老若男女、幅広い人が楽しめる東京ディズニーリゾート。ショーやアトラクションだけでなく、たくさんの魅力が広がっています。
しかし、中には「待つのが苦手」、「混雑が嫌い」と言う人も多くいるのも事実。「みんなが大好きなディズニー!」と考えがちですが、そうではない人も…。
そんな中、混雑する事、待つ事が苦手な友人、パートナーと行く場合にはどうすれば良いのかについて考えてみたいと思います。
この記事のもくじ
「誰もがディズニー好きではない」と言う現実
そんなに混雑していない時期でも、人気のアトラクションは1~2時間以上待つのが普通とも言えるディズニーリゾート。
また、ショーやパレードを待つ人は、最低でも1時間、本当に好きな方は3~4時間、更にもっと人気のエンターテイメントは、朝の入園からずっと待つ…なんて言う事が珍しくない現状でもあります。
それほど魅力的なショーも多いのですが、一般的にはそこまで待つ事はできない方も多いですよね。
例えば友人や家族、パートナーに「ぜひ楽しみを知ってもらいたい!」と言う善意の気持ちであっても、無理にそれを勧めることによって、逆に「更に嫌いになってしまう」と言うこともあります。
誰もが好きなディズニーと言うイメージはあると思いますが、そうではない人もいるという事は改めて知っておくことが必要と言えるかもしれません。
そんな中、無理なくできるだけ待たずに、混雑が苦手な方にも好きになってもらう方法を考えてみたいと思います。
1.「何がイヤなのか」を事前にヒアリング
述べてきたように、ディズニーが好きではない人と一緒に行く場合、「何が嫌いなのか」をリサーチしておく事も大切です。
「長い時間待つのが嫌」と言う事ならば、ある程度の工夫で何とかできますが、もっと根本的な「混雑が嫌い」と言った場合などは、「行く日のチョイス」を慎重にしなければなりません。
他にも「金額が高い」や、「高いだけでご飯が美味しくない」といった理由の場合、その先入観を覆してあげられるだけのプランを立てる必要もあるからです。
好きな人から見れば「全て好き」ではありますが、そうではない人から見ると、逆に「全てが嫌い」に見えてしまう可能性があることも考えておきたいところです。
2. 大原則の「混雑時期に行かない」
一番シンプルな対策の方法としては、「混雑時期の週末」や「連休の中日」などには「絶対に行かない」と言うことです。
これまでも似たような話はしておりますが、アトラクションが3時間待ち程度になるような、大混雑日には正直申し上げて、「どんな対策をしても快適に過ごす事は現実的には無理」です。
例えば、高額のバケーションパッケージ等を使えばそれも可能ですが、なかなか簡単にそうはいきませんよね。
そうした混雑が苦手な方と一緒に行く場合は、できれば週末を避け、比較的空いている時期を選んでいく事が重要です。
3. 食事はちょっと良いものをチョイス

パークが苦手な方は、少なからずパークに軽い嫌悪感などを持たれていることが多くあります。中でも顕著に出やすいのが「食事」。
「どうせ高くておいしくないんでしょ?」と思っている場合が多いと思います。
そうした方には、できるだけテーブルサービスでプライオリティーシーティング対象の少しゆったりと楽しめるレストランを予約しておくのがいいと思います。
それでなくても、現在のパークの事前予約不要な一般的なレストランは、「紙皿での提供」が主になっており、その割には比較的値段も高めになっています。
そうした部分から、さらにそうした良くない印象が強まってしまうことを防ぐため、「パークでもこんなにおいしいご飯が提供されているんだ!」と、プラスのイメージを持ってもらうため、少し単価の高めのレストランを味わってもらうのも良い方法かもしれませんね。
4. 早めのキャラグリでミッキーとの触れ合い
パークに対して、比較的「冷めた視線」の方はキャラクターに関しても、「どうせ中に人が入っているんでしょ?」と言うのはよく聞く言葉。
もちろん事実は事実としてありますが、そうした方でも、意外とミッキーなどに直接触れ合って、キャラクターグリーティングをすると見方が変わったりするもの。
ただ、人気のミッキーのキャラクターグリーティングは長時間待ちになりがち。
できるだけ早めの時間帯に触れ合わせてみることで、ひょっとしたら「キャラクターヲタ」に目覚めてしまうこともあるかもしれませんね。
5. 並びながらも楽しめる情報を調べておく
特に「待つことが苦手」の方に対しては、明確な対策方法としては、「待たせないこと」しかありません。
これが一番難しいところではあるのですが、待つことが苦手な方は「ただ、何もしないで待つ」のが嫌いな方が多いと思います。
そうした方に楽しんでもらうためには、アトラクションの待ち列(Qライン)にある、細かなこだわりやトリビアなどを事前に調べておいて、ある程度は説明してあげられるようにすると良いと思います。
その際もあまり難しい話題ではなく、わかりやすい隠れミッキーや、深過ぎないトリビアなどが覚える方の負担にもならなくていいいかもしれませんね。
6. 無理させず、欲張って連れ回さない
慣れてない方を楽しませてあげようと思うと、計画的にあれこれと考えることも多いと思います。
その気持ちはもちろん大切だと思うのですが、そうすることによって、一日振り回してしまい、逆に疲れさせてしまうこともあります。
そのため、予定は細かくたくさん入れたい所ですが、あえて余裕を持たせたスケジュールにし、途中で「休憩時間を長めに&回数を多めに取ってあげること」も大切です。
お酒が飲める方ならば、ここは重要なポイント。現在はディズニーランドでもアルコールが飲めるようになっていますので活用したい所です。
ただ、ディズニーシーに比べると気軽に飲める場所はそんなにたくさんありませんので、その辺の場所もチェックしておくこと良いですね。
7. できれば泊まってゆったりスケジュールで

ホテルミラコスタ
こちらもシンプルな方法ですが、できれば「お泊まりディズニーでゆっくりゆったり体力も気力も余裕のあったスケジュール」で連れて行ってあげる事も良いと思います。
お泊りでも、意外にもオススメなのは「1泊しても、あえて無理に二日間パークに行かないこと」。
「え?それじゃ、もったいないのでは…」と思うかもしれませんが、初日にいずれかのパークで遊んで、その日は泊まって、翌日はゆったりさせてあげる事。
そうすることによって、泊まる日は「少々疲れてもこのまま近くに泊まれると言う安心感」があれば気持ち的にも余裕ができます。

浦安ブライトンホテル東京ベイ Room Danran ~South Grand View
そして、実際に疲れてもホテルで翌朝もゆっくりすることで、自分も相手も気持ちと体力に余裕ができます。
無理して翌朝も早くから行く事で、「やっぱり、ディズニーは疲れるし、眠いし、つまらない」となってしまうことも多いので、意外と効果的だと思います。
…以上、色々述べてきましたが、あまり慣れていない、あんまりディズニーが好きではないと言う方には、「全体的に余裕を持ったスケジュールを組んであげること」が大切ではないかと思います。
もちろんせっかく行くならば、めいいっぱい一緒に楽しみたい所ですが、無理強いをして、更に嫌いになってしまったら、今後行きにくくなってしまう事もあるかもしれません。
そんな方でもいつかはきっとパークの魅力に気が付いて、むしろハマってしまう可能性も…?
いい意味で、「ディズニーは楽しいもの!」に洗脳しちゃいましょう???(笑)