世界一広いディズニーパークであるフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(以下、WDW)には、東京ディズニーリゾートには無いアトラクションが沢山あります。
本記事では、筆者が2023年5月にWDWを訪れた際に実際に体験したアトラクションのうち、日本には無いおすすめのアトラクションBEST5を紹介いたします!
アトラクションのスリル具合や子供の身長制限、優先利用(インディビジュアル・ライトニン・グレーン)についても記載しているので、是非ご覧ください。
この記事のもくじ
⑤キリマンジャロ・サファリ
・場所:アニマルキングダム アフリカエリア
・身長制限:無し
・スリル度:★☆☆
・英語必要度:★★★
サファリトラックと呼ばれる車に乗り、アニマルキングダム内で飼育されている本物の動物たちを見られるアトラクションです。最もアニマルキングダムらしいアトラクションと言えるでしょう。
動物たちが飼育されているエリアはかなり広大な敷地で、なんと東京ディズニーランド丸々1つとほぼ同じ広さがあります!
敷地内ではゾウやキリンといった草食動物だけでなく、ライオンやワニなどの肉食動物も飼育されています。
実際にアトラクションに乗ったのはお昼過ぎだったのですが、キリンがちょうどご飯タイムだったようで、高い木の枝からご飯を食べたり、活発に草原を歩き回っているところを見られました!
サファリトラック乗車中はドライバーさんがずっと動物に関する知識を話してくれるので、現地の方の英語を聞き取ることが出来れば、尚更楽しめるアトラクションになること間違いなしでしょう。
筆者は英語は得意ではないので、ドライバーさんの説明は半分も聞き取れませんでしたが、「この辺りには○○(動物の名前)がいるよ」という説明さえ分かれば、アトラクションは十分に楽しめます。
他のディズニーパークには存在しない唯一無二のアトラクションなので、WDWへ行ったら是非体験して欲しいです。
④スリンキー・ドッグ・ダッシュ
・場所:ハリウッドスタジオ トイ・ストーリーランド
・身長制限:97cm以上
・スリル度:★★☆
・英語必要度:★☆☆
トイ・ストーリーに登場するスリンキー・ドッグのバネに乗り、トイ・ストーリーランド内を走り回るジェットコースター型アトラクションです。
ジェットコースターとは言っても、真っ直ぐに急降下するような動きは無く、スピーディーにぐるぐると駆け回り続けるコースになっています。
ちなみに、同行者がジェットコースターは苦手なタイプだったのですが、「急降下が無かったから大丈夫だった。でも乗るのは1回だけでいい。」と言っておりました。
筆者はジェットコースターは平気なタイプなので、スリンキー・ドッグ・ダッシュは「ひたすら楽しくて怖くないジェットコースター」でした。疾走感がクセになるので、何度でも乗りたくなってしまいます。
スリンキー・ドッグ・ダッシュは、ハリウッドスタジオの中でも特に人気のアトラクションで、昼間は待ち時間が60分を超えることが多いです。
高気温になる日中に外で60分以上待つのはかなり過酷なので、直営リゾートホテルの宿泊特典であるアーリーエントリーで朝イチに乗るか、ジーニー+を購入してライトニグ・レーンを取得するのがおすすめです。
③ミッキー&ミニーのランナウェイ・レイルウェイ
・場所:ハリウッドスタジオ チャイニーズシアター
・身長制限:無し
・スリル度:★☆☆
・英語必要度:★☆☆
短編アニメーション『ミッキーマウス!』シリーズをテーマにしたアトラクションです。カラフルでドタバタでハチャメチャな、あの独特のアニメーションの世界に入り込むことができ、大人も子供も皆で楽しめます。
このアトラクションは、東京ディズニーランドの「プーさんのハニーハント」や「美女と野獣:魔法のものがたり」と同じような、レールが無いタイプのライドアトラクションで、乗る場所によって少しずつ見え方が変わるのも魅力の1つです。
また「2 1/2 D (2.5次元)」という技術が用いられており、自分達は3次元なのに、まるで『ミッキーマウス!』の2次元の世界に入っているような感覚を体験することができるアトラクションでもあります。
ランナウェイ・レイルウェイはコロナのパンデミック直前にオープンした新しいアトラクションということもあり、日中は家族連れでスタンバイ列がかなり伸びていました。
先述のスリンキー・ドッグ・ダッシュと同様、アーリーエントリーで朝イチに乗るか、ジーニー+を購入してライトニグ・レーンを取得するのがおすすめです。
『ミッキーマウス!』シリーズを見たことが無い方は、アトラクション体験前に何話か見ておくと、あのハチャメチャな世界観をより楽しむことができると思います!
②トロン・ライトサイクル・ラン
・場所:マジックキングダム トゥモローランド
・身長制限:122cm以上
・スリル度:★★★
・英語必要度:★★☆
2023年4月にオープンしたばかりの、WDW最新のアトラクション!バイク型のライドに前屈姿勢で乗るタイプのジェットコースターです。
このアトラクションのテーマとなっている映画『トロン』は見たことがないままの体験でしたが、見ていなくても十分に楽しいアトラクションでした。上海のディズニーパークにもあるアトラクションなので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
まだ新しいアトラクションということで、2023年5月時点ではスタンバイで並ぶことはできず
●バーチャルキューを取得する(無料)
●インディビジュアル・ライトニング・レーンを購入する(有料)
のどちらかでないと乗ることができませんでした。
筆者はインディビジュアル・ライトニング・レーン(以下、ILL)を購入してアトラクションを体験しました。
トロンは最高速度がなんと時速95km!高速道路を走る時と同じくらいのスピードが出ているのです。加えて前傾姿勢で乗るアトラクションなので、よりスピード感が増します。
ジェットコースターのコースは大半がスペースマウンテンのような屋内型なので、暗所が苦手な方はかなり怖く感じると思います。
急上昇・急降下はありませんでしたが、とにかく終始猛スピードなので、スピード系のスリルライドが苦手な方は覚悟しておいた方が良いでしょう。
①アバター フライト・オブ・パッセージ
・場所:アニマルキングダム パンドラエリア
・身長制限:112cm以上
・スリル感:★★★
・英語必要度:★★☆
筆者が選ぶ日本に無いWDWのおすすめアトラクションの第1位は、断トツで「アバター フライト・オブ・パッセージ」です!
映画『アバター』に登場するバンシーという空を飛ぶ生き物の背中に乗りパンドラを飛び回る、3Dシミュレータータイプのアトラクションです。プレショーの演出もかなり凝ったものになっているので、4Dアトラクションと言っても良いかもしれません。
バンシーの背中に跨って乗るため、前述のトロンのようにアトラクション体験中は前傾姿勢になります。
パンドラを飛び回る風景に合わせて、ライド自体が上下に揺れたり、前後に傾いたりします。バンシーが降下する際は内臓が”ふわっ”とする感じがあったりと、思った以上にスリルのあるアトラクションでしたが、それ以上に没入感が圧倒的です。
内臓のふわっと感が苦手な同行者でさえも、「アバターは本当に凄かった!」と絶賛していました。
映像・ライド共に揺れが激しめなので、乗り物酔いしやすい方は、事前に酔い止めを飲んでおくと安心です。
このアトラクションはWDWの中でも特段人気が高く、待ち時間が120分を超えていることもあります。
トロンの同じくILLの対象アトラクションになっているのですが、アバターはILLを購入する価値があるアトラクションだと思うので、WDWに行った際は是非パンドラの世界を体験してみて下さい!