ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)で導入されている「インディビジュアル・ライトニングレーン」って何?仕組み、使い方、価格、対象アトラクションなどについて詳しく説明します。
この記事のもくじ
インディビジュアル・ライトニングレーンとは?
インディビジュアル・ライトニングレーンとは、有料でライトニングレーンという専用レーンからアトラクションに乗ることができ、通常のスタンバイ列にかかる時間を回避できるというサービスです。
ユニバーサルスタジオで導入されている「ユニバーサル・エクスプレス・パス」と似ていますが、購入方法や使い方は異なります。
以下、インディビジュアル・ライトニングレーンの主なポイントです。
- 誰でも1日に2回まで購入できる。(ジーニープラスを購入しなくてもOK)
- 同じアトラクションを2回購入することはできない。
- 開園時間から販売開始。ディズニーホテル宿泊者は朝の7時から購入できるので有利。
- 購入はアプリ(ディズニー・ジーニー・サービス)から。
- ジーニープラスと違うので、1回で1アトラクションまでという制約はない。
- 料金は混雑状況によって変動(7〜15ドル)
インディビジュアル・ライトニングレーンの対象アトラクション
対象アトラクションは、パークの中でもスタンバイ列がいつも60分から120分といった人気アトラクション。対象アトラクションの数は少ないです。
マジックキングダム (Magic Kingdom Park)
- 七人のこびとのマイントレイン (Seven Dwarfs Mine Train)
- スペース・マウンテン (Space Mountain)
エプコット (EPCOT)
- フローズン・エバー・アフター (Frozen Ever After)
- レミーのラタトゥイユ・アドベンチャー (Remy’s Ratatouille Adventure)
ハリウッド・スタジオ (Disney’s Hollywood Studios)
- ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ (Mickey & Minnie’s Runaway Railway)
- スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス (Star Wars: Rise of the Resistance)
アニマル・キングダム (Disney’s Animal Kingdom Park)
- アバター・フライト・オブ・パッセージ (Avatar Flight of Passage)
インディビジュアル・ライトニングレーンの攻略法は?
2つのアトラクションをお金を払えばライトニングレーンから待たずに乗れるというサービスですが、4人家族だと一つのアトラクションにつき60ドル(15ドル×4人)を追加で払わないといけないということになり、なかなかの出費。(ワンデーチケットは109から159ドル)
それでも、どうしても乗りたい!というアトラクションの場合は、割り切って有効活用していくのが良いと思います。せっかくの海外ディズニー旅行ですから、「時は金なり」ということで。
しかしながら、注意点も。朝から2つのアトラクションを購入するのOKですが、2つ目のアトラクションは、その日の動向を見て決めたほうが良い場合があります。
スタンバイエントランスの待ち時間表示をアプリで常にチェックし、これくらいならば待てる!という時を狙うかたちになります。
なぜなら、せっかくライトニングレーンを購入したのに、普通のスタンバイがガラガラだった…なんてこともあるからです。(特にスペースマウンテン。)
Space Mountain lightning lane has multiple switchbacks upstairs. ZERO guests have entered the standby line the whole time (posted 140). 2 people just got out of LL and walked to standby omg 😆. pic.twitter.com/kS28zYpOSB
— Dan (@hoops_fan) January 3, 2022
このツイートは、有料ライトニングレーンの列が長くて、並んでいた人が途中で見切りをつけて、無料のスタンバイ列に入ってった…という話。
こんなこともあるんですね。
とはいえ、TDRにはないアトラクションは朝7時から「インディビジュアル・ライトニングレーン」で購入という方法が、一番安心かもしれません。
夏休み・冬休みなどの長期休暇で行かれる方は、フルに楽しむためにも、「インディビジュアル・ライトニングレーン」の活用をお勧めします!
ライトニングレーンの付帯サービス課金で合計209ドル(ワンデーパス159ドル、インディビジュアル・ライトニングレーン15ドル×2、ジーニープラス20ドル)となかなかのお値段になりますが、「抽選がハズレて並ぶことすらできない!」よりは良いかもしれません?
以上、インディビジュアル・ライトニングレーンについての解説でした。