【ディズニーシー】混雑時におすすめの時間の使い方は?混んでても楽しむ方法を解説

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新型コロナウイルスによる制限から徐々に復調しつつある東京ディズニーリゾート。海外からのゲストも増え、だんだんコロナ前の賑わいを取り戻してきましたね。

そんな中、連休や週末など非常に混雑している日は、「何もやることがなくなってしまった…」と言うこともありますよね。

今回はそんな時に楽しめるポイント、前回は《ディズニーランド編》【ディズニーランド】混雑対策!混みすぎていてやる事がなくなった時どうする?を紹介しましたが、今回は《ディズニーシー編》をお届けします。少しでも皆さんの参考になれば幸いです

困ったときの「マーメイドラグーン」

まず、ディズニーランドに比べて、後から作られたシーでは、「ランドには無かった様々な改善点」等が見られます。

そんな中の一つが、「マーメイドラグーン」。ディズニーランドでは混雑時や雨が降ったり、悪天候の時は特に小さなお子さんが安心して遊べる場所が実質的にありませんでした。

そのため、後からできたディズニーシーでは、完全屋内施設である「マーメイドラグーン」のアンダー・ザ・シーエリアでは、大きな屋内施設で天候に関係なく、安心して大人も子供も遊べる場所が広がっています。

こちらの特に「アリエルのプレイグラウンド」では、ほぼ待ち時間無く探検や冒険ができる様になっています。

もちろん冷暖房完備で気温や天候に関係なく楽しめます。下記の記事ではそれぞれの場所を紹介していますので参考にしてみてくださいね。

アトラクションごとの傾向&攻略法【アリエルのプレイグラウンド】その1

アトラクションごとの傾向&攻略法【アリエルのプレイグラウンド】その2

SSコロンビア号で豪華客船のゲスト体験?

続いてはアメリカンウォーターフロントのシンボルとも言える、豪華客船「S.S.コロンビア号」。

こちらもパークに慣れていない方は、ご存じない方が多いかもしれませんが、船内の一部や甲板まで入って散策することができます。

特に晴れて気持ちの良い日の甲板に上るのは、とても気持ちが良いもの。

シーの美しい風景だけではなく、南側に広がる、本物の東京湾も見られます。

また、天気が良い日は羽田空港や、東京湾アクアラインの海ほたるも見ることができます。

【検証】海ほたるから東京ディズニーリゾートはどう見える?意外なスポットを紹介

最近は写真を撮る方が増え、混雑している時もありますが、豪華客船ならでは…の船内の豪華な階段や長い通路など、なかなか乗る機会の少ない豪華客船の雰囲気を味わえます。

以下の画像から、甲板からの360度の全天球画像が見られますので参考にしてみてください。(PCの方は下の画像の左下、「THETA」の文字をクリックすると大きくなります。)

SSコロンビア号船首から眺める東京ディズニーシー。借景を利用した「現実」と「非現実」が混じり合う広大な空間。 #TDR全天球画像 – Spherical Image – RICOH THETA

「貨物倉庫」のレストランのこだわりを探してみる

続いては、こちらもアメリカンウォーターフロントにあるレストラン「ドックサイドダイナー」。

以前は「セイリングディ・ブッフェ」と言うプライオリティーシーティング(事前予約)対象のレストランで、なかなか気軽には入れませんでしたが、現在は基本的にはいつでも出入りが可能なレストランです。(混雑時は入場制限される場合もあります。)

もちろんここはレストランなので食事をする所。しかし、こちらは「もともと貨物倉庫をSSコロンビア号の出航祝賀会の会場にした」と言う設定。

そのため面白いものがいろいろ置かれています。まず、中に入って一番広い空間の上にある棚には、「世界各国への輸出品」が置かれています。

例えば、木箱に「1118」と書かれているのは、「数字の隠れミッキー」。ご承知の通り、ミッキーの誕生日「11月18日」の意味があります。

また、その隣には、メディテレーニアンハーバーのレストラン「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」の名前が入ったワインの樽もあります。

更にはケープコッドにあるショップ、「アーント・ペグズ・ヴィレッジストア」の名前が入った木箱などもあり、パーク内に関連した名前がいくつも見られます。

また、このエリアの左上の奥には「YOKOHAMA」と書かれたプレートが貼られており、なんとここから日本にも輸出されていた事がわかります。

この他にもこのレストランには様々なものが置かれており、それらを眺めるだけでも楽しめます。

休憩&食事のついでにそんな楽しみ方をするのもおススメです。

蒸気船でパーク一周の船旅を

続いては、こちらはアトラクションではありますが、意外に知られていない蒸気船「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」の「パーク一周バージョン」。

パークの玄関口である、メディテレーニアンハーバーから、奥地のロストリバーデルタへの片道運行(逆もあり)はご承知の方も多いと思いますが、ケープコッドの乗り場からは「パークを一周する遊覧船」の航路もあります。

こちらは船の発着場の建物がキャラクターグリーティングの施設「ヴィレッジ・グリーティングプレイス」と同じであるため、慣れていない方はその奥に入口がある事に気がつかない方も多いと思います。

待ち時間は非常に短く、気軽にパーク一周ができますので混雑時にはぜひお勧めです。

ただ、水上ショー前後の時間帯によっては休止となる時間もあるので注意が必要です。

フォートレスの要塞をじっくり散策

パークの巨大なランドマークである「プロメテウス火山」。この麓にある要塞、「フォートレス・エクスプロレーション」。

こちらは様々な仕掛けやギミックなどがあり、ここを散策するだけでもかなりの長い時間を楽しむことができます。

待ち時間も無く、基本的に混雑する事はほとんどないので、いつでも自由に楽しめます。

その為、パークでやることがなくなってしまった時にこちらを散策するのも良いでしょう。特にここから見る夜の風景は格別です。

ただ、現在は夜のショー、「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」の時間になると立ち入りが一部制限されるエリアもあるので注意が必要です。

(※こちらは2023年6月30日まで休止中ですのでご注意を)

「レストラン櫻」の裏側や桟橋でゆったり過ごす

アトラクションやショー、レストランなどで何かと並ぶ事が多くなるパーク。

やはりどうしても疲れてしまいますよね。その時におすすめなのが、「レストラン櫻」の裏側のテラスやアメリカンウォーターフロントの桟橋のベンチでゆっくり休むこと。

大人はビール片手に、飲めない方はスナックやポップコーンを食べながら、港や海の風景をじっくり座って楽しむのも、「ディズニーランドにはない、シーだけの癒しの時間と空間」です。


昼間は多くのゲストで賑わう事も多いですが、夕方から夜にかけてはとても静かで穏やかな雰囲気が広がるこのエリア。

レストランでゆっくり…ももちろん良いですが、気軽に好きな時間に好きなタイミングで、美しい風景と少しのお酒で疲れた体も癒されるのも良いですよね。

…以上、ご紹介してきた東京ディズニーシーの混雑時でも楽しめるポイント。

何かと慌ただしくなってしまうパークですが、ディズニーランドに比べるとディズニーシーはゆっくり座って癒される場所がたくさんあります。

ぜひ皆さん時にもそうした場所を見つけてみてくださいね。