2017年11月。東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでの婚礼が決まった私たちですが、婚礼約6ヶ月前を控え、ウェディングメニュー・テイスティングデイ(試食会)の案内が参りましたので、今回は、その様子をレポートします。
この記事のもくじ
ミラコスタの婚礼料理、ドリンクについて
ミラコスタの披露宴では、ひとりあたり、15,700円、18,200円、21,700円、23,700円、26,000円(金額はすべて税込)のコース料理が用意されています。
どの披露宴プログラムを選択するかにより、パッケージに含まれている料理が異なります。
私たちが現在選んでいる披露宴プログラムでは、15,700円のGrazia(グラーツィア)というイタリアンのコース料理ですが、メイン料理が子羊なので、好き嫌いが分かれるかな、と思い、ランクアップを検討中です。
フリードリンクのコースは、1人あたり、4,750円、5,250円、6,250円、7,250円(金額は全て税込)の4コースあり、6,250円のコースからは、ホテルミラコスタの披露宴でしか飲めないオリジナルカクテルと、限定のグラスマーカーが付いてきます。
こちらも、料理と同様で、どの披露宴プログラムを選択するかにより、パッケージに含まれているコースが異なります。
私たちが選んでいる披露宴プログラムでは、4,750円のコースが含まれていますが、このコースだと、日本酒や焼酎が含まれておらず、お酒が好きな友人の喉を満足させることは難しいと考えているので、ランクアップを検討しています。
試食会は成約者のみ対象で、両家で6名まで参加することができます。
今回は、新郎新婦、新郎母、新婦両親の5名で参加しましたが、家族で参加されている方は少数で、ほとんどの方が新郎新婦のみで参加されておりました。
試食会の料金は、試食するコースによって異なりますが、6,250円分のフリードリンクコースがついて、おおむね12,000円くらいです。
今回は、パッケージより2ランク上のElegante(エレガンテ)及びReale(レアーレ)を試食しました。
少し割高な気がしますが、大切なゲストをおもてなしするためのものですし、婚礼当日、新郎新婦はあまり食べられないとも聞きますので、ここはゲストになった気分でいただきます。
テーブルには、ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジーの形をしたナフキンが置いてあり、食べ比べができるように、取り分け用の皿も用意してありましたので、新郎と違うコースを頼んで、半分ずついただきました。
ちなみに、上の写真の奥に写っているのは、ミラコスタの披露宴でしか飲めないオリジナルカクテルで、ロストリバーデルタをイメージしたジャングルライム。
ライムの酸味がキリッと効いていて美味しいですが、アルコールが強く感じたため、この1杯ですぐに顔が赤くなり、家族に心配されました。
エレガンテ(21,700円)
エレガンテは、控え室でのフィンガーフード(6種類をビュッフェ形式だそうです)、冷前菜、温前菜、スープ、魚料理、肉料理、リゾット、パン、デザート、コーヒー、プティフールの全11品。
冷前菜と肉料理は、ミッキーシェイプをあしらった料理に変更ができます。
さらに、デザートは、5種類から好きなものを1つ選ぶことができます。(1つランクが下がった18,200円のコースだと、2種類から選ぶことになります)
エレガンテの特徴は、スープには黒ごま、魚料理には生姜、リゾットには海苔など、和の食材を多く使用しているところ。
特に、魚料理にかかっている生姜のソースが、調理法は洋風ながら、味は和風なので、年配の方にも好んでいただけるかと思いますが、リゾットのタラバ蟹と生海苔のリゾットは、生臭さが残り、やや不評でした。
レアーレ(21,700円)
レアーレも、エレガンテと同様、控え室でのフィンガーフードを入れると全11品で、こちらもボリュームあります。
また、冷前菜と肉料理は、ミッキーシェイプをあしらった料理に変更が可能ですし、デザートも5種類から選ぶことができます。
レアーレの特徴は、アワビ、オマール海老、イベリコ豚といった高級食材をたくさん使った華やかさ。
特に魚料理のオマール海老のローストは、適度に身が締まっており食べごたえがありましたし、肉料理のイベリコ豚のグリルには、甘辛いソースが相性良く仕上がっていました。
試食会ではこんな演出も
試食会では、料理を楽しむだけでなく、総料理長の紹介や、総料理長への質疑応答、ソムリエによるワインの紹介、ワインのテイスティングの仕方、スライドを使っての各料理の紹介、披露宴で使えるオリジナルエンドロールの紹介が、この試食会に参加した両家の名前を掲載しながら紹介されていました。
この日は、予約制のウェディング相談会も開かれており、10組以上のカップルが相談会に来ていたようです。
チャペルでは模擬挙式も開かれており、他の宴会場では、ドレスの展示や、テーブルコーディネート、ミラコスタオリジナルの結婚指輪の紹介、引出物の展示、過去挙式をしたアルバム展示もありました。
第1回試食会を終えて…
第1回試食会レポートいかがでしょうか?
試食会とは言えども、本番に負けない本格的なテーブルセッティングに、料理、様々なエンターテインメントの紹介など、筆者の両親は、「さすがディズニーだなぁ」と、驚いていました。
ですが、正直なところ、今回試食した食事は、記念試食になりそうな気がします。
もちろん、冷前菜、肉料理、デザートの選択に幅ができるのは、列席者をおもてなしする上で、新郎新婦の思いを反映することができるので、気持ちは捨てきれません。
しかし、たくさんの量があっても、食べきれなければ、食材が無駄になってしまいます。
披露宴の時間は2時間30分までとなっていますが、主賓の挨拶や、乾杯、写真撮影、余興、送賓等の時間を考慮すると、実質、食事にかけられる時間は1時間30分くらいなのではないでしょうか。
実際、今回の試食会、披露宴と同じ2時間30分でしたが、スライドの説明を聞いたり、総料理長との質疑応答等の時間は、どうしても食事の手が止まってしまい、食べるスピードを速めないと、全部食べることは難しいと、参加した家族全員が言っていました。
また、予算的に、かなりのウエイトを占める料理ですので、今回いただいた料理と1ランク価格帯を下げた場合、どれだけ節約できるのかを試算すると、出席者が大人50名で、(21,700-18,200)×50=175,000円の節約となります。
コースの金額を1ランク下げた場合でも、前菜が1種類減るのみで、コース編成は、今回いただいた食事と同じですが、選択できる料理の幅が狭まってしまうことがデメリットですね。
次回の試食会に、予定が合えば参加して、食べ比べをおこない、悩みたいと思います。