一日では回りきれない広大なパーク。やはりできればじっくり泊まって楽しみたいもの。しかしパークの滞在は何かとお金がかかるもの。できるだけリーズナブルに、でもやっぱりできれば特別な滞在になる様に楽しみたい所。
しかし、ディズニーホテルはそれなりの費用が必要、そしてオフィシャルホテルも意外に高い…。そしてそれ以外の食事や必要なものも想像以上に費用がかかってしまうもの。
そんなお泊りディズニーですが、ここでは直近の舞浜駅を一つ離れた「ちょっとお得なお泊りディズニー」の楽しみ方を紹介したいと思います。
この記事のもくじ
便利なのはもちろん舞浜駅。しかし意外な盲点が…。
言うまでもなく東京ディズニーリゾートの最寄駅となっているJR舞浜駅。こちらの周辺には3つのディズニーホテルや6つのオフィシャルホテルが並んでいます。
こちらの「オフィシャルホテル徹底紹介シリーズ」では6つのオフィシャルホテルを紹介していますので参考にしてみてください。(一部情報が過去のものになっていますのでご了承ください。)
さらに2022年4月には「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」(公式サイトはこちら。)がオープン、さらに現在、シーの拡張エリア「ファンタジースプリングス」に建設中のディズニーホテルもオープンします。
やっぱりできればパーク直近の舞浜駅周辺でリゾートの雰囲気を感じながら楽しみたいもの。しかしどうしてもディズニーホテルは気軽に泊まれる価格ではないのが悩みどころ。
そんな中、以前こちらの「そうだったの…ディズニーホテルのサービスの変化をまとめました」でも紹介した様にその価格と価値は大きく変化してきており、ホテルの選択肢を広げてみるのもいい方法です。
更に意外な盲点とも言えますが、この舞浜駅は「東京ディズニーリゾートの為にある駅」と言っても過言では無い為、イクスピアリは近接しているものの、ホテルからすぐに行けるコンビニやドラッグストアなどが少ない盲点もあります。
そんな中、思い切ったひとつの方法としてお勧めしたいのが「舞浜駅ではなく、ひとつ隣の駅」を利用する事。
「舞浜駅」ではなく「新浦安駅」をおススメする理由
せっかくの「お泊まりディズニー」なら、それなりの費用をかけてディズニーリゾート周辺に泊まるのが一番ベストの選択肢。
しかし、近年はチケットの値上げ等もあるため、特にファミリーなどの場合はそう簡単に高い費用を注ぎ込む事が難しくなってきています。
そんな中、お勧めしたいのは、「舞浜駅」ではなく、お隣の「新浦安駅周辺のホテル」を利用する事。この周辺には下記の通り、ディズニーリゾートのパートナーホテルである「浦安ブライトンホテル東京ベイ」や「オリエンタルホテル東京ベイ」が駅直結の通路で並んでいます。
《東京ディズニーリゾート・パートナーホテル》
「浦安ブライトンホテル東京ベイ」
「オリエンタルホテル東京ベイ」
「ホテルエミオン東京ベイ」
「三井ガーデンホテル プラナ東京ベイ」
また駅直近ではありませんが、「ホテル エミオン 東京ベイ」は徒歩約7分、「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」も駅から路線バスで約10分の好立地です。
もちろん、上記のパートナーホテルは両パークのバスターミナルを結ぶシャトルバスが無料利用可能。約15分でパークへのアクセスが便利です。
一駅離れてはいますが、「実質的にパークへのアクセスは舞浜駅周辺ホテルともそれ程変わらない」と言っても良いと思います。
しっかり節約!その分パークに予算を使う!
この新浦安駅は直結で「イオンスタイル新浦安」や「MONA(モナ)新浦安」など、大型ショッピングモールがあり、24時間営業のコンビニエンスストア等も近接しています。
食事やコンビニにも悩む事がほとんどないこちらの新浦安駅周辺。ホテルは素泊まりでこの周辺で食事を済ませたり、旅行で大きな荷物を無理に運ぶより「いつものお店」でお得に気軽に揃えられるのも魅力です。
さらにパートナーホテルではありませんが、「マイステイズ新浦安」、「ラ・ジェント・ホテル東京ベイ」など、舞浜駅周辺にはあまりない、シングルユースでおひとり様でも安価で泊まれるホテルが多数あるのも特徴。
そして、その浮いた分のお金をパークで使う…なんて言うのも賢い方法とも言えます。
魅力はなんといってもその「価格」
舞浜駅周辺ではディズニーホテルは当然の事、オフィシャルホテルでもその立地的な便利さから、「ホテルの相場としてはやや高い」という特徴があります。
対して、この新浦安駅周辺では駅が1つ離れる分だけ、ホテルもかなり安価な設定になっています。全く同条件での比較はできませんが、周辺ホテルにほぼ宿泊経験がある筆者のイメージとしては「新浦安駅周辺のホテルはオフィシャルホテルより3割程度安い」と感じます。
更に新浦安駅周辺ホテルの特徴として、立地的な制約が舞浜駅近辺より少ないため、「いずれのホテルも部屋がやや広くなっている特徴」があると感じます。
具体的にはディズニー&オフィシャルホテルは一般的な客室の広さは「約38㎡程度」が多いのですが、新浦安駅周辺ホテルは「40㎡より大きい」と言った印象です。(あくまで個人的感覚です。)
また、部屋の種類が多く、例えば家族とおじいちゃん&おばあちゃんと言った、少し多めの人数や、学生同士のグループ、女子会など、多めの人数でも利用しやすい部屋が揃っている印象があります。
言うまでも無く、人数が多くなればなるほど更にお得になりますが、ディズニーホテルやオフィシャルホテルは多めの人数が宿泊可能な部屋が少ない傾向があります。
また、ディズニーホテルは、例えば「週末・食事なし」で宿泊するだけでも、ミラコスタなら最低でも80,000円以上かかります。
対して、同じ値段を出すのであれば、一駅離れたパートナーホテル等であれば、「夕食&朝食(場合によってはチケット付きプランも)」等がすべて含まれた形で、更に広い部屋に複数日滞在する事も可能です。
なぜ、今パートナーホテルをおススメするのか?
では、なぜ今舞浜駅ではなく、隣の駅のパートナーホテル等をおススメするのか?ですが、まず、現在のディズニーホテルは早めにパークに入園できる「アーリーエントリーチケット」は有料化されており、「1名に付き3,000円」かかります。部屋ごとの料金ではありません。
更に現在は、オフィシャルホテルでは本来の宿泊者特典である、いつでも自由にチケットが購入できるサービスが休止(2021年12月現在)しています。その為、コロナ前に比べて、ディズニーホテルやオフィシャルホテルの魅力が変化してきているのです。
また、「でも、やっぱりオフィシャルホテルの方がパークに近くて便利なのでは…?」とお思いかもしれません。確かにホテルによってはパークへの直通バスがある所もありますが、オフィシャルホテルでも「ホテルからベイサイドステーションへ移動」→「リゾートラインで各パークまで移動」と考えると、パートナーホテルの直結バスで行くのと、時間の差はそれほどない場合もあるのですね。
…もちろんなかなか簡単には行けないお泊まりディズニー。その時のために奮発するのも良いですが、ちょっとエリアを広げてホテルのチョイスを変えてみると、思わぬお得感に出会えるかもしれません。
今後はパートナーズホテルや新浦安駅周辺のホテルのレポートもお届けする予定です。ぜひご自身に合ったホテルを探してみてくださいね。