いよいよ開始!「ディズニー・ハロウィーン」シー編【その1】

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季節に応じた多くのスペシャルイベントが開催されるディズニーリゾート。秋の恒例となった、「ディズニー・ハロウィーン」が今年も開催中です。

ディズニーランドでは恒例のパレードが行われていますが、ディズニーシーでは海が舞台となるハーバーショーが開催されています。

そんな中、今回はパークの玄関口でもある、メディテレーニアンハーバーで行われている「ハロウィーン・デイドリーム―スケルトンズ・サプライズ」についてご紹介します。

昨年のバージョンアップ版。広範囲で観覧可能なショー。

今回のハーバーショーは簡単に言うと、昨年開催された「ハロウィーン・デイドリーム」のバージョンアップ版。基本的な音楽やキャラクターの衣装、ショー概要は昨年とほぼ同じです。

そして今回加わった最大の特徴は同じくシーの昼間のハーバーショー、「レジェンド・オブ・ミシカ」の要素が加わった事です。同ショーで使われるバージ(船)が使われます。

■登場する船
 ・メインバージ(昨年と同じもの)
 ・ミシカ船紫(アメジスト)
 ・ミシカ船黄(シトリン)
 ・ミシカ船青(サファイア)

ショー概要については、公演時間は去年と同じく約25分、1日2回開催も同じで、夜の公演はありません。ダンサーなど、出演者数は130人と少し増えた感じです。おそらくスケルトンの分だと思われます。

【ショー概要】
ディズニーの仲間たちとスケルトンたちが繰り広げる、異国情緒あふれる華やかなハロウィーンのカーニバル。今年は、ドナルドダックやグーフィーなどディズニーの仲間たちがミッキーマウスにサプライズを用意して開催されます。

メディテレーニアンハーバーの陸上にドナルドダックをはじめとしたディズニーの仲間たちやダンサーがやってくると、ミッキーマウスやミニーマウスたちも船で海に登場、カーニバルはスタート。

すると突然、「レジェンド・オブ・ミシカ」の水上バイクや、神秘的な生き物をかたどった船に乗って、たくさんのスケルトンたちが登場。

ミッキーが驚いていると、今度は、陸上から、ドナルドダックが連れてきていた海賊の旗を振り回すパイレーツのスケルトンや、グーフィーがタワー・オブ・テラーで出会ったスケルトン、チップとデールがフィエスタで一緒だったスケルトンなど、世界中のスケルトンがやってきて、ダンスを盛大に繰り広げます。

このダンスの輪はゲストにも広がり、ゲストも“スケルトンダンス”に参加して、ユーモアあふれるカーニバルがさらに盛り上がります。

ストーリーの展開よりもエンターテイメント性を重視

ショーの内容は、去年開催された同ショーでは、ミッキー連れてきたスケルトンがショーに加わり、他のダンサーやキャラクターが驚き、恐れていたけれど、最終的には仲良くなってみんなで楽しく…といった流れでした。

対して今回は、逆の形で、他のキャラクターがミッキーに内緒で連れてきたスケルトンで楽しくカーニバル、ミッキーを驚かす…という展開です。

全体の雰囲気として、昨年の様な「ちょっと怖い雰囲気」は無くなり、最初から最後までアップテンポで明るい雰囲気で進行します。

ただ、昨年から登場しているスケルトンですが、今年は昨年の様な怖い雰囲気は少なくなりましたが、不気味であるのには変わりなく、小さなお子さんは怖がってしまう事が多いのでご注意を。

広範囲で行われるショーだけど…逆に見る場所が絞りにくい

ショーエリアはメディテレーニアンハーバー全域となっていますが、実質的にはミラコスタ側の海半分と考えていいと思います。基本的にはどこからでも見えますが、陸上が近い場所でないと臨場感は少ないと思います。

基本的にはキャラクターとダンサーが陸上を移動しながら展開するショーなので、広範囲で観覧できますが、逆に見所が絞りにくいショーとも言えます。

<出演するキャラクター>
ミッキーマウス・ミニーマウス
ドナルドダック・デイジーダック
グーフィー・プルート
チップ&デール、クラリス
ピノキオ、ゼペット
マリー

ショーは5分程度前からアナウンスがあります。チップ&デール、ドナルド、グーフィーなどの主要キャラクターがショーの趣旨を説明するところから始まります。

まず、会場にはミッキー&ミニーが乗ったメインバージが登場、しかしながら昨年同様こちらの二人は上陸せず、最初から最後まで船の上です。

全体的に鑑賞エリアの一極集中を防ぐようにした感じになっており、「特定のキャラクターが同じ場所にずっといる事が無い」様になっています。

そのため、お気に入りのキャラクターがいても移動してしまうという点があります。ただ、逆に言えばどこで見ても同じ様に楽しめるともいえますね。

…次回はもう少し細かなキャラクターなどの動きや位置についてご紹介します。