ディズニーランドのゴミ箱に無造作に捨てられている傘の画像が大きな話題を呼びました。果たしてディズニーランドでの傘の処分は「ゴミ箱へ投入」が正しいのか、他にもさまざまな議論のポイントがあり、色々な意見が出ています。
ゴミ箱からはみ出す5本の使い捨て傘
ディズニーランドはマーメイドラグーンのゴミ箱に捨てられた5本のビニル傘。この画像が撮影されたのは、午後から雨が止んだ日ということで、傘が不要になったから捨てたのではという憶測が出ています。
この画像に多くの反響が寄せられましたが、多くは「マナー」の問題で、なかには傘をゴミ箱へ捨てるというのはモラルに反するという意見もありました。
画像や、撮影された日(天気)の背景から、捨てられた傘が「使用可能である」ということが推測され、また、傘が溢れてゴミ箱が使えなくなっているような見た目のインパクトも相まって、批判的な意見が相次ぎました。
一方で、「壊れた傘はゴミ箱へ捨てるのが正しい」という意見もあります。ゴミ箱の近くに放置すれば、遺失物扱いになりますし、強風などで飛んでしまえば怪我のリスクにもなります。
合理的に考えれば、傘を捨ててもOK?
合理的に考えて、個人の所有物ですから危険物などでない限りは、何を処分してもOKかもしれません。傘も例外なく、ましてや壊れてしまったらゴミ箱へというのは自然でしょう。
ただし、今回の件でマナーやモラルを嘆く意見に頷けるのは、環境への配慮、無駄使い削減という側面が大いにあるように思います。
テレビやYoutubeなどでも食品などの無駄使いは厳しい目が向けられています。個人のお金で買ったものだから何をしてもOKということでは一概に言えません。それが社会ということでしょう。
もし万が一、今回の件が修理不可能なほど壊れてしまったため捨てたのではない場合、決して褒められた行為ではないのではないのでしょうか。
折り畳み傘や雨ガッパなら、このようなことは起きなかったのではないかと思うと複雑な思いです。