【ディズニー】年間パスポートをやめて気づいた5つの事

ライター:

2017年の4月中旬に所有していた2パーク共通の年間パスポートの有効期限が切れました。

そのタイミングを持って、この1年(予定)はしばし年間パスポートの更新を控えることにしました。

年間パスポートをお休みし始めて約6ヶ月ちょっと。

その間に感じた、年間パスポートをお休みして気がついた事を簡単にまとめてみたいと思います。

年間パスポートを休もうか、辞めようか、悩んでいる方は勿論のこと、TDR卒業をご検討中の方も参考までにどうぞ。

年間パスポートをお休みしてからの心境と行動の変化を書いてみます

タイトルがえらくが大げさですが、年間パスポートをお休みしてからどんな休日を過ごしているのか、心境や行動の変化なども含めて簡単に5つご紹介します。

1,映画を見るようになった

キャプテン・アメリカはMCUのストーリー展開の上では大変重要な人物

1つ目は映画を見るようになった=「自宅でディズニー関連の旧作映画やMARVEL CINEMATIC UNIVERSE(=以下MCU)作品群を見るようになった」ことです。

MCUについては、GW入る少し前に作品を見始めて、そこから一気に全ての作品群を借り始めて、GWに封切りされた『Guardians of The Galaxy Vol.2(邦題:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス)』は劇場のスクリーンで堪能することが出来ました。

8月封切りの『Spiderman Home Coming (邦題:スパイダーマン・ホームカミング)』も劇場で楽しみました。

11月3日公開の『Thor:Ragnalok (邦題:マイティー・ソー:バトルロイヤル)』も公開が楽しみならないくらいです。

また、アメリカでTV放送していたスピンオフ作品でもある『エージェント・カーター』や『エージェント・オブ・シールド』も鑑賞しては家族共々ハマっております。

自分でも驚くくらい、MCUが好きになりました。

そして今まで知らなくて本当に損した、と後悔するくらい面白い。

今のところは海外に行く予定は来年7月までないのですが、それよりも前に機会があれば、ひとまずは香港ディズニーランドに出かけて、現地でも人気のアトラクションであるアイアンマン・エクスペリエンスやアイアンマンとのグリーティングに行こうと考えているくらいです。

MCU絡みで言えば今年はアナハイムで、来年はパリでそれぞれイベントが開催済み&予定であり、東京ディズニーリゾート以外でも徐々にMCUの世界観がパークに浸透しつつあります。

勿論、機会があれば私がハマったMCUについてご紹介してみたいとも思います。

そして、MCU作品群だけでなく、ちゃんとディズニー映画の旧作を見ることも大切だなと思いました。

何と言ってもディズニーのテーマパークは映画の世界観が随所に散りばめられたテーマパーク。

案外観たようで観ていない作品、みなさんも沢山あるのではないでしょうか。

私も時折ですが、ディズニー・チャンネルで放映されていた旧作を録画し、休日の空いた時間に観ています。

とにかく映画を見る機会がグッと増えましたね。

(MCU関連はIMAX 3Dや4Dで観ることをおすすめします。勿論、MCUに限らず、例えばX-MENシリーズなど他のMARVEL作品も、ですね。)

2,頻繁に行けない分、入園1回あたりのスケジュールと内容が濃厚になった

CWJ “シャイン・オン”は年間パスポートを所有するメリットを強く感じたエンターテイメントでした。

年間パスポートはいわば”定期券”みたいなもの。

あれば365日、有効期間中好きな時に行けます。

都合が付けば仕事が終わった後の短時間でも買い物やお食事を理由にお出かけしたことも過去ありました。

また混雑するときはこの日じゃないと果たせない目的だけ済ませて後は帰宅する、ということもやってましたね。

こうした小刻みな動きができるのも、年間パスポート所有者の特権ですね。

ただ、今はその便利な”定期券”だった年間パスポートもないので自ずと入園1回あたりのスケジュールが以前より濃いものになりました。

最近は各シーズンのイベントごとに東京ディズニーランドと東京ディズニーシーにそれぞれ1回ずつ、入園します。

そして、シーズンショー/パレードも2回しっかり鑑賞する(私は撮影?)を軸としてスケジュールを組んでいます。

とは言っても、距離的にはいつでも行ける場所に住んでいるので、年に1回来園するか・しないか、というゲストさんと比べると随分と緩いスケジュールの組み方だろうと思います。

入園1回あたりのスケジュールと内容が濃厚になったなんて、普通の方からすると当たり前のことなのでしょうが、年間パスポートを持っている時はいつでも行けるから今日でなくても良い、という考えになりがちだったのは事実ですね。

