東京ディズニーリゾートに行く時の楽しみは色々ありますが、その一つでもあるのがファッション。
恒例のハロウィーン期間の仮装は期間と内容が細かく制限されていますが、イメージやカラーを合わせた「バウンドコーデ」や、一部だけの「プチ仮装」での楽しみ方ありますよね。
そんな中、イクスピアリに「学生服レンタルショップ」がオープンしましたのでご紹介します。
この記事のもくじ
レンタルは1時間2,000円から
イクスピアリに初登場となる、学生服の販売やレンタルを行う専門店、「カンコーショップイクスピアリ(KANKO SHOP Select Square)」が2023年1月30日にオープンしました。(公式サイトはこちら)
料金は貸し出し品の数や時間によって異なりますが、1時間で2,000円からとなっています。
貸し出される衣装は様々。もちろん男性用もあり、性別年齢問わず、更には冬服、夏服など多くのバリエーションも揃っています。
それぞれのアイテムは単品での貸し出しも可能なのが嬉しいですね。
当日だけでなく、一泊や二泊での料金設定もあります。
朝のオープンはちょっとゆっくり
こちらのレンタルサービスですが、気をつけたいのが営業時間。こちらの店舗の営業時間が「10:00~22:00」までとなっていること。
朝のオープン時間は比較的遅め。通常ならばパークで楽しんでいる時間帯なので、余裕のあるスケジュールの時に使いたいですね。
また、店舗のクローズは22時。現在(2023年3月現在)は、両パークとも閉園が21時なので問題ないですが、パーク営業時間が22時になった場合は、最後までパークで楽しんでいると返却に間に合わなくなりますのでご注意を。
ただ、「郵送での返却も可能」(送料は利用者負担)なのでありがたいですね。
変わりつつあるパークの楽しみ方
これまでに「ありそうでなかった」レンタル制服サービス。過去にはパーク内で、成人した方が制服を着てディズニーを楽しむ、「制服ディズニー」と言うものが流行った時期があります。
当時はその賛否についての是非が問われた時期もありましたが、今回はそれが「正式なサービス」となってイクスピアリに登場しました。
これまでは「パーク『を』楽しむ」ということが一般的な楽しみ方でしたが、これからは「パーク『で』楽しむ」と言う楽しみ方も「新しい形」として変化していっているのでしょうね。
仮装にはならないの?
こうした話題になると、比較的よく取り上げられるのが「これって仮装にはならないの?」と言うこと。
こちらについては、明確な規定があるわけでは無いですが、そもそもがこのレンタルサービス店は、「東京ディズニーリゾート内のイクスピアリ」に設置されたものです。
そうしたことから、パークとしてはこの件についての正式なアナウンスはありませんが、「制服自体は仮装ではなく問題はない」と言う認識で問題はないという事なのでしょうね。
制服姿での飲酒や喫煙には十分注意
こちらのいわば「新しい時代のレンタルサービス」ですが、注意したいのは、「大人が制服を着た状態で、喫煙や飲酒をする」と言うこと。
言うまでもなく成人していれば法的に問題無い事ではありますが、「制服姿で飲酒や喫煙をする」と言う行為は、「公序良俗」と言う観点、更には「未成年者の飲酒・喫煙が疑われる」と言う事も考える必要があります。
楽しむ自分ももちろん、キャストやパーク内の社員などにも余計な心配や疑いの目で見られない様に、飲酒時や喫煙時は制服を脱いだり、何か上着を羽織る…などの配慮が必要かもしれませんね。
また、現代は誰もがスマホの高性能カメラを持つ、「一億総カメラマン時代」。そうした行為は奇異の目に晒され、無断で撮影され、ネットに上げられてしまう可能性なども考えて行動した方がいいかもしれません。
楽しみながらも「周りへの配慮」も
これまでにありそうでなかった新しく登場した斬新な「制服レンタル」のサービス。
非常に新しく、面白いサービスでありますが、前述したように未成年者が飲酒・喫煙しているように思われる可能性もあります。
これは法的な問題はないものの、それを見た事情を知らないゲストは「ディズニーはそれを許している」「治安が悪くなった」等の誤解を招いてしまう可能性も無いとは言えません。
様々なファッションでパークを楽しむのも良いですが、あらぬ誤解や周りの方に余計な不快感などを与えない様に、周りにも充分配慮して「新しい楽しみ方」をしたいものですね。