消しゴムはんこでディズニーシーを描いた職人芸に感動!作者のナベタさんのメッセージを紹介します

ライター:
nabetakesigom

8月に消しゴムはんこで丸ごとディズニーランドを彫り、多くのファンの間で話題となった消しゴムはんこ職人、ナベタケイコさん。

今度はディズニーシーを消しゴムはんこで再現し、前回以上の反響を集めています。

TDRハックの読者さんに向けた、作者のナベタさんの声も紹介します。

前回のディズニーランドはんこ完成からわずか二ヶ月!制作の過程を紹介

作者のナベタさんは、ディズニーランドはんこの完成後、わずか一週間でディズニーシー版はんこの制作に取り掛かりました。

構図はミラコスタに飾ってあるマップを参考にされたとのこと。

図案起こしが開始。建物やアトラクションだけでなく、ディズニーシーのバックグラウンドストーリーを上手に取り込まれています。

これはディズニー愛のあるナベタさんのできる技ですね…。

9月4日の開園15周年記念日には、図案が完成!

細かく見ると、アトモスフィアだったり、インディやストームライダーのキャラクターが丁寧に彫ってあったりと、見ているだけで時間があっという間に立ってしまうような完成度。これが消しゴムハンコになります。

トレーシングペーパーへの清書作業。線がとても美しいです。

ハンコを彫る作業がいよいよ開始。そして…

ハンコ彫刻開始から2週間ほどで、完成!!

ナベタさんのコメントを紹介

今回のディズニーシー消しゴムハンコ制作にあたって、作者ご本人からお話を伺うことができました。(ナベタさんにはこの場を借りまして、御礼申し上げます。)

以下に紹介します。(ナベタさん主観の文章となっています)

一番苦労したところは…

ディズニーファンの方々が大切にしているディズニーシーの姿を出来るだけ描き出したかったので、あれもこれもと構想が膨らんでまとめるのが大変でした。

特に、ハーバーショーは思い入れがあるものが多すぎて悩みました。
(「ファンタズミック!」も大好きなのですが、全体の雰囲気を踏まえて、ハーバーに魔法の帽子を浮かせるのはあきらめました。)

一番思い入れがあるのは「レジェンド・オブ・ミシカ」なのですが、特徴的なバージやキャラクターをどう描こうか悩んだ末に、ハーバーの端と、プロメテウス火山の噴煙から続く空に、伝説の生き物を登場させました。

注目して欲しいポイントは…

ディズニーシーはんこは【冒険とイマジネーションの海】らしく、宝の地図のようなデザインにしたいと考えていました。

でも15周年らしいモチーフも入れたくて、ちょうどアニバーサリーグッズに「クリスタルコンパス」があったのを思い出しました。

デザインを少しアレンジし、はんこの右下に配置しています。

グッズではキャラクターのイラストが書かれている部分がはんこではどうなっているのか、少し細かい部分ですが、チェックして頂けたら嬉しいです。

読者へのメッセージ

今年、開園15周年を迎えた東京ディズニーシー。

その風景は変わりゆくものですが、きっ と今も、私たちに見えないどこかですべてのストーリーは続いています。

今回の消しゴムはんこを見て下さった方たちからのコメントを拝見して、微力ながらそれを表現することが出来たのかなと思いました。

これからも、ディズニーリゾートやディズニー作品への愛を消しゴムはんこに込めて、私なりに表現し続けることが出来たら嬉しいです。

(以上、ナベタさんからのコメントでした)

ディズニーランド、そしてディズニーシーの世界をご自身のディズニー愛で丸ごとぎゅっと詰め込んだ消しゴムはんこ。世界でたったひとつの作品に多くのファンの反響を呼びました。

ファンアートの素晴らしさをこんなにも感じたのは初めてかもしれません。

前回の作品、ディズニーランド消しゴムはんこの記事もあわせてどうぞ!

感動!ファンだからこそ作れるディズニーランドまるごと消しゴムハンコ

ABOUTこの記事を書いた人

ディズニーブログ「TDRハック」のファウンダー&ディレクターです(2012月5月〜)。ディズニーリゾート、ディズニーの世界の魅力を伝える記事を執筆しています。

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