そして久々に行くからこそ楽しい、という感覚もまた年間パスポートをお休みすることで蘇ってくるんですね。

不思議な事ですが、これもまたお休みをしたからこそ感じられることなのかもしれません。

3,年間パスポートがなくても困らない事に気がついた

あれば便利な年間パスポート。

ない状況が6ヶ月以上経ちますが、これといって私は不便を感じません。

勿論、あれば便利です。

いつでも気軽に行けるという状況はとてもありがたいことです。

ですが、日常生活の中で、年間パスポートがなくて歯ぎしりするほど悔しい思いをしたり、困るようなことは正直ないです。

年間パスポートを持たないお陰で、映画も沢山見るようになったし、休日の過ごし方にバリエーションが逆に増えました。

家でじっくり身体を休めたり、他にやりたいことができたり、というのは年間パスポートお休みの副産物かもしれません。

ここ数年、ほぼ隔週で東京ディズニーリゾートに足を運んでいた我が家としては。休日の時間の使い方を再考するよいきっかけになったな、と思います。

もし、今の東京ディズニーリゾートにトキメキを感じない年間パスポート所有者の皆さんは、あえて離れたところからパークを眺めてみる時間を持つのも良いのかもしれませんね。

4,年間パスポートの復帰をやめようとわりと真剣に考えるようになった

ディズニーランド・バンドとDapper Danのレベルが素晴らしく、迫力も満点。大人向けだと感じたDLRでの1枚

今年の4月15日に年間パスポートの有効期限が切れて以降、今はお休み期間なのですが、東京ディズニーリゾートの開園35周年アニバーサリーイベントをきっかけに復活しようかな、って一応は思っています。

ご祝儀もかねて。

今回のお休みの理由も学生さんのように受験を控えていた、または仕事の都合でなかなか行けないので年間パスポートの更新が出来なかったというわけでもなく、ただ、東京ディズニーシーの15周年イベント「ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ」が終わり、年間パスポートも4月15日に期限が切れるから、これをひとつのきっかけに一旦休憩しよう!という、思いつきベースのことです。

最初は寂しさや不便さを感じることは多少はありましたが、もの凄く困るということも今のところは一切ありません。

そしてなくてもさして不便に感じないからだけでなく、もう1つ他の理由もあり、今の段階での復帰確率が50%あればいいほうかな、と考えるようになりました。

それは別にTDRが嫌になったわけではなく、先程書いたMCUの世界観がとても好きになり、それが投影されるパークによりもっと足を運んでみたいと思うようになったのです。

自分の趣味・嗜好を満たしてくれるエンターテイメントがTDRよりも海外にあるから、ということですかね。

ディズニーパークスはそれぞれに客層・経営戦略が異なりますから、そこに個人の主観が合う・合わないは当然あってしかるべきだと思います。

MCUやスターウォーズが大好きな人にとってTDRよりも海外パークのほうがより充実していると判断したら、海外に目と足が向く人も増えることでしょう。

来年の4月まであと6ヶ月ちょっと、もしかするとチケット代全般値上げする可能性が一切ないわけではないので(笑)、価格と価値の見合いも含めて復活する・しないをもうしばらく考えてもいいかな、と思います。

2パーク共通の年間パスポートで93,000円(税込)という金額、決して安いとはいえませんからね。(2017.10月執筆時点の価格)

5, 趣味・嗜好を満たしてくれる”ホーム”となるパークを探す時代だと考えるようになった

私もSTARK EXPOに早く参加したいものです

年間パスポートの更新について、個人的に思うところを今回書かせて頂きました。

10年前と比較して情報流通量が比べ物ならないほど多い今の時代、USパークもすごく便利で気軽に行ける時代になりました。

そして香港・上海もLCCの発達でますます便利に行きやすくなった中で、TDRじゃないといけない理由がますます薄れていく時代になったとも思います。

人によっては舞浜エリアに出かけるよりも上海に行くほうが「安くて近い」というケースもありますからね。

TDRが他と比較して没個性的とはいいませんが、個人の趣味・嗜好に沿う、沿わないという観点からすると、人によっては私みたいにTDR中心の遊び方を見直す必要が出てきた時代になってきたんじゃないかな、と思います。

ゲストの趣味・嗜好が今まで以上に細分化されつつある中、いろんなパークに足を運んで、自分たちの趣味・嗜好を満たしてくれる”ホーム”を探す事は、これからの世界のディスニーパークスで楽しい休日を過ごすための、1つのスタイルになるのかもしれませんね。

スターウォーズの世界観をとにかく堪能したいならばTDRには一切行かずに、ディズニーランド・リゾートやウォルト・ディズニー・ワールドに足繁く通ってみる。これも1つの楽しみ方、スタイルだと思います。

アウラニ以外のホーム、私達家族はどこにするのか、数年かけて考えてみようと思います。

年間パスポートの更新を考えている方も、そうではない方も、今一度自分たちなりの楽しみを再考するきっかけとして今回の、この偏屈な記事がお役に立つならば、書き手としては大変嬉しく思います。

皆さんはどこを”ホーム”とするのか、ぜひともコメント欄に書いて教えて頂けると幸いです。

ABOUTこの記事を書いた人

2010年より夫婦でディズニー・バケーション・クラブのメンバーになりました。アウラニをホームリゾートとして、海外ディズニー、ファミリーで過ごすバケーションスタイルを中心に国内の話題もご紹介できればと考えております。

13 件のコメント

  • ディズニー映画は小さい頃から観ていて、大好きですが地方住まいなのでパークには5~10年に一回いけたらいい方です。なので、ひたすら実写&アニメ含めディズニー映画を鑑賞して満足しています。パークはディズニーなんだろうけどちょっと違いますよね。着ぐるみですし…。

  • 卒業して一年経ちますが今は全然魅力もないし行きたいとも思いません。たまたま先月、一回だけTDLに行く機会がありましたがショーもパレードも昔と違って見たいとも思わなかったですね。昔は朝から晩までずっとショーを観るために来てましたが今はそれほどショーに魅力も感じませんでした。今のショーで喜んでる常連が羨ましかったです。ちなみにその時はずっとポケモンGOをしてました( ̄▽ ̄;)

  • MCU、TDR、USJ、KFC

    なんでもかんでも3文字にし過ぎて、パッと見なんだっけ?ってなる時がある。ディズニーとかランド・シーとか鼠の国とかもっと分かりやすい呼び方にして欲しいわ。

  • 海外行きたいけど金銭目で行けない。TDRに行くことがご褒美の私にとっては参考になりませんでした

  • 知らない世界は楽しいですよね。でも映画もある程度見尽くすとマンネリ化します。趣味は没頭しがちですが、程よい距離間で接するのがいいですね。年パス生活してると1dayのワクワク感が少し羨ましくもなりますね

  • 今の…と言うか、既にTDRは世界のディズニーランドとは別物です。
    ディズニーの威を借る遊園地。
    (フランチャイズ経営の限界。)
    海外に比べ、新キャラの導入、ミッキーをはじめとする既存キャラのモデルチェンジの遅さは
    ディズニーファンとして憤りさえ感じます。
    もちろん、新アトラクション、エリア開発もしかり。

    年パスを購入してまでの価値はとっくにありません。

    ただ、ゲストマナーやグッズのクオリティ、種類等、
    ソフト面では東京に勝るものは無いと思いますが…

    その分、ブログに書かれてるように、海外Dに目を向けてください。

    今のTDRがどれだけ取り残されているのかが驚くほど思い知らされますから。

    • 横レス失礼します。キャラの変更(上海ヘッド)導入に関しては受け入れることができないファンの方も多いようです。自分もその一人なのでフランチャイズがそうさせているならそれはそれでよかったと思いました。しかしここ最近の値上げは「体験価値の向上」を謳いながら実はミシカやミースマに代わるレギュラーショーがなくなっていたりキャッスルショーがなくなったりで失われている物も多いと思います。そういう部分は年パ復活できない原因の一つです。

  • 筆者はお地蔵さんという道を選ばなかったということですね。
    有意義な日々を送れるといいですね。

  • あなたはもともと年間パスポートを持つべき人間ではなかった、ということが記事からわかったくらいで他に有益な情報はわかりません。

    • あなたは誰が年間パスポートを持つ権利があるかを決めることができる神様のような存在なんですね!
      すご~い!

  • この内容だとおそらく管理人さんは、海外パークに1、2回くらいしか行かれてないかと思いますが、海外パークへ沢山行けば行くほど東京パークの良さに気づいて、『やっぱりTDR』となりますよ。MCU,SWを考慮しても。

  • 年パスを辞めて1日が濃厚になること、MCUのことなど共感できることだらけです🙌私もMCUにはまってまだ1年弱ですが、ほんとにもっと早く観ておけばよかったと思いました。HKDLの年パスを持っています。MCUのこともありTDRよりHKDL始め海外パークが大好きです。

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