何かと混雑する東京ディズニーリゾート。やっぱり少しでも早く、効率的に回りたいですよね。
しかしパークの中は待ち時間を含め、何かといろいろ時間がかかってしまうもの。
そんな中、シンプルですが、「誰でもできる」、そして「確実に効果のある」、時短の基本技9つについてご紹介します。
この記事のもくじ
1. 基本の「できるだけ朝早く行く」
今更そんなことを?と思うかもしれませんが、シンプルですが、「一番重要」とも言える部分。とにかく「可能な範囲で、できるだけ早くパークに到着する」と言う事です。
もちろん電車や車などの交通手段によって行ける時間は変わりますが、まず何よりもそれを優先すると言うことです。
効率的にパークが回れる目安と言えるのは、開園の二時間前。最低でも90分前には到着していたい所です。
「え?そんなに早く…?」と思うかもしれませんが、朝早く到着する事で、もちろんアトラクションは早く乗れます。
ちなみに早く乗れるのは最初のアトラクションだけでなく、人気アトラクションを早めに混雑する前にクリアすることで、さらに「次のアトラクションも混む前に効率的に乗れる」のです。
また、早く行く事によって、必然的に食事の時間も早くなり、無理をせずに自然に「空いている早めの時間で食事が取れるメリット」もあります。
2. 食事の時間を「少し」ではなく「かなり」早める
アトラクションの待ち時間は自分の力で調整することができませんが、唯一自分で「必ず時短」できるのが、「食事の時間」。
一般的に食事に適した時間、例えば「お昼なら12時」ではなく「10時半」、夜なら「18時ではなく16時半」にもう済ませてしまうと言う事。シンプルで確実に時短ができる方法です。
筆者の経験から、レストランの時間帯推移はこんな感じだと思います。
10:00 ほぼ貸切状態で席は自由。(まだ開いていないレストランに注意)
10:30 店内に人はまばら。混雑日にはここがおすすめ!
11:00 席はまだ空いているが、増え始める頃。最低でもこの時間。
11:30 既に混雑。席は選べない程度になってくる。
12:00 混んでくる時間。注文列が伸び始める。
12:30 一番混む時間。店外に列ができ、キャストに整理されるレストランも。
13:00 さほどゲストは減らず、座席はまだ空かない。
13:30 若干減り始めるが、並んでいたゲストが残るためあまり空かない。
更に単に食事の時間を早めると、空いているだけではなく、「好きな席が取れる」、「購入するのに並ばない」、「無駄な時間を節約できる」というメリットがあります。
また、「混雑のピークを避けるなら逆に遅めでもいいんじゃないの?」と考えがちですよね。しかし、これは実は失敗しやすい考え方。
食事時間をピークの後ろにずらしたつもりでも、逆にそれまで並んでいた人や、既に食事しているゲストが動かないため、実はあまり効果的ではないのです。
簡単確実な「食事の時間は早める」のが確実と言えるでしょう。
3. 食事はワゴンフードで済ませる手も…!
上記でお伝えした「食事の早い時間を早める」と言う行動。これは誰でもできて確実な方法です。
ただ、それでも食事はどうしても時間がかかってしまうもの。そんな中、有効なのは、しっかりレストランで座って食事ではなく、「手軽なワゴンフードで済ませる」と言う手もあります。
これは確実な時短になるだけでなく、食事代金の節約にもなります。
おすすめワゴンフードなどはこちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてくださいね。
4. さらに時短、パレードやショー待ちながら食事をする
さらにシンプルな時短の方法として、「可能な限り同時にできることを1つの時間帯でする」と言うことです。
わかりやすく言うならば「ショーやパレード待ちながら食事をする」と言うこと。
場所取りで少し早めに良い位置を確保できれば、ショーパレードも見やすくなりますし、さらにその時間を食事や休憩に充てることができるので、 一石二鳥な方法。
近年のパークのレストランは、紙皿などが多く、そのままレストランに戻らずに捨てられるタイプのものが多いので、この辺もあらかじめ同行者と話をしておいて有効活用すると良いでしょう。
5. お土産は「閉園間際に買わない」
こちらも簡単な時短の方法。「お土産は閉園間際の時間帯には絶対に買わない」事。
これは詳しく説明するまでもありませんが、「パークのショップが一番混雑するのは閉園時間間際」です。
この時間帯にはレジに数人から十数人並ぶ事もあり、また、人が多いため、じっくり商品を選ぶのも困難になってきます。
そのため、「昼間の人が少ない時間帯に購入」をおすすめします。
車で来ている方ならば、早めに購入して車に置いておく方法、宿泊ならば15時過ぎのチェックインのタイミングで購入する方法もありますね。
お金がかかってしまいますが、電車の方は早めに購入してコインロッカーに預けるのも混雑時は有効です。
特に混雑日は閉園間際の入り口近くのショップは入園制限のために列が設けられることもあります。
「早めにお土産を買う」と言うシンプルな方法ですが、これも時短の方法といえます。
6. シアター系アトラクションは午後に回し、休憩しながら観覧
パークには多くのアトラクションがありますが、待ち時間の少ない「シアター系アトラクション」もあります。(「ミッキーのフィルハーマジック」、「カントリー・ベア・シアター」、「マジックランプシアター」など)
観覧するためにエントリー(抽選)が必要なものを除き、 こうしたアトラクションを疲れが溜まってくる午後から夕方、夜のなどに持っていき、ここで体を休めながら休憩がてら鑑賞…と言うのも時短+効率的な方法です。
もちろんアトラクション自体の魅力は大きいものですが、収容人員の多いシアター系アトラクションは午後から夜になると更に待ち時間が短くなっていきます。そこをうまく活用したいところですね。
7. 徐々に再開の「シングルライダー」を活用
パークでの「時間消費」の最大のネックとなるのは、やはりアトラクションの待ち時間。
これを短くするためには、一部のアトラクションで実施されている「有料のファストパス」である、「ディズニー・プレミアアクセス」を使う方法が一番確実。
しかし、予算的にもなかなか厳しい場合もありますよね。
そんな中、こちらも基本の方法ですが、「シングルライダーを活用」すること。こちらも説明の必要はないと思いますが、アトラクションの奇数でできた空席1人のゲストを優先的に案内してくれる方法です。
こちらは一部でテスト運用として、2022年10月前後から再開しているところもあり、実施しているアトラクションを確認する必要ありますが、かなり効果的な方法です。
グループで来ている場合でも、効率を重要視するためにはこれも効果的な方法です。
8. ショー・パレード直後のアトラクションは乗るな
こちらもシンプルですが、効果的な方法。アトラクションに乗る際に、「ショーやパレードが終了した直後の時間は絶対避ける」と言うことです。
これは有料のファストパス、「プレミアアクセス」でも同じことがいえます。
言うもなくショーやパレードを見た後、近いアトラクションにゲストが流れてくる傾向があるからです。
逆に言うと、ショーやパレードが始まってしばらくした時間は、アトラクションに向かうゲストの流れも緩んでいる時間と思います。
劇的な効果というわけではありませんが、ここもうまく活用しましょう。
9. 効率的に行くのか、ゆっくり楽しむのか…を決めておく
そしてもうひとつの大きなポイントは、友達や家族と行くときに、「ゆっくり楽しむ」を重視で行くのか、「効率重視で行くのか」という事をあらかじめ決めておくことも大切です。
「本当はもっとじっくり楽しみたかったのに…」とあとから仲間同士で嫌な気分にならないように、「今日は効率的にできるだけ多くのアトラクションに乗る日」などと言う方向性を予め定めておくと、同行者との気持ちのすれ違いもなくなると思います。
特に人数が増えるとそうした悩みを大きくなります。「今日は○○の日!」と言うように、予め方向性をみんなで定めておけば、また別の日により多くの楽しみ方ができると思います。
…いかがでしたでしょうか。
他にもまだまだ効率的な時短の方法が存在します。ぜひ皆さんも探してみてくださいね。