昼間は冬の澄んだ青空に、カラフルなショーが楽しいクリスマスのディズニーシーですが、イルミネーションの輝きが美しい夜がやっぱりオススメ。クリスマスの夜ならではのショーや花火など5つの見どころをレポートします。
この記事のもくじ
短時間でも見どころたっぷりのクリスマス・ウィッシュ
11月9日日曜日のディズニーシー。
この日、ディズニーシーに到着したのは18時ごろ。辺りはすっかり暗くなり、クリスマスのイルミネーションがぼんやりと優しくパークを照らしていました。
気温は14度でたまに小雨がパラパラと降ってくるようなお天気。
厳しい冷え込みではありませんでしたが、これからの季節、特に夜のパークは海に近いため都心に比べると一段階寒く、しっかりと防寒対策をしておでかけください。
見どころ1:クリスマス限定のテーブル・イズ・ウェイティングは必見!
パークに到着して、この日まず向かったのはドッグサイドステージで行われる「テーブル・イズ・ウェイティング」。
クリスマス期間は、にぎやかなパーティーシーンが加わった限定の「テーブル・イズ・ウェイティング -クリスマスキュイジーヌ」を開催中。
1日の公演回数は5回程度で昼間だけでなく、夜も行われるこのショー。
18時以降も2回程度の公演が予定されており、辺りが暗くなると照明の色や効果も加わって、昼間とは一味違って楽しむことが出来ると思います。
しかし残念ながらこの日は、開始直前から雨がパラつき中止のご案内。
ショーを行うことが出来ませんでしたが、代わりにミッキーたちが挨拶にきてくれました。
ご挨拶ではショー終盤で登場するクリスマス限定コスチュームで現れると、会場からは歓声があがり、ミッキーたちも色々なポーズで写真撮影に応じてくれていました。
見どころ2:ツリーとイルミネーションを楽しみながらパークを一周!
次のショーまで時間が空いたので簡単に食事を済ませ、クリスマス一色のパークを一周。
ディズニーシーでは、この季節、各ポートごとに趣向を凝らしたクリスマスツリーやイルミネーションが登場します。
メディテレーニアンハーバーやアメリカンウォーターフロントの大きなツリーだけでなく、小さなツリーや橋をツリーに見立てたものなど、見どころはたくさん。
普段は薄暗いロストリバーデルタでも、ドナルドたちのイルミネーションに照らされた橋や、空き缶を利用したランタンなど煌びやかな様子になっています。
夜の暗い海面に反射して揺れるイルミネーションやツリーの光は、昼間とはまた違った情景を楽しませてくれます。
見どころ3:夜のメインショー「カラー・オブ・クリスマス」オススメ鑑賞スポットはこちら!
パークを一周して、メディテレーニアンハーバーに戻ってくると、ナイトエンターテイメントプログラム「カラー・オブ・クリスマス」がスタート。
船で登場したミッキーたちが願いをかけると、ハーバーの中央に浮かぶ大きなクリスマスツリーに光が灯り、噴水と花火でさまざまな表情のツリーを見せてくれる、このショー。
ハーバーの工事中につき、鑑賞エリアが限られてしまい見やすい場所が少ないため、この日はフォートレス・エクスプロレーションに向かいました。
ここは、ハーバーを見下ろす感じでミラコスタを背景に見る形の場所なのですが、開始10分前に関わらず場所によっては人が少なくハーバー全体を見渡して楽しむことができました。
ショー自体「どこが正面」ということもないので、特にこだわりがなければオススメスポットかもしれません。
(なかなかキャラクターたちは、こっちを向いてくれませんでしたが・・・)
見どころ4:打ち上げ花火「スターブライト・クリスマス」をツリーと一緒に楽しむ
「カラ―・オブ・クリスマス」が終わると、いよいよ花火の時間。
ハーバーの中心ではツリーが静かに灯り続ける中、サンタさんの掛け声とともにクリスマスソングが流れ花火が打ち上がります。
パークのほとんどの場所で見ることが出来る花火ですが、せっかくなのでハーバーに浮かぶツリーと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
花火とツリーが一緒に楽しめる場所は、リドアイルの後ろポンテ・