ウエスタンランドの最も奥まった場所にある、フライドチキンとスモークターキーレッグのお店「ラッキーナゲット・カフェ」。新レストランオープンのため、2015年秋には一旦クローズが発表されています。
閉店まで残りわずかとなりましたが、一獲千金を夢見る開拓者の気分にひたりながら、肉汁たっぷりのフライドチキンをほおばってみてはいかがでしょうか。
この記事のもくじ
アメリカ河の風に吹かれて、肉汁たっぷりのチキンをめしあがれ
大きな金塊(ナゲット)を発見した幸運な男が開いたレストラン「ラッキーナゲット・カフェ」。蒸気船マークトウェイン号やビーバーブラザーズのカヌーもよく見えるアメリカ河に面した屋外型のダイニングで、季節の風を感じながらお食事が楽しめます。
フライドチキンやスモークターキーレッグをはじめとした肉汁たっぷりでボリューム満点のメニューのほか、スイーツやドリンクでの小休憩にも使える、コストパフォーマンス抜群のお店です。
メニュー内容は?:ボリューム満点メニューとスイーツが勢ぞろい
フライドチキンやフライドポテトなどしっかりお腹を満たせるメニューから、チュロスなどのお手軽スイーツまで取り揃えているこのお店。低価格で楽しめるのも魅力で、お食事1回分の予算平均はおよそ1,000円程度です。提供されているお料理をいくつかご紹介します。
<看板メニュー:チキンバスケットセット>
一番の看板メニューは、チキンバスケットセット(1,020円)です。具体的なセット内容は以下の通り。
・フライドハーブフレーバーチキン
・フライドチキン
・フライドポテト
・オニオンリングフライ
・コーン入りコールスロー
・ぶどう
・お飲物のチョイス
ドリンクのチョイスは+50円でスパークリングタピオカドリンク(レモン)に変更できます。上の写真では、タピオカドリンクをチョイスしました。
サクサク香ばしくてジューシーなチキンと、それによく合うマヨネーズベースのコールスロー。デザートのぶどうもシンプルでありながら、お口直しにもぴったりです。品数の多さが飽きない秘訣になっています。
揚げ物中心のセットなのでカロリーはやや高めになるかと思いますが、ボリューム満点でコスパ面でも優秀です。あちこち歩き回るディズニーランド。お腹いっぱい食べたい方は間違いなくこのセットがおすすめです。
<スモークターキーレッグ>
他にも、パレードルート沿いにあるワゴンで販売中の人気メニュー「スモークターキーレッグ」も取り扱っています。
ワゴンでは長い列を成していることも多いですが、こちらのレストランに来ればワゴンよりもほぼ間違いなく短い待ち時間で入手できます。スモークターキーレッグの穴場とも言えるでしょう。
<その他スイーツやドリンク>
その他、クリームチーズブラウニーやシナモン味のミッキーチュロスなどスイーツも揃っています。ドリンクはレモン味のスパークリングタピオカドリンクのほか、パークの隠れた人気ドリンク「キリンアップルティーソーダ」も楽しめます。
<お子様メニューはないが、フライドチキンは1ピースから注文可能>
お子様メニューは特別用意されていませんが、フライドチキンやポテトなど、お子さんにも食べやすいメニューが多いためか家族連れもよく見かけられます。フライドチキンは1ピースから注文できるので、お子さんの分だけ少量で注文してもよいでしょう。
(※このレストランで提供される詳細なお料理のレビュー記事はこちらでご覧いただけます。)
店内や注文形式は?:テラス席が心地よい!カウンターサービスのレストラン
ラッキーナゲット・カフェの注文形式は、カウンターサービスになっています。手前のレジで注文してお金を払い、レシートを見せて料理を受け取るタイプの方法です。
プライオリティシーティング(事前予約)には対応していないので、その場で注文し、自分で空いている席を探します。

座席数は約400席。大きく3つのエリアに分かれており、ステージ前のエリア、アメリカ河に面したテラス席、レジの前の少し高い場所にあるテラス席があります。
一番のおすすめはやはりアメリカ河に面したテラス席でしょう。樽で作られた椅子に腰掛け、心地よい風に吹かれながらお食事が楽しめます。

日差しが強い日や、雨の日には屋根のついたステージ前のエリアがおすすめです。このレストランには「ラッキーナゲット・ステージ」が設置されており、かつてはアトモスフィアショーとして楽器の演奏などが公演されていましたが、現在は使われていません。
