありましたが、全員ディズニーリゾートが大好きで、自己紹介がてら、TDSのミニーのトロピカルスプラッシュのバナナダンスの話題で盛り上がりました。
そして、ゲストの皆さんが落ち着いたところで、いよいよ開宴。もうすでに、シェフの魔法で、乾杯用のスパークリングワインが注がれていて、「クワ アフィヤ」(スワヒリ語で『乾杯』の意味)と乾杯。
食事は、先に出されたアミューズを含めて、全部で10品。全て、プライドランドの仲間たちをイメージし、彼らが住むジャングルにインスパイアされたお料理。
予め、食べやすく一口サイズにスプーンに乗せられている食事から、豪快に手づかみでいただくもの、マジカルシェフの合図とともに、割ったり、潰したり、かき混ぜたりして、味を調えてからいただくものまでバラエティーに富んでいました。
目隠しをしているため、いつ、どんなタイミングで、お料理が提供されているのか分かりません。
マジカルシェフの魔法で、いつの間にかお料理が登場して、いつの間にか皿が下げられている……という思いを何回も味わうことになります。
私たちも会話の中で、「え? 皿がなくなっている」「嘘? まだ私の皿は残っているよ」という会話を幾度となく交わしました。
それは飲み物も同じで、最初、私たちのテーブルはアルコールを頼んでいたのですが、ちょっと、辛口で口に合いづらかったので、途中からソフトドリンクに変更いたしました。
すると、アップルジュースがオレンジジュースに変わり、別の方は、ジンジャエールが来たり、ハーブティーの様なお茶が来たり……とめまぐるしく変わりました。
食事をしている最中は、プライドランドの仲間たちが本当にすぐ側にいるような感覚。食事が進むごとに、このイベントの為に組まれたオリジナルストーリーが進んでいきます。
もちろん、BGMはライオンキングで登場する、有名な楽曲。思わず、歌いだしてしまいますよ。
時折、マジカルシェフがいつの間にか隣に現れて、今食べた食事の感想を求められるゲストもいらっしゃいました。
また、マジカルシェフに、質問をするコーナーもありました。
そして、デザートと食後のコーヒーを味わい、ライオンキングの余韻に浸った後は、名残惜しいですが、アイマスクをつけたまま、お開きとなります。
退場後は、前回と同様、お食事のサンプルを拝見する事はできますが、写真撮影はNGでした。実際に拝見して、想像と同じものも違うものもあり、いかに視覚に頼って、食事をしているかもわかります。
実は、口に入れた時の食感や見た目が苦手で、ずっと食わず嫌いの食材が出ていたのですが、食事のサンプルを見るまで、それだとは気づきませんでした。
これからも、積極的に口にすることはないと思いますが、もし、その食材が入っていても、今度は大地と海の恵みに感謝をして、極力いただけるよう、努めていきたいです。
ちなみに、私の同行者は、誤ってワイングラスを倒してテーブルを汚したそうですが、すぐに気づいていただき、テーブルの上におしぼりを素早く敷いて対応してくださったそう。
開催は今月末まで
お開き後は、使用したアイマスクと引き換えに、プライドランドの仲間たちが描かれた、小さなグラスがいただけます。
今月は、7日(日)以降では、8日(月)、9日(火)、10日(水)、11日(祝・木)、12日(金)、13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、24日(水)、25日(木)、26日(金)、27日(土)に開催が予定されており、概ね、ランチの時間帯の公演とディナーの時間帯の公演が設けられていますが、日程によって開演時間がことなりますので、公式ホームページをご覧ください。
もし、機会があったら、本当にプライドランドに迷い込んだ素敵な時間が過ごせますので、ぜひ一度、体験してみてはいかがでしょうか。
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございます。