ディズニーランド、ディズニーシーでは、たびたび一部のゲストによるマナー違反、ルール違反が話題となりますが、今回はディズニーシーの噴水で危険行為が発見され、SNSで話題となっています。
アラビアンコーストの噴水の中に立ち入り…

アラビアンコーストでひときわ存在感のある噴水ですが、そのシンボル的な噴水に立ち入り、水を吐き出しているトラにならんで動画撮影した様子がSNS上で話題となっています。
もちろんのことながら、噴水の中に入るのは危険行為で、マナー以前の問題。悪ふざけや悪ノリの延長での行為だと推測しますが、こうした行為をSNSにアップしてしまうことも含めて、笑って流すことは大変難しい案件です。
このトラの像ですが、アラジンに出てくるジャスミンの大親友のトラ、ラジャーがモチーフになっていることでも有名で、人気のフォトスポット。
また、このアラビアンコーストの噴水ですが、かつては夏場に『足入れ行為』が問題となった場所でもあります。

SNSでは今回の噴水立ち入り行為に対しての非難が加熱気味に広まっていますが、やはりテンションが上がりすぎてしまって周りが全く見えなくなってしまったのだな…と察します。SNSで目立ちたいという背景もあったのでしょうか(そうなれば、SNSでの友人やフォロアーへのシェア文化がこうした迷惑行為を助長しているとも言えます。現地で空間を共有している他のゲストでなく、SNSで繋がっている人が優先されるという問題です)。
本人にとっても、周りのゲストとっても危険・迷惑行為ですが、この件に関してキャストの介入などはあったのかも気になります。
ゲストの皆が安全、安心して景観を楽しめるようなパークというのは、当たり前のことではないのかもしれません。
見えないところで、ゲストの常識や良心、そしてキャストの努力や経営方針(時には問題発生箇所の撤去など)によって支えられているのかもしれませんね。