様々なアトラクションがそのエリアの個性ごとに存在するディズニーランド。7つに分類されたテーマランドの中で、「夢と魔法の王国」というキーワードが一番あてはまるのがファンタージーランド。
中でも、やはりパークの中央にそびえるシンデレラ城の存在感は大きいですよね。そんな中、アトラクションを楽しむ上での攻略法や、知っているとちょっとだけ得するポイントなどについてのシリーズ企画。
個々のアトラクションを紹介する「アトラクションごとの傾向&攻略法紹介シリーズ」ですが、今回は女の子や女性に人気の「シンデレラのフェアリーテイル・ホール」をご紹介します。
ギャラリー的な雰囲気のウォークスルータイプのアトラクション。
「シンデレラのフェアリーテイル・ホール」はファンタジーランドにあるアトラクション。こちらは乗りものに乗って進むのではなく、ゲスト自身が歩いて進むウォークスルータイプのアトラクションです。
舞台はシンデレラとプリンス・チャーミングが住む、ご存知、「シンデレラ城」。シンデレラが魔法にかかり、プリンセスになるまでの物語をゲストと分かち合いたい、と思い、自分たちが留守の間でも自由に見てもらえるようにシンデレラ城の中を開放した…と言うものです。
中には物語にまつわる様々な作品が展示されています。 中にはシンデレラが召使いからプリンセスになるまでを描いた絵画、魔法によってシンデレラが美しいドレス姿に変身するシーンを表現したジオラマなど、アート作品が並んでいます。
ここが他の施設と異なるのは、特に順番通りに進むのではなく、自由に見て回るというタイプのギャラリー的な雰囲気のもの。施設に入る前はもちろん並びますが、エレベーターで上階に上がったら、順番に並んで進む必要は無く、自由に中を見て回るものです。
そのため、アトラクションの所要時間は特にありません。早めに歩いて回れば、2・3分程度、じっくり見て回っても数分程度で回る事が出来ます。内容的には女性や女の子にとってはあこがれのシンデレラのストーリーに入り込めるので楽しいと思います、
反面、男の来や男性にとっては、少し物足りない雰囲気があるかもしれませんね。イメージ的にはアトラクションと言うよりも、シンデレラのギャラリーの様な感じで楽しむのがいいと思います。
アトラクションのスタンバイはほぼ施設の外で、建物中に入ると、エレベーターに乗り、シンデレラ城内に上がっていきます。エレベーターを降りるとホールの様な部屋が続き、廊下や壁面にシンデレラのストーリーを絵や模型などで模しオブジェが飾ってあります。
様々な形で進んでいく物語をゲストは自由に見て回ります。最後の大きな部屋ではシンデレラがお姫様になった後の部屋があり、そこには大きなシンデレラの椅子があります。ここでは自由にゲストは座って記念撮影する事が出来ます。ここでは若干並ぶ列ができます。
アトラクションの待ち時間は規模の割には若干長めになる特徴があります。こちらは自由に周遊するタイプですが、制限時間が設けられておらず、施設内のゲストの減り具合を見て、順次ゲストを入れていく形なので、ゲストの回転があまり良くないです。
7歳未満のお子さんは、16歳以上の健全な方の同伴が必要ですが、特にお子さんが多いと待ち時間が長めになる傾向があります。スタンバイは普段の週末では30分前後、入場制限クラスの混雑日は60分程度になる事もあります。
また、このアトラクション内で結婚式の特別イベントが開催される事があり、その時間帯は臨時的に運営中止になる事があります。
その他の細かなトリビア・攻略法など
こちらのアトラクションは待ち時間の割には意外に中は小さめです。混雑日でも60分を超える事はあまりありませんが、待ち時間が1時間近くなっている時は避けた方がいいでしょう。パークに来た方が一日に何度も利用するタイプではないので、夕方から夜にかけての時間帯には空いてくる事があります。
施設内にはガラスの靴や壁に飾られた絵等がたくさんありますが、広間にある「フェアリー・ゴッドマザー」が馬車に魔法をかけている絵がありますが、この絵にはちょっと仕掛けがります。
通常だとわからないのですが、この写真に向かって、フラッシュをたいて写真を撮ると、絵の中に反射する素材が埋め込まれており、そおは反射した光が魔法がかけられた様になるのです。
ちなみにこのアトラクションの設置されている場所はシンデレラ城の内部ですが、ここには1986年7月から、2006年4月5日まで「シンデレラ城ミステリーツアー」という東京ディズニーランドだけの唯一のアトラクションが運営されていた場所です。
その跡地に建設費用約20億円をかけて改修されましたが、実はアトラクション入り口の扉は 「シンデレラ城ミステリーツアー」時代と同様のものが使用されています。
また、ここは唯一ゲストがシンデレラ城の内部に入れるアトラクション。エレベーターを出た右側等にある窓や、アトラクション最後の出口からは、ここでしか撮れない風景を見る事が出来ますので、こちらもお勧めです。