また、混雑時に座席確保ができない場合でも、店外には腰かけやすい場所が多いのも特徴です。レジ前の植え込みに加え、「トムソーヤ島いかだ」の乗り場付近まで来れば、ベンチや座って休みやすい植え込みなどがあります。空席が見当たらない場合はこちらも利用してみるとよいでしょう。
もちろんテイクアウトも可能ですから、パレードルートなどでパレードを待ちながら食べることもできます。
場所は?:ビックサンダー・マウンテンとトムソーヤ島いかだが目印
ウエスタンランドの奥地にあるこのレストラン。場所としては「ビックサンダー・マウンテン」の裏、「トムソーヤ島いかだ」の乗り場の隣あります。
いくつか行き方がありますが、最も分かりやすいのはビックサンダー・マウンテンの降り口を目印にする方法でしょう。
ビックサンダー・マウンテンに向かって右側に、アトラクションの降り口やお手洗いに繋がる坂があります。
その坂を下ると、正面にトムソーヤ島いかだの乗り場が見えてきます。いかだ乗り場に向かって左側がラッキーナゲット・カフェです。
混雑具合は?:待ち時間は短め。お昼に混雑
ピークタイムを狙って、あえて6月の土曜日(天気は晴れ)のお昼12時過ぎと夜18時ごろに並んでみました。
奥まった場所にあり、レストラン自体がわかりにくいためか待ち時間はあまり伸びず、お昼は10分程度、夜は5分程度で購入できました。
ちなみに同じ頃、パレードルートにあるスモークターキーレッグのワゴンでは約15分ほどの列ができていたので、比較的少ない待ち時間でお食事ができる穴場です。
何度か通ってみた感覚としては、フライドチキンなどの軽食を扱うお店なためか、どちらかというとお昼に混雑する傾向にあるかと思います。
注意点:2015年秋に一旦クローズ
(イメージ画像は2015年2月6日発表のプレスリリースより)
ひとつ注意したいのは、現在の形のお店は2015年秋にクローズしてしまうこと。2016年の秋から冬頃、ウエスタンランドに新しいグリーティング施設とレストランができることが発表になっており、その影響を受けて現在のラッキーナゲット・カフェは一旦クローズとなります。
2015年2月に発表されたプレスリリースによると、
新レストランは、既存のレストラン「ラッキーナゲット・カフェ」をリニューアルし、2 階建ての屋内および屋外ダイニングエリアを持つレストランに生まれ変わります。
屋外には、キャンプファイアーをイメージしたエリアも備えています。ゲストは、アメリカ河の景色を眺めながらゆっくりとお食事を楽しむことができます。
とあり、2階建てに建て替えられることにより客席が増えることが予想されます。
ストーリー:ひょんなことから大金持ちに!金塊を見つけた幸運な男のお店
このレストランの名称、ラッキーナゲット・カフェを日本語にすると「幸運な金塊の軽食店」になります。いったい「幸運な金塊」とはどのような意味なのでしょう。
そのヒントが、レジカウンターの向かい側の植え込みのあるボードに書かれています。
ラッキーナゲット・カフェ
1859年 設立カリフォルニアのサッターズミルで金が発見されたという知らせが伝わると、大勢の人々が一獲千金を夢見て西部をめざしました。1848年、ゴールドラッシュのはじまりです。
それから10年後、ビックサンダー山中のとある小川で、食器を洗っていたジョーンズという男が、川の中に光るものを見つけました。大きな金塊(ナゲット)でした。
それをもとでに開いた”ラッキーナゲット・カフェ”は、集まってきた探鉱者や鉱夫たちでにぎわい、ジョーンズはあっという間に大金持ちになりました。
そして、人々は彼をラッキー・ジョーンズと呼ぶようになりました。
レジカウンター上の看板や2階のベランダには、つるはしや金塊を入れる袋などが飾られています。ジョーンズの成功を支えた用具を実際に見ることができますよ。
また、お店近くにもゴールドラッシュの名残となっている鉱物分析室の小屋があります。併せて覗いてみると、より雰囲気を堪能できます。
「ラッキーナゲットカフェ」まとめ
[メニュー内容] フライドチキン、ターキーレッグ、チュロス、スナック[ジャンル] 洋食
[座席数] 約400席
[プライオリティーシーティング] なし
[ランチ予算] ~1,000円
[ディナー予算] ~1,000円
[お子様メニュー] なし
[トイレ] なし
[バリアフリー] 車イスで利用可、サービスドッグ同伴可、点字メニューあり
[スポンサー企業] なし
※このお店の商品が登場するインパークレポートはこちらからもお読みいただけます。