東京ディズニーランドの夜を彩るパレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」。
キャラクターたちを乗せたフロートを最後尾から見守ってきた「日本ユニシス」のスポンサーフロートが、「BIPROGY」のものに変更になりました。新しいフロートの様子や、変更の理由についてまとめました。
この記事のもくじ
リニューアルし続けるエレクトリカルパレード
エレクトリカルパレードといえば、東京ディズニーランドの初めてのナイトパレード。1985年にスタートし、一時は「ディズニー・ファンティリュージョン!」が取って代わり公演されていました。
現在の「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」は、2001年からスタートしたリメイク版。その後も「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」など、人気作品のフロートが追加されたりと、何度かリニューアルが行われてきました。
最近ではフロートが自走不能になってしまうトラブルが、話題となりましたが……(詳しくはこちらの記事へ→「エレクトリカルパレードが10分間の緊急停止。原因は?キャラクターたちの怪我は?」)
今回のフロート変更の裏には一体どのようなワケがあるのでしょうか。
スポンサーの社名変更
もったいぶってみましたが(笑)実はスポンサーである「日本ユニシス」の社名変更に伴い、エレクトリカルパレードのフロートも変更になったのです。
Eパレの新しいスポンサーフロート🤩
#TDR_now pic.twitter.com/X2VTYjVLB6
— りな@D垢 5/22 6/22陸 6/2.29海 (@d_rina1118) April 1, 2022
BIPROGYは、東京ディズニーシーのフォートレス・エクスプロレーションのスポンサーでもあります。
こちらでもロゴが変更になっているので、探してみてください。(フォートレス・エクスプロレーションにあった旧ロゴは、こちらの「勝負デートにおすすめ!ディズニーシーならではのロマンチックなスポットを紹介!」でご覧いただけます)
#東京ディズニーランド #東京ディズニーシー のオフィシャルスポンサーの日本ユニシスはBIPROGYに社名変更しました。
パークに遊びに来た際は新しくなった #BIPROGY ロゴを探してみてくださいね!✨ pic.twitter.com/ZrKRwU6LzQ— 【公式】BIPROGY株式会社 (@BiprogyInc) May 2, 2022
社名変更のワケと、込められた思い
少し真面目な話をすると、日本ユニシスはもともとアメリカに本社を置くITの会社でしたが、資本提携は2000年代に既に解消しています。
今後、より広くグローバルな視点で「社会課題を解決する企業」として活動していくにあたって、「ITの会社」「日本国内の枠にはまった会社」というイメージを払拭するために、社名を変更したそうです。
「BIPROGY(ビプロジー)」は、光が屈折・反射した時に見える7色(Blue、Indigo、Purple、Red、 Orange、Green、Yellow)の頭文字を取った造語です。東京ディズニーランドの夜を鮮やかに彩るエレクトリカルパレードに、まさにピッタリの社名とも言えますね。
BGS(バックグラウンドストーリー)というと、アトラクションやエリアの裏話が話題になりがちですが、スポンサーとアトラクション・エリアの関連性などに注目してみると、また違う発見があって面白いかもしれません。