常に進化と変化を続ける東京ディズニーリゾート。
そのクオリティーを保つためには改修や改装も必要です。そんな休止情報は公式サイトに掲載されますが、ここから得られる「貴重な情報」も実はあります。
今回はそんな「休止情報から見る読み解く、パークの未来の姿」についてご紹介します。
この記事のもくじ
実は単なる休止情報ではない!
パークのアトラクションや施設等は一時的にクローズして改修や改装が行われる事があります。
約1年に1回程度の割合で、ほとんど全ての施設が順番にクローズされ、不具合修正や新たなコンテンツの追加、設備が追加されていきます。
その情報は公式サイトに当然掲載されますが、そこからこれからのパークの姿について予想、想像することができるのです。
例えば上の写真は2011年にディズニーシーが10周年を迎える前の時期のもの。アクアスフィア周りがご覧の様な改修に入りました。
これはこの後、東日本大震災などで少し期間は空きましたが、10周年のオブジェが設置されました。
大きな得をする訳ではありませんが、こうした流れを知っておくとよりパークの「未来の姿」が想像できて、ちょっと楽しくなる様な気がします。
大幅リニューアル時は約1年間の休止も
基本的に大幅なリニューアルやアトラクションの大きな変更点がある場合は、公式サイトで派手に宣伝や広報されることが多くあります。
しかし、当然の事ながら小さな変更まで全て広報されるわけではありません。
大きなリニューアルとしては、「スペース・マウンテン」や、「スターツアーズ」や「ジャングルクルーズ」、「イッツアスモールワールド」など。
更に先日発表された、再びスペースマウンテンのリニューアルが行われるなど、常に進化と変化を続けるパークらしい所ですよね。
こうした大規模リニューアルは周年イベントの目玉としてそれぞれ事前に告知がされますが、約1年もしくはそれ以上クローズされる事もあります。
アップグレードされている「安全への配慮」
そして、意外に気が付かない「アップグレードされているパークの姿」。
例えば、アトラクションの乗り場に新しくゲートがついたと言った場合や、床や地面に滑り止めの加工がされた…と言った場合。
又は、安全のためにディズニーシーのマーメイドラグーンにある「ワールプール(コーヒーカップ型のアトラクション)のカップ周りが高くなったり、蒸気船マークトゥエイン号の「柵が高くなった」…等は基本的に広報として表向きに出る事はありません。
これはパークを運営するオリエンタルランドが、ゲストやキャストの安全の為に、パーク内をより便利に、そして安全にするための改修です。
こうしたものは表向きに公表される事はほとんどありませんが、同社の公式サイトには掲載されています。
パークの楽しみ以外にもこうした所も知らぬ間に新しくなっているのですね。そんな所にも注目してみると、よりパークが好きになるかもしれません。
「休止の期間」で中身を探る
そして一番気になるのが、そうした「クローズ期間」によって、その後どうなるのかと言う部分。
例えばこれまでも期間限定で行われていた、「ホーンテッドマンション」の秋から冬の特別版、「ホーンテッドマンション“ホリデーナイトメアー”」。
また、現在は行われていませんが、クリスマスの特別版「イッツ・ア・スモールワールド“ベリーメリーホリデー”」などは公式発表の前に、例年開催時期の前に中期間のクローズが入っていると、「あ!今年も行われるんだ!」言うことがわかりました。
このような定期クローズもありますが、「それ以外の長期クローズ」に注目すると今後の動きが少し読めてきます。
告知されない大規模リニューアルの可能性も?
長期クローズから読む大規模リニューアルの可能性について。
例えばこちらの記事「ディズニーランド「カリブの海賊」がなんと半年間の長期休止!何かが変わる?分析してみた」でご紹介した、カリブの海賊が7カ月間の長期クローズの発表がされました。これは公式発表はありませんが、上記の記事で触れたように、「女性の人身売買オークションのシーン」が海外パークにならって変えられる可能性があります。
また「ミッキーのフィルハーマジック」でも、2022/7/4 – 2022/9/13と、3ヶ月以上のクローズが発表されています。
海外パークの一部では、既に「リメンバー・ミー」のシーンが追加されており、こちらもひょっとしたら、新バージョンへの変更があるのでは…?といった想像もできます。
もちろん公式発表される前ですので、どうなるかは全く分かりませんし、意外と「勝手な想像だけで騒いで何も無かった」と言う事もよくあります。
ただ、まだ誰も知らない、こうした公式スケジュールには出ていない「未来のパークの姿」を想像してみるのもちょっと変わったパークの楽しみ方なのかもしれませんね。
特に何も無い様に見える「パークの休止スケジュール」ですが、そんなところも気にしながら見てみると、何か新しい発見があるかもしれません。