冬のディズニーランドにたくさんのゲストを集めたスペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」。2ヶ月以上に渡って行われたこのイベントも今月20日で終了となりました。
この記事では今シーズン最後の実食レポートとして、「巨峰シャーベットとブルーゼリーのサンデー」と「サーモントラウトとポテトサラダのブルーベリーソースサンドウィッチ」をご紹介。さらに後半では、アナ雪イベント限定のスペシャルメニューに関して総括します。
この記事のもくじ
姉妹の特徴が盛りだくさんなサンデー!
まずご紹介するのはワールドバザールのアイス屋さん、アイスクリームコーンで販売されていた「巨峰シャーベットとブルーゼリーのサンデー」、500円です。
このメニューは、講談社から発売されているディズニー専門誌『ディズニーファン』の創刊25周年記念企画「パークフード開発!プロジェクト」のグランプリに選ばれたもの。ファン考案のメニューということですね。
このメニューの特徴は、ひとつのカップの中にアナとエルサ両方の要素を含んでいること。
アナのマントを表した巨峰シャーベットの上には、同じくアナの白い髪の毛の部分をイメージしたホワイトチョコレートが乗っています。カップの真ん中に詰まっているコーンフレークもアナの茶色い髪を表しているようです。
一方、シャーベットの下の部分にはエルサの髪を表す生クリームや、青いドレスをイメージさせるブルーゼリーが入っています。
他にも、シャーベットの上にアラザンがかかっていたり、積もった雪のようなバニラムースが入っていたりと、とにかく様々な種類のスイーツを贅沢に味わえる一品でした。
それぞれの詰め方も絶妙で、爽やかなシャーベット→サクサクこうばしいコーンフレークやバニラムースの甘味→すっきり味わえるブルーゼリーとお口の中で変化する味わいが楽しめます。
色づかいが美しい、アナのマント風サンドウィッチ
続いては、スウィートハート・カフェにて展開されていた「サーモントラウトとポテトサラダのブルーベリーソースサンドウィッチ」です。
アナのマントをイメージしているこのサンドイッチですが、塩味のきいた紫色のポテトサラダやサーモントラウト、甘酸っぱいブルーベリーソースに加え、水菜やベビーリーフ、黄色のミニトマトなど新鮮なお野菜も入っています。
食べる場所によって塩味・甘味・酸味など様々な味が堪能できるだけでなく、見た目もとてもキレイ。全体的にピンクやオレンジの色合いが多い中、黄色いミニトマトと粉チーズの白がアクセントになって味も見た目も全体を引き締めている印象でした。
アナ雪イベントをフードの視点から振り返って…
アナ雪イベントもついに終了。私からは、8種類ものスペシャルメニューをレポートさせていただきました。
個人的な視点からの振り返りになりますが、お昼のグリーティングやデコレーションは比較的小規模ではあったものの、フード部門はそれなりに工夫されていて楽しめた印象があります。その理由としては、映画とのつながりが考えられそうです。
近年のTDRの傾向として、イースターやハロウィンなどそれぞれの季節をテーマにしたイベントが主流でした。その分どうしても、にんじんやかぼちゃなど使用される食材に毎回似たものが多かったのも事実。
一方、今回はひとつの映画をテーマにした久しぶりのスペシャルイベントでした。雪の「白」や氷の「青」など色づかいの似たものは少なからずありましたが、オラフのホットドリンクやトロールのスペシャルセットなど映画に登場するメニューや、ストーリーがそのまま踏襲されたフード展開はイベントを盛り上げる要素のひとつだったと言えるのではないでしょうか。
今年のアナ雪イベントは終了となりましたが、来年度も同イベントの開催が発表されています。
毎週入場制限となり、主催者側としては成功といえるイベントになったと思います。ぜひここに留まることなく、来年度はさらにあっ!と言わせるような新メニューを期待しながら、今年の総括としたいと思います。