【ディズニーランド・シー】ベビーカーレンタル時のコツ、利用方法を徹底解説!貸出&返却手順・場所・料金・裏技など

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魅力たくさんのディズニーリゾートは、大人でもまわるのは大変。そして予測不可能な小さなお子さんとのディズニーは、もーーーっと大変!!

でも「小さいうちから色々経験させてあげたい」「今だからこその楽しみ方があるし」「なによりこの子の喜ぶ顔が見たい!」と思わせてくれる東京ディズニーリゾート。

今回はそんなパパ・ママ、じいじ・ばあば、ご家族のみんなに読んでほしい!ディズニーリゾートでのベビーカーの借り方、使い方をまとめてみました。

ベビーカーレンタルの場所

ディズニーランドのベビーカーレンタルは、エントランスの右手側にあります。宅配センターを目指していくとわかりやすいかもしれません。

ディズニーシーは入って左手。木の影に隠れていて少し見づらいのですが、ロッカーなどが隣にあります。

ベビーカーを借りるとき、返却のときの手順

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ベビーカーレンタルに行く→案内に従って並ぶ→お会計→名札に名前を書く→名札をベビーカーにセットしてもらって出発!これだけ!

  • 申込書やサインなどはなし
  • 予約はできない
  • 混雑時には稀に在庫がなくなることもある
  • 開園直後は混雑する
  • お子さんが一緒に窓口に行かなくてもOK

なので、1人がお子さんと一緒に座って待ちながら、他の方がベビーカーをレンタルしにいくのがおすすめです。

返却の際は、ベビーカーレンタルへ持っていくだけ。最後にキャストさんと一緒に忘れ物を確認したら、返却完了です。

TDRのベビーカーレンタルは、こんな方におすすめ!

①飛行機や電車にベビーカーを持ち込むのが不安な方

公共交通機関の中では、ベビーカーを使いづらいという方もいますよね。

ディズニーリゾートの道は広いですし、キャストさんもベビーカーの扱いには慣れているので、安心して使うことができます。

②いつも高価なベビーカーを使っている方

ディズニーリゾートでは外に置いておくことも多いベビーカー。普段良いメーカーのものを利用されている方は、ベビーカーレンタルに持参したベビーカーを預けて、パークのベビーカーで1日遊ぶことも検討してみてください。

あまり考えたくはありませんが、盗難がないとも言い切れません。

③おかしやジュース、泥などでベビーカーを汚しそうで心配な方

パークのベビーカーは、ビニールのようなある程度耐水性のある素材でできています。

いつも以上にベビーカー上で飲食したり、乗り降りが多くなるパークでの1日。汚してしまうのが心配な方は、汚れを拭き取りやすいパークのベビーカーが安心です。

④お子様がぐずってしまった、眠ってしまった時

ベビーカーに予約は必要ないので、突然の利用ももちろんOK!

何時から借りても1000円なので、早いうちから借りた方がお得感はありますが、予想外にお子さんの疲労が溜まってきた場合なんかにも頼れる存在です。

ベビーカー利用の基本情報

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貸してもらえるのは、ミッキー柄の赤いベビーカー。小回りがききやすい、軽めな設計です。

フードがありますが雨はあまり凌げないので、雨天時はレインカバーを持参or窓口で購入することをおすすめします。

背もたれは二段階の調節ができますが、フルフラットにはなりません。またベルトがついていますが、小さな赤ちゃんを乗せられる仕様ではないので、後述の「利用対象」を守ってご利用ください。

以下、公式サイトからの引用です。

レンタル料金
1,000円(1日)

タイプ
フード付きB型タイプのベビーカー(リクライニング機能付)
サイズ:座幅28cm×座奥行20cm(小さなカゴ付)

利用対象
生後7カ月以上、身長100㎝以下かつ体重15kg以下迄で、一人座りができるお子さまが利用対象です。

耐荷重
20kgまで

ご返却について
返却の際は貸出期間内に、必ず東京ディズニーランド・東京ディズニーシーいずれかのベビーカー&車イス・レンタル(パーク内)までお持ちください。
  • 再入園時には、パークチケットとハンドスタンプが必要です。
  • 以下のような場合は別途、有効なパークチケットが必要です。
    ・貸出日と異なる日に返却する場合
    ・貸出時と異なるパークで返却する場合

再レンタルについて
同日に限り、名札を提示すれば再度レンタル可能です。

ご注意
・状況により貸し出しができない場合があります。
・ベビーカーから離れる際は必ず荷物をお持ちください。

東京ディズニーリゾート公式サイトより引用

あったら便利!ベビーカー周りのグッズ

①取り違い防止の目印

ミッキー柄の同じベビーカーが多いので、取り違い対策はマスト。後述の大きなクリップなど、取り違い防止できるようなわかりやすい目印を持っていくのがおすすめです。

②S字フックやドリンクホルダー

荷物かごはありますが、少し取り出しにくいのが難点。飲み物やティッシュが入った小さなトートバッグなどをかけておくのに、S字フックがあると便利です。お持ちの方はドリンクホルダーもおすすめ!

③いつもつけているおもちゃ

いつも使っているベビーカーについているおもちゃも、ぜひ持って行ってあげてください。待ち時間にぐずったりした時用に。

④ブランケットor冷感グッズ

ベビーカー上のお子さんは、寒い日は大人より寒く、暑い日は大人より暑く感じます。肌かけやハンディファンなど、体温調節のためのグッズは必需品です…!

公式サイトには載っていない、裏技的便利ポイント

東京ディズニーリゾートのベビーカーは、公式サイトには書いていない便利な使い方があるんです……!

裏技……というわけではありませんが、筆者(の友人の娘さん)が実際に使ってみてわかったことをまとめてみました。

パーク外のホテルや商業施設へ持ち出しもOK!

閉園時間までに返却すれば、その間はパーク内外どこで使ってもOK!

イクスピアリへごはんを食べにいったり、一旦ホテルで休んだり、電車で離れたところへ買い物に行っても良いそうです。

2日以上借りている方は、ベビーカーを持ってホテルに帰れる!

2日以上借りる場合はベビーカーを持ってホテルに直行することができます!お荷物もお子さんも、乗せたままホテルに帰れるのは本当にありがたい……。

閉園時間前であれば、返却の際でも延長手続きができるので、「ホテルまでだっこして帰れないしんどい終わった……」というときはキャストさんに相談してみてください。

このベビーカー、もちろん畳むこともできるのですが、やり方がぱっと見ではわかりづらいです。これもキャストさんに聞いてから帰ると良いでしょう。

一旦返して再レンタルもOK

これは公式サイトにも記載がありますが、「ホテルに一旦帰りたいけど、バスや電車を乗り降りするのにベビーカーは邪魔だな」という時は、一旦返却することも可能です。

お会計の時に書く名札とレシートさえ忘れず持っていけば、再度貸し出してくださります◎

ランドで借りて、シーへ返却&逆もOK!

「今日はランド、明日はシーで遊ぶぞ」という場合でも、ランドまで返しに行く必要はありません。そのままシーで返して大丈夫なんです!嬉しい!

会計前の試乗もさせてくれました

小さい子の中にはベビーカーが嫌いだったり、気分や物によって泣いてしまう子もいますよね。筆者の友人の娘さんもそうだったのですが、キャストさんに相談すると「ではまず、会計の前に1回乗ってみて考えましょうか!」と!嬉しい!

もしベビーカーに乗れるか心配な方は、キャストさんに相談すれば試乗することもできるので、ご安心くださいね。

利用時の注意点

身長、体重は1cm、1kgでもオーバーしてたらアウト

身長や体重は少しでもオーバーしていたら借りることができません。

「うちの子は101cmだからいけるかも…?」と思って貸出の列に並んで、いざ順番が来たら断られてがっかりなんてことも。身長や体重オーバーなことがわかっていたら、あらかじめベビーカーを準備するか、休憩をとりながら体力を温存してもらいましょう。

ただし足の痛み、体調不良などがある場合は、お子様用のベルト付きの車椅子を借りることもできます。救護室で休むこともできますので、無理せずに近くのキャストさんにご相談くださいね。

レインカバーは購入のみ、貸出はなし

ベビーカーにはフードがついていますが、雨を凌げるほどではありません。レインカバーが必要です。

ベビーカーレンタルでもレインカバーの用意はありますが、これはレンタルではなく購入のみ。ベビーカーレンタルで2200円で購入することはできますが、無地のものなので、特別感はあまりありません。

またパーク内の別の店舗では、ミッキー柄のものを販売していることもありますが、現在公式アプリ上には表示がありません。お持ちのレインカバーを持参した方がよいかなと思います。

開園直後は貸出まで時間がかかることも

朝の開園直後は、ベビーカーユーザーが一斉にベビーカーレンタルへ向かいます。かなり待つこともあるので、筆者はいつもまずはだっこのままアトラクションへ→1時間程度経ったらエントランスへ戻ってレンタルするよう、友人にはおすすめしています。

ただしあまりにゲストが多いと、ベビーカーの在庫がなくなってしまうことも稀にあるとのことです。混雑度合いなどがあまりわからなければ、一度寄ってキャストさんに様子をきいてみるのが賢いかもしれません。

忘れ物に要注意!

夜、閉園のタイミングだと、荷物かごもシートもよく見えなかったりします。スマートフォンのライトで照らしながら、よく確認して返却しましょう。持ってきたS字フック、おもちゃなども忘れずに!

貸出時のお会計レシートは大切に!

名札とレシートは貸出の証明書代わりになります。後述する「万が一取り違いが起きた場合」も、レシートがあれば再度借りることが可能です。逆にレシートがないと、再度料金がかかってしまったり、時間がかかってしまう可能性が高いです。

かならずレシートを受け取ったら、なくさないようにお財布の中に保管してください。ベビーカーのフードや荷物置きに置いてしまうと、取り違いが起きたときにとても困ります。

取り違いには十分注意を…!

アトラクションなどを利用する際は、外にベビーカーを停めておくことが多いです。ただし、他の方のベビーカーと見間違う危険がとってもあります…!

フードに入れた名札は、焦らずしっかり確認してから出発しましょう。また、万が一他の方が持って行ってしまっても1日すごせるよう、荷物は置いておかないようにしましょう。

筆者はベビーカーを使いそうな日は、バッグに大きな洗濯バサミを忍ばせておくようにしています。ダサいですが(笑)これをつけておけば誰にも持っていかれないし、ヒヤリハットがぐっと減りました。

万が一ベビーカーの取り違いが起きたら

それでも取り違いが起きてしまうこともあります。筆者も一度、友人のベビーカーが取り違えられてとても焦ったのですが、以下のような手順を踏むことで、無事閉園までに荷物もベビーカーも戻ってきました。

  1. まずはベビーカーを停めていた付近のキャストさんに相談してよく探す
  2. やっぱり見つからなければ、レシートを持ってベビーカーレンタルで再貸出
  3. 総合案内所に相談

実際筆者の場合は2と3が逆の手順だったのですが、総合案内所では連絡先を書いたりなどもします。お子さんを抱っこしながら書くのは大変なので、このような手順がおすすめです。

まとめ

筆者友人も「こんなに楽なら朝から借りておけばよかった〜」とぼやいていたのですが、何を隠そう朝でも夕方でも夜でも、いつ借りても一律1000円な東京ディズニーリゾートのベビーカー。

朝は大丈夫そうでも、ごはんを食べたり、暗くなってきたり、待ち時間が長くなってくると「ぐずってきちゃったな」「寝ちゃったけど抱っこは大変」なんてことがあります。そんなとき、用事がないのにエントランスまで戻るのは大変だしもったいない!

お子さんが最悪あまり乗らなくても、荷物を運べるだけでもかなり便利なベビーカー。ちょっとでも使う可能性があるなら、ぜひ朝から借りてみてくださいね。