【ディズニーシー】「フード&ワイン・フェスティバル」のフードを全部食べてきた!食レポ

ライター:

2024年4月1日から始まった、東京ディズニーシーの「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」。

各テーマポートのイメージのフードやドリンクがアメリカンウォーターフロントなどを中心に楽しめる食のイベントがついにスタートしました。

今回、気軽に頼めるフードワゴンタイプの同イベントのフードを全て食べてきましたので、それぞれレポートしたいと思います。

テーマポートモチーフの様々なフードやアルコールが登場!

今回のイベントでは各レストランやワゴンフードなどで様々なフードが販売されています。

中でも今回はテーブルサービスレストラン以外で販売されている、いつでも気軽に楽しめるフードメニューを実食レポートでお届けします。

今までも様々なイベントで行われてきたフードやアルコールですが、今回はそのイベントの名の通り、通常時期に加えて約3〜4倍位と言っても良い、たくさんの種類の期間限定フードなどが登場しています。

今まで登場したものアレンジだったり、完全に新しい素材や味付けなどが使われたフードなど、非常に多くのフードが登場しています。

今回はそれらを全て食べてきたので、個人的な感想を含めてご紹介したいと思います。

フライドチキンレッグ(バッファローソース):ドックサイドダイナー

まずは、ドックサイドダイナーで販売中の「フライドチキンレッグ(バッファローソース)」¥900。

こちらは20世紀初頭のアメリカ、アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアをイメージしたメニューです。

ニューヨーク州発祥のバッファローチキンウィングをチキンレッグでアレンジ。通常時もここでフライドチキンが販売されていますが、それより若干大きめサイズで、全体的にソースがかかったチキンです。

スパイシーなフライドチキンにソースがたっぷりとかかっており、辛めの仕上がりです。

小さなお子さんや辛いものが苦手な方にとっては、ひと口目で無理!となってしまう辛さかもしれません。

ただ察する所、「お酒のお供」になるように、あえて濃いめの味付けがされているとも言え、ビールやワインには非常に合うメニューとも言えます。

思ったより大きくてボリュームがあるので、多くをいただいて2人でシェアするのも良いかもしれません。

【おすすめ度 低★★★★⭐︎高】

ベイクドドルチェ(アップルキャラメル):フードトラック(ブルー)

