【復習】5分でざっくり。スターウォーズ過去6作の内容をおさらい! <エピソード1~3編>

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s-DSC_0403この記事は【復習】5分でざっくり。スターウォーズ過去6作の内容をおさらい! <エピソード4~6編>の続編で、引き続きスター・ウォーズ作品を紹介します。

実は私もつい最近、今までの6作を観たばかりでマニアほどの知識はまるっきし有しておりませんが、世間的には大変に盛り上がっておりますスター・ウォーズ最新作『フォースの覚醒』公開に向けてはじめてスター・ウォーズに触れる方やより関心を持ちたい方などと一緒に引き続きスター・ウォーズの旅に出てみようと思います。

エピソード1~3は青年アナキン・スカイウォーカーの愛と苦悩の物語

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前回ご紹介した内容はエピソード4~6、ルーク・スカイウォーカーを軸としたお話しでした。

ルーク・スカイウォーカーは実父であるダース・ベイダー=アナキン・スカイウォーカーと剣ではなくライトセーバーを交え、交錯する親子の物語が描かれている印象を受けます。

そしてエピソード1~3はそのダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーはなぜ、ダース・ベイダーになったのか、という箇所に軸をおいてストーリーは展開していきます。

そのキーワードは「愛」そして「ジェダイとしての苦悩」です。

★ アナキン・スカイウォーカーを軸とした3部作

  • 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年公開)
  • 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年公開)
  • 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005年公開)

★ ルーク・スカイウォーカーを軸とした3部作

  • 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年公開)
  • 『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年公開)
  • 『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年公開)

★ レイを軸とした3部作

  • 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』(2015年12月18日公開予定)
  • 『スター・ウォーズ エピソード8(仮)』(2017年公開予定)
  • 『スター・ウォーズ エピソード9(仮)』(2019年公開予定)

※ 今一度のおさらいで3部作の内訳を記載しました。

青年アナキン・スカイウォーカーの愛と苦悩

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当時、銀河共和国には「ジェダイの騎士」と呼ばれる「フォース=万物の力を操ることが出来る選ばれし者」が宇宙の平和と安寧を維持してきましたが、その共和国にも停滞と腐敗が蔓延し、銀河系の秩序と平和に邦画の兆しが見え隠れしておりました。

そしてその裏で「シスの暗黒卿」なる人物がフォースの暗黒面の力で自らの野望を実現しようとしていた時期でもありました。

そんな時代、ルーク・スカイウォーカーの父親であるアナキン・スカイウォーカーは後に師となるオビ=ワン・ケノービに見出されます。

幼き日のアナキンは奴隷の子して生まれ育ちましたが、メカニカルな知識と操縦技術に長けており、そこに目をかけられてオビ=ワン・ケノービからジェダイとしての手ほどきを受けるようになります。

青年になったアナキンは幼き日に出会っていたナブー族の王女、パドメ・アミダラと再開し、そして恋に落ちます。

ところが、ジェダイの掟では恋愛は禁止、結婚はもってのほか(執着がご法度)、なのですが、若いアナキンはパドメ・アミダラと極秘結婚、そしてパドメのお腹の中には2人の子供が宿ります。

青年になったアナキンは実に鼻っ柱の強い大変な自信家、師匠であるオビ=ワン・ケノービから度々の自制を求められるも、自身の実力を周囲に認めてもらえない事に対してフラストレーションを溜めこんでいくようになります。

そこに目をつけたのが「シスの暗黒卿」、優秀なジェダイであるアナキンの心の中を全て掌握。彼の悩みを見つけ、それを口実にしてアナキンをダークサイドに引き入れようとします。

アナキン・スカイウォーカーは「ダース・ベイダー」に

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アナキンには人知れずの悩みがありました。

それは毎夜パドメが出産と同時に落命するという悪夢。

そのことを「シスの暗黒卿」に見透かされていたアナキン。

「シスの暗黒卿」から実に抗いがたいオファー=パドメの命を救うため、アナキンはジェダイの掟に背いてまで自身がダークサイドの手先として「シスの暗黒卿」に仕えるようになります。

