2020年9月28日にオープンした東京ディズニーランドの新ファンタジーランドエリア。ここのメインシンボルといえばなんと言っても「美女と野獣の城」。
シンデレラ城にも負けず劣らず、堂々とした姿は見ているだけでも楽しいですよね。
そんなこのお城ですが、「意外に知られていない秘密」がたくさん隠されています。そんなお城について「アトラクションに乗れなくても楽しめる秘密」を5つ紹介します。
この記事のもくじ
①実は照明が「2パターン」存在する
このエリアを代表する「美女と野獣の城」。昼間のその壮観な姿だけでなく、夜のライトアップも魅力的です。
そんなこのライトアップですが、夜には「青く不気味な姿」にライトアップされます。こちらはご存知の方は多いと思います。
しかし、意外に知られていないのが、実はこのライトアップ、「夕方」と「夜」の2つのパターンが存在する事。
夕暮れ時刻近くになると、「夕暮れの太陽の陽射しが当たっているような光」がお城に当てられるのです。
この時間は比較的短いため、意外に知られておらず、ご存じない方が多いかもしれません。ぜひそんなところも注目してみてくださいね。
②映画の世界の「前」と「後」で外壁が違う
※この先は「少しネタバレになるお話」も含みますので、ご注意ください。
この「美女と野獣“魔法のものがたり”」のアトラクションは、その不気味な外観の通り、「城や王子たちが魔女の強力な魔法にかけられてしまった状態」です。
そのためお城は映画の中同様、不気味な紫色の様な外観をしています。
しかしこちらのアトラクションでは、映画と同様にベルと王子はめでたく愛し合う事に成功し、その後、呪いが解かれる展開となります。
そのため、アトラクションの入口と出口では時間軸が異なっているため、「アトラクションの外観は呪いがかけられた不気味な色」ですが、アトラクションの出口周辺は「呪いが解けた後なので、お城の外壁も明るい色」になっているのです。
すぐに通過してしまう場所なので、ぜひじっくりご覧になって下さいね。
また、この出口周辺の外壁はアトラクションに乗らないとわかりませんが、もし乗れなくてもお城に向かって左側のエリアから、遠目に確認する事もできます。
かなり遠い位置にはなりますが、もし乗れなかった場合はそんな所も確認してみてくださいね。
③「色」が付いている紋章
続いては、上でご紹介した物語の変化に関連したお話。
入口外観と建物を出た周辺の壁の色が異なる事はお話しましたが、実はそれだけではなく、「建物を出た所にある紋章」にも注目してください。
ここには「色鮮やかなバラなどの紋章」があります。しかし、この紋章、実はお城に入ってすぐ左側の暖炉の上もこの紋章があります。
しかし、こちらの入口近くの紋章には「色がついていない」のです。
これは前述した通り、「魔女の呪いがかけられた状態」と言うことを示しているものと思われます。出口では呪いが解けた為に美しい紋章が見られるのですね。
なかなか気がつかない、こんな場面にもぜひ注目してみてください。
この出口付近の紋章は、先ほどご紹介した、アトラクションの入口左側にある馬車の奥のあたりからも見ることができるので、こちらもぜひ確認してみてください。
④モーリスが迷った「見えない道しるべ」
続いてはアトラクション入口付近。映画「美女と野獣」をご覧になった方ならご存知だと思いますが、映画の中では、ベルの父であるモーリスが道に迷ってしまうシーンがあります。
その道に迷ってしまうシーンのきっかけとなるのが「古びた木の板」で書かれている、「行き先が見えなくなっている道しるべ」。
実はこの映画の中に登場した「文字が見えなくなっている道しるべ」が、城の入り口左側の植え込みの中にあるのです。
この付近はアトラクション利用者が並ぶ位置になっていることも多く、常に人が多い場所なのでなかなか気がつかないかもしれませんがそんな所もぜひ探してみてくださいね。
しかも、映画同様、書かれていることが非常に見えにくくなっています。こんな所の再現度も非常に高いですよね。
⑤映画に登場する「門」と同じ
続いては意外に「見ている様で見ていない」場面。こちらはアトラクション正面にある、城の門。
ご覧の通り、その不気味な姿を見せてくれますが、もちろんこの門も映画に登場したものとの再現度は高くなっています。
映画では門が閉まっているシーンしかほぼ登場しないのですが、この門の形もしっかり再現されています。あまり気にしない場所ですが、そんな所もご覧になってみてくださいね。
…以上、ご紹介してきた、アトラクションに並ばなくても楽しめる「美女と野獣」の城。他にも楽しめる細かな部分がたくさんあります。
そんな所もぜひ見つけてみてくださいね。