
さて、今まで色々と混雑する季節や曜日、時間帯などについて触れてきました。これらを参考にして、空いている時期の平日を選んだし、パークスケジュールもバッチリだし、計画もOK!後は当日を待つのみ!と、これで準備はできた!
…という方も、ちょっと待ってください。実はもう少し大事な事。いつでも混んでいるディズニーランド・シーですが、さらに注意をしなければならない日がいくつか存在します。せっかく空いている時期を選んでバッチリ予定を立てたのに、いざパークに来て見たらスッゴイ混雑してた…!なんて言う事もありえます。
ここでは、週末や祝祭日以外にもカレンダーからではわからない、「パークが突発的に混む日」をご紹介していきます。
平日真ん中だとしても大混雑!要注意は「県民の日」

年間を通じて多くのゲストが訪れるディズニーリゾート。他のテーマパークや遊園地に比較するとそのゲスト数は国内では断トツの集客率を誇ります。しかしそんな中でも混雑具合には「波」があります。今までも触れた様にできれば空いている時期を選ぶのがより楽しめる方法です。
しかしながら、そうした混雑のデータも関係ない混雑日が年間いくつか存在します。私が感じる中で一番影響が大きいと思われるのが、「県民の日」。この県民の日という言葉は馴染みの無い方もいるかと思いますが、これは各都道府県全てにある訳ではありません。
参考にディズニーリゾートに隣接する近い県ですと、「千葉県 6月15日」、「栃木県 6月15日」、「東京都 10月1日(都民の日)」…などがあります。ただ、この記念日は、存在する県だとしても県等が「記念の日」と定めているだけで、特に普段の日と変わらない場合も多くあります。

しかしもっとも気をつけなくてはならないのが、埼玉県と千葉県、茨城県。この3つの県は県民の日に「県内の公立小・中学校・高校が休日になる。」と言う事です。特にディズニーリゾートのある千葉県のお隣、「埼玉県民の日」(毎年11月14日)は要注意。公立学校が休みになるため、県内の生徒が一気にディズニーランド・シーに押し寄せ、入園制限手前くらいまで混雑します。
「それくらい大した事ないんじゃないの?」とも思われそうですが、参考までにこんなデータを。文部科学省が行う「学校基本調査」によると埼玉県の学校数(私立含む)は平成23年度データによると、2,300校あります。(ちなみに茨城県は1,528校)もちろんこれ全員がパークを訪れるわけではありませんが、平日真ん中だとしてもかなりの混雑になりますので避けた方が無難です。
近隣県の受験日にも要注意!受験以外の学生で混雑必至!

また、これ以外にも混雑の要因となる時期があります。それは冬の受験シーズン。こちらも近隣県との関係が深いのですが、公立高校等の受験日程により受験者ではない1・2年生は学校が休みになるため、こちらもパークが混雑します。例年2月~3月にかけてこの受験が行われますので、この時期に予定がある方は年のため調べた方がいいでしょう。
この受験日は少しでも影響の少ないところを選びたいのですが、この受験日は2・3月にどうしても集中し、近隣県で少しづつずれているので、ある程度は仕方ない部分もあります。…参考までに今年(平成24年)のデータは以下のとおりです。
【県立高校受験日】※2012年のデータです。
神奈川県(前期) 1/25(水)~26(木) (後期)2/16(木)~17(金)
千葉県(前期)2/14(火)~15(水) (後期)3/1(木)
東京都(前期) 1/27(金) (後期)2/13(月)
埼玉県 3/2(金)
茨城県 3/6(火)
また、これ以外にも主に首都圏の私立中学の入試日も若干影響があります。ご覧のとおり、全て平日に行われるため、パークに行ってみたら混んでいた…という場合が多くあります。これらの受験日については各県等の教育委員会のページに6月くらいに発表されますのでご確認を。
・神奈川県教育委員会 ・茨城県教育委員会 ・千葉県教育委員会
・東京都教育委員会 ・埼玉県教育委員会
…いずれにせよ、この時期は受験&卒業旅行シーズンになるので、平日も休日も学生が多くなります。ただ、全体的には入場制限クラスまでの混雑にはならず、普段の土曜日程度かと思われます。ご参考に…。