2017年11月。東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでの婚礼が決まった私たちですが、婚礼約4ヶ月前を控え、2回目のウェディングメニュー・テイスティングデイ(試食会)の案内が届き、参加してきましたので、今回は、その様子をレポートします。
婚礼約6ヶ月前に参加した1回目のウェディングメニュー・テイスティングデイのレポートはこちらをご覧ください。
今回は、前回の試食会でいただいたコースより、前菜を1皿減らしたコースを2種類試食しました。
この記事のもくじ
ファンタスティコ(18,200円)
料理にオリエンタルソースやXO醤等を使って、料理にアジアンテイストを盛り込んだファンタスティコ。
前菜には、オリエンタルソースを使用し、ちょっとピリッとした味付け。辛いものが苦手な人にはおススメしない、というレベルではありませんが、ご年配の方には考慮した方がいいかもしれません。
魚料理は、スズキの香味蒸しを海老味噌ソースで。白身魚が持つふっくらとした舌触りに海老味噌ソースが絡んで美味しい一品。つけ合わせのドラゴンフルーツも、アジアンテイストを盛り上げます。
肉料理には、温野菜の盛り合わせをブーケに見立て、その中にはミッキーシェイプが。お肉は、後述のクラッシコより柔らかくジューシーでした。
ただ、新婦の母から、「スープがないとコース料理という感じがしない」という意見がありましたが、確かに、スープが無いので、少し変わったコース料理と思うゲストもいるかもしれません。
クラッシコ(18,200円)
ファンタスティコと同じ金額のクラッシコは、正統派イタリアのコース料理という印象。
前菜は、ヘルシーにグリーンベジタブルソースで見た目も華やか。牛蒡のクリームスープは、家族全員が絶賛していました。肉料理は、サーロイン。付け合せの野菜がミッキーシェイプに切られており、ゲストの期待を裏切らなさそう。
ただ、筆者はリゾットに出てきている魚介のアランチーニ(アランチーニ、とは、シチリアとナポリ名物のライスコロッケだそう)の中味に、生臭さが消えていなくて苦手でしたが、家族の評価は概ね良好でした。
ファンタスティコ、クラッシコは、1回目の試食会より1品少ないコース料理となりましたが、家族からの評価は「品数は申し分ない」と高評価でした。
デザートは2種類から選べます
今回いただいたコースでは、2種類のデザートのいずれかをチョイスすることができます。
どちらも東京ディズニーシーのテーマポートのイメージにピッタリのデザートで、食べるのがもったいないと思ってしまいます。
人魚姫アリエルのラングドシャが乗っているのは、『クレームブリュレ入りオレンジシブースト、ブルーキュラソーシャーベット添え』。
ブルーキュラソーシャーベットは少しアルコールが入っているので、ゲストによっては好き嫌いが分かれそうですが、サッパリしているので、お口直しにはちょうどいいかもしれません。
クレームブリュレの濃厚さもちょうどよく、美味しくいただけました。
ただ、全体的に青を基調としているので、「夏の披露宴だったらいいけれど、それ以外の季節だと、色と季節が合わない気がする」と、写真を見た友人の意見もありました。
アグラバーの街並みをラングドシャで表現しているのは、『キャラメルとレモンのムース、ラズベリーのシャーベット添え』。
キャラメルとレモンのムースを単体でいただくと美味しいのですが、当日は、ウエディングケーキもあるので、それを加えると、ちょっと甘さがくどいかな、という印象。
ちなみに、ムースの上に乗っている円錐を逆さまにした薄いクッキー生地のものは、なんと、ジーニーが出てくる場面をイメージしているのだとか。
さらに、このデザートのランプの部分はチョコレートでできているので食べられますが、飾りだと勘違いして残す方もいらっしゃるそう。もったいない。
お口直しという観点では、アリエルのデザートに1票ですが、フォトジェニックという観点では、アラジンのデザートに1票……。なかなか難しい選択です。
ソムリエと総料理長への質問タイム
1回目の試食会に参加した際も同じ時間がありましたが、肉料理をいただいている最中に、希望者限定で、総料理長(もしくはスーシェフ)とソムリエが各テーブルを回って、料理やアルコールについて質問を受け付けてくださいます。
私たちは、前回聞くことができなかった質問を、思い切ってぶつけてみることにしました。
Q1.ファンタスティコに使用してしている海老味噌ソースが、アレルギーでダメなゲストには、どのようなソースで提供されるか?
A1.過去の例だと白ワインソースで提供している
※アレルギー対応については、なるべく早めに連絡が欲しい旨、担当のプランナーさんより別途申し添えがありました。
Q2.肉料理のみ、デザートのみ等、単品でのアップグレードは受け付けているのか?
A2.受け付けておりません。
※本件についても、後日、担当のプランナーより連絡があり、過去アップグレードした方がいなかったわけではないが、ホテルとしては、各コースにテーマを持たせている為、単品でのアップグレードは積極的に受け付けてはいない、というお話を伺いました。
Q3.各ドリンクメニューの『国産ビール』とは何を提供しているのか?
A3.事前に1種類選んでもらいます。
キリンの『一番搾り』もしくは『ラガー』、アサヒの『スーパードライ』、サッポロの『黒ラベル』、サントリーの『モルツ』は、どのコースも選択可能。
オリジナルカクテルがつく6,250円のコースからは、『プレミアムモルツ』と『エビス』の提供も可能。
その他にも、ご年配の列席者に向けて、お箸を用意できたり、肉を小さくカットして提供することも可能というお話でした。
試食会に行けない場合はどうすればいいの?

(上の写真は、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの披露宴でしか飲めないオリジナルカクテル。手前が、ミステリアスアイランドをイメージしたノンアルコールのマンゴーヴォルケーノ、奥がポートディスカバリーをイメージしたマリーナイエロー。)
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタにおいて婚礼をする場合、成約者のみ試食会に参加することができますが、(試食会つき相談会が不定期に開催されるケースもあり)頻繁にあるものではなく、2ヶ月~3ヶ月に1回開催されます。
試食会の約2ヶ月前にスケジュールが成約者向けに公開されますが、都合がつかない場合は、婚礼の3ヶ月前から1ヶ月前までであれば、ホテル内のレストラン『オチェーアノ』で、試食会と同様の割引価格(今回のコースなら、6,250円のフリードリンクコース込みで、ひとり11,500円)で試食が可能です。
しかし、レストランでの試食の場合は、試食のみとなり、総料理長への質疑応答や、披露宴でオプションとして利用できる映像プログラムの紹介、各種アイテムの紹介はないので、できたら、試食会で試食できたらいいですね。
第2回試食会を終えて…
第2回試食会レポートいかがでしたか?
1回目の試食会と今回の試食会を通して、どの料理でおもてなしをしようか悩んでいます。
どのコース料理も、東京ディズニーシーのイメージを反映し、見た目も味も良いので、あとは、両親、義両親の意見や、予算と相談して決めていきたいと思います。
それでは、また。