【ディズニー】ソーシャルディスタンス緩和から1ヶ月。変わりゆくパークのこれからのコロナ対策は?

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ソーシャルディスタンス4

新型コロナウイルスが流行し始めて約2年。東京ディズニーリゾートでは、様々な対策が講じられてきましたが、4月25日よりついに、その対策の緩和が始まりました。緩和開始から1ヶ月。パークがどのように変わり始めているのか、現地のゲストのSNSからまとめてみました。

TDRでのこれまでの感染症対策

Qライン(待ち列)でのソーシャルディスタンス確保、アトラクションやショー座席の間引き、飲食店へのアクリル板設置など、東京ディズニーリゾートでは様々なコロナ対策が行われてきました。その甲斐もあって、流行から2年以上経過した今も、ゲスト間でのクラスター発生は報告されておりません。

そして2022年4月25日。長かった規制がいよいよ緩和開始されました。緩和開始から1ヶ月経った今、パークはどのように変わり始めたのでしょうか。(パークの新しいコロナ対策について、詳細はこちらの公式サイトをご覧ください)

ソーシャルディスタンステープの撤去

1番わかりやすい大きな変化として、他のゲストと距離をとりながら整列するための、ソーシャルディスタンステープが撤去され始めました。テープが残っているところでは、ゲスト同士が自主的に距離をとっている場合もあるそうです。

コロナ禍では他のゲストと1.5m程度の距離を保って整列していましたが、現在は前の方との間隔を空けずに並ぶよう案内されているようです。とはいえ、コロナ前のようにしっかり詰めるわけではなく、各々少しずつ距離を取っている様子も見られます。

テープの撤去作業は徐々に進められている模様。5月に入ってからも、キャストがテープを撤去する様子が見られました。

公式サイトでは「ゲスト同士が触れ合わない程度の間隔確保を」と案内がある一方、場所によってはキャストから詰めるよう指示されることもある状態。案内に違いがあると混乱を招きそう……とは思いますが、この点はまだパーク側も模索中なのかもしれません。公式サイト_スクショトラブルなくパークを楽しむためには、周りの様子に合わせて臨機応変に間隔を取り、キャストの指示があればそれに従うのが、しばらくは良さそうです。

アトラクションの案内で変わること

アトラクションによっては、座席も詰めての案内に切り替わっている模様です。

単純に考えれば、間隔を詰めたことにより回転率はアップするはずですが、気になるのはDPA(ディズニー・プレミアアクセス)との兼ね合い。これから待ち時間がどのように変わっていくのかは、要チェックです。

(DPAについて、詳しくは『【体験レポ】有料FP「ディズニー・プレミアアクセス」使い方の基本・注意点・知っておいた方が良いこと』をご覧ください。)

ショーの案内で変わること

「クラブマウスビート」「ミッキーのマジカルミュージックワールド」「東京ディズニーシー20周年 “シャイニング・ウィズ・ユー”」などでも、初回は全席自由席になっているとのこと。その他、席も詰めての案内になっているとの情報もありました。

ルールが変わる場合もありますので、公式サイト「【自由席(エントリー受付対象のショー)】すべての公演回に設けられるのですか?をチェックしてからパークに向かうことをおすすめします。初回は全席自由席になっているとのこと。土日でも比較的余裕がありそうです。

これまでは「せっかくパークに来たのに、抽選に外れてお目当てのショーが観られない」ということがありましたが、これからはある程度並べば観られるようになります。ショーが好きな方にとっては、かなり嬉しい変更ですね。

キャラクター同士のソーシャルディスタンス緩和

ミッキーたちの間でも、ソーシャルディスタンスの緩和が開始されたようです。

これまではキャラクター同士も距離をあけていましたが、最近ではまた仲良く遊ぶ姿も見られるようになりました。

シルエットスタジオの再開

ディズニーランドのワールドバザールで行われていた切り絵の実演販売「シルエットスタジオ」も、再開されました。2020年のパーク休園時から休止していましたから、実に2年ぶりの再開となります。

シルエットスタジオ

※画像は公式サイトより

シルエットスタジオ2

※画像は公式サイトより

ゲストの横顔を切り絵にするサービス。当然マスクを外して作っていただくことになりますから、なかなか再開が難しかった思います。

逆にいえば、これが再開されたということは、現在休止している他のサービス、レストランの再開も、そう遠くはないのかもしれません。(休止中のサービスは公式サイト「休止施設情報」よりご確認ください)

withコロナ時代のパークの楽しみ方

感染対策が緩和され始めたとはいえ、感染者数はまだ増減を繰り返しており、ある程度の対策は続ける必要がありそうです。

グリーティングでもまだ、キャラクターと2m程度の間隔をあけるように案内されたりと、コロナ仕様のままのルールも数多くあります。(パークでの感染症対策については、公式サイト「東京ディズニーリゾートの健康と安全のための取り組み」をご覧ください。)ソーシャルディスタンス3

逆に政府からは屋外でのマスク非着用が推奨され始めました。今後はゲスト間での感染対策への考え方に、大きく違いが出てくる可能性もあります。

もし他のゲストさんの感染対策が気になった場合は、トラブルにならないよう、そっと近くのキャストさんに相談するのも手かもしれません。

今後もパーク、そして政府が定めるルールは変わっていくと考えられます。パークに行く前にルールをよく確認すること、そしてゲストひとりひとりが良識を持って楽しむことが、より大切になっていきそうです。

ABOUTこの記事を書いた人

ディズニーリゾートへ自転車で通う、ご近所パーク民。楽に、安く、楽しくパークをまわる方法を追求しています。すてきなキャストさんと、面白いBGSが大好き。好きな作品はズートピア、メリーポピンズ。
Twitter: @tdr_kazuna

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