フードトラック(ブルー)で販売中の「ベイクドドルチェ(アップルキャラメル)」¥900。

東京ディズニーシーに今年オープンする、8番目の新テーマポート、ファンタジースプリングスをイメージしたメニュー。

ラプンツェルの魔法の髪がレモンクリームとカラフルなクランブルで表現されています。

キャラメルを絡めたリンゴの下には、紅茶とクランベリーのケーキが隠れています。

ほろ苦さと酸味の相性が良いスウィーツ。昨年のハロウィンから登場しているフードトラック(青)で販売中です。

こちらは甘く煮込んだりんご果肉がたっぷりで、適度な甘さと酸味でりんごの焼きシャキ感が楽しめます。

小さなお子さんも含めて幅広い年齢の方が楽しめるフードであり、安心して誰もが食べれる一品と言えると思います。

【おすすめ度 低★★★★★高】

ホタテ貝のマッシュポテト、シュリンプチップ添え:ニューヨーク・デリ

続いてはニューヨーク・デリで販売中「ホタテ貝のマッシュポテト、シュリンプチップ添え」¥800.。

映画「リトル・マーメイド」のアリエルと仲間たちが住む海底王国、マーメイドラグーンがイメージされたメニュー。

ライムの香るホタテ貝のセビーチェとチャウダー風味のマッシュポテトを合わせた、海の幸を感じられる一品です。貝殻に見立てたカラフルなシュリンプチップもポイント。

こちらは温かいシチューに軽い食感のえびせんべいが2枚刺さっている…と言った形。

シチュークリームに入った粒ホタテは味も良く、塩味のバランスが良く非常に美味しいです。

それをこのせんべいにつけて食べる形ですが、残念なのは、「全体的に量が非常に少ない」ということ。

せんべいも2枚刺さっているだけで、金額の割には非常にボリュームが少ないといった印象を受けます。

味は良いのですが、そこがちょっと残念なマイナスポイントです。

【おすすめ度 低★★⭐︎⭐︎⭐︎高】

ポルペッティ&骨付きソーセージ:バーナクル・ビルズ

続いては、バーナクル・ビルズで販売中「ポルペッティ&骨付きソーセージ」¥800。南ヨーロッパの港町、メディテレーニアンハーバーをイメージしたメニュー。

イタリア風のミートボール(ポルペッティ)をトマトで煮込み、同ワゴンでいつも販売しているいつもの骨付きソーセージ(少し短め)が入っています。

チーズとオリーブオイルで仕上げた濃厚な味はビールなどにもピッタリ。

お馴染みの後骨付きソーセージに、ちょっと大きめの肉厚でしっかり肉が詰まったミートボールが3つ入っています。

少し濃いめの味付けが、同ワゴンで販売しているさっぱりとしたレモンビアカクテルにも非常によく合い、かなり評価の高い一品と言えると思います。

【おすすめ度 低★★★★★高】

チキンロール(甜麺醤&マンゴー):レストラン櫻テラス席

続いては、レストラン櫻テラス席で販売中の「チキンロール(甜麺醤&マンゴー)」¥800。

謎の天才科学者ネモ船長の科学研究所が隠された、ミステリアスアイランドをイメージしたメニュー。

甘いソースの甜麺醤(テンメンジャン)とマンゴーという意外な組み合わせのソースがチキンロールにかかっています。

異なる素材を混ぜて新たなものを作るという、科学者の研究をイメージしたメニューだそうです。

マンゴーの果肉の優しい甘さと酸味に加えて、甜麺醤の甘いソースがジューシーなチキンによく合います。

癖のないお肉の味で、幅広い方に楽しめるのではないかと思います。

【おすすめ度 低★★★★★高】

ホットドッグ(カリー):デランシー・ケータリング

続いてはデランシー・ケータリングで販売中の「ホットドッグ(カリー)」¥700。

魔法と神秘につつまれたエキゾティックなアラビアンコーストをイメージしたメニューとの事。

カリー風味のソーセージに酸味と辛味が効いたヴィンダルーケチャップを添えた、スパイス香るホットドッグです。

カレー味のソーセージですが、そんなに味は濃い訳では無く、「カレー風味のホットドッグ」と言った印象。

ケチャップとマスタードをかけると普通のホットドッグとそんなにイメージは変わらないかもしれません。

なお、この期間はこのカレードックしか販売されていないので、ご注意を。

カレーと言ってもそんなに辛くは無いので苦手な方でも大丈夫な感じだと思います。

【おすすめ度 低★★★⭐︎⭐︎高】

アソーテッドスナック(ローストファラフェル、大豆のナゲット):ドックサイドダイナー

続いてはドックサイドダイナーで販売中の「アソーテッドスナック(ローストファラフェル、大豆のナゲット)」¥800。

今回は今までにあまり無かった、ベジタリアンにおすすめ(卵使用)のメニューです。

優しい味わいのファラフェル(ひよこ豆を使って作られた中近東発祥のコロッケ)と大豆のナゲットは見た目も味も肉に近い食感です。

甘味と酸味のバランスが良いタルタルソースを付けて食べると、普通のお肉と変わらないイメージです。優しいクセのないテイストです。

【おすすめ度 低★★★⭐︎⭐︎高】

キャンディースウィートポテトサンデー:リバティ・ランディング・ダイナー

続いてはリバティ・ランディング・ダイナーで販売中の「キャンディースウィートポテトサンデー」¥800。

自然と科学が調和した時空を超えた未来のマリーナ、ポートディスカバリーをイメージしたメニュー。

おこしや大福はマリーナの岩場を、キャンディースウィートポテトやみたらしソースの光沢はポートディスカバリーの夜景がイメージされています。

色々な味が楽しめるサンデー。今回のフードの中では数少ないスウィーツです。

和風仕立てのこちらのサンデーは、見た目からは想像しにくい、小さな大福が乗った形になっています。

あんこと生クリームなどのバランスが良く、甘めではあるものの、しつこすぎない甘さでバラスに仕上がっていると思います。

【おすすめ度 低★★★⭐︎⭐︎高】

とんがりコーンとアボカドのナチョス風:ハドソンリバー・ハーベスト

最後にご紹介するのは、ハドソンリバー・ハーベストで販売中の「とんがりコーンとアボカドのナチョス風」¥800。

ロストリバーデルタをイメージしたメニュー。その名の通り、とんがりコーンにアボカドフィリングとチーズを加え、ナチョス風に仕上がつています。

こちらは実際に販売される前からネットで話題になっていましたが、とんがりコーンにチーズとアボカドディップなどがトッピングされたものです。

特に調理されていると言うわけではなく、そのままとんがりコーンに色々まぶされているだけのもの。チーズも溶けている訳では無く、全部手で食べる形です。

味については「お馴染みのとんがりコーン」で美味しさには間違いは無いのですが、アボガドも思っているより非常に少ないため、「800円出してとんがりコーンも食べている」と言う感覚はどうしても消えないと思います。

味は美味しいし、好みの問題ではありますが、この料金でこの内容は正直ちょっとおすすめはできないレベルかと思います。

【おすすめ度 低★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎高】

…以上ご紹介してきた「東京ディズニーシー・フード&ワイン・フェスティバル」のフードたち。

もちろんご紹介した内容は筆者個人の感覚によるものなので、実際体験された方によってはその印象も大きく変わることもあると思います。

今回のフードとドリンクは全体的に非常に数が多いので色々と「嬉しい悩み」になると思います。そんな時の少しでも参考になれば幸いです。

ABOUTこの記事を書いた人

DヲタのWEBライター。TDRハックの他に、 個人ブログ「TDRな生活」や「株式会社ぴあ」の「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」で多くのTDRにまつわる記事を執筆。7冊のディズニー関連書籍の著者でもある。近著に「ひとりディズニー50の楽しみ方」 (サンクチュアリ出版 )。…慌てず急がず、ゆっくりゆったりとパークを散策しながらお酒を楽しむのが好きです。

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