ここで、アナキン・スカイウォーカーは「ダース・ベイダー」の名前を授かることになるのです。

この「シスの暗黒卿」、実はアナキンをはじめとするジェダイが支持する銀河共和国の最高議長「シーヴ・パルパティーン」であり、己が支配者として君臨する事を強く臨む独裁者でもあったのです。

善き心を持って民主的なプロセスで物事を進めていくジェダイをかねてから快く思わない「シスの暗黒卿」は自らが銀河共和国の最高議長となることで全宇宙の支配者として君臨する事を企てていたのです。

パドメの出産、そしてダース・ベイダーは・・・。

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全てはパドメを助けるために「シスの暗黒卿」の指示通り、アナキンは動きます。

アナキンはまだ見習いのジェダイ(子供)であるパダワンを皆殺しにするなど、ジェダイの掟に反する行為を繰り広げ、大変な残忍ぶりを見せるのですが、アナキンの変化に気づいたパドメやオビ=ワン・ケノービがアナキンをダークサイドからジェダイとしての正道に引き戻すために説得を試みます。

しかし逆上したアナキンは愛するパドメの首を絞めて殺そうとしますが、オビ=ワン・ケノービによってアナキンは四肢を切り裂かれ全身に火傷を負ってしまいます。

変貌したアナキンに大いなる失望をしたパドメは生きる希望を失い、双子を出産後落命、生まれた子供の名前は「ルーク」と「レイア」と名付けられ、それぞれ違う土地で育てられます。

アナキンは助けに来た「シスの暗黒卿」によって生命維持装置を兼ねた黒い装甲服を身にまといます。

皆さんが日頃から観ているあのダース・ベイダーの格好になるのです。

「シスの暗黒卿」からパドメの死を聞かされたダース・ベイダーの深い悲しみは「シスの暗黒卿」の思惑通り、ジェダイの一掃に益々拍車がかかる強力なエネルギー源になるのであります。

もし、アナキンがダークサイドに落ちていなかったら、パドメの死は避けられたのかもしれない。そう考えるととても切ないストーリーとして受け取ることが出来ますね。

シンプルな二項対立で話が進むが、人物間のストーリーはとても複雑

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「善と悪」「愛と憎しみ」「無死と執着」「強さと弱さ」「陰と陽」「東洋思想と西洋思想」「新古」など二項対立が常に軸となってスター・ウォーズの果てしない壮大な物語は進んでいきますが、その対立軸はとてもシンプル。

しかし、描かれる登場人物の背景や互いの関係性に心模様などとても複雑で一読しただけは分かりかねる部分もあるかと思いますので、ぜひ1度過去の作品をTSUTAYAなどのレンタルショップなどでも構いません、一度はチェックされることをオススメ致します。

そしてもう1つ、先日11月6~8日に舞浜アンフィシアターを中心に開催されたD23 EXPO JAPANにて、ルーカス・フィルムの社長を務めるキャスリーン・ケネディ氏は過去の6作を観たことがなくても最新作の『フォースの覚醒』は存分に楽しめる作品である事をスピーチしております。

世界中が熱狂と興奮に包まれる『フォースの覚醒』公開は12月18日、年末年始はご家族や友人と一緒に映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか?

今回の記事編さんに際し、以下のサイトの掲載情報を参照しました。

また記事中利用している写真は筆者が11月中旬にカリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランド・リゾートに旅行した際に撮影した素材となります。(旅行の内容に関してはまた改めてご紹介したく考えております)

それでは、「May the force be with you!」

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ABOUTこの記事を書いた人

2010年より夫婦でディズニー・バケーション・クラブのメンバーになりました。アウラニをホームリゾートとして、海外ディズニー、ファミリーで過ごすバケーションスタイルを中心に国内の話題もご紹介できればと考えております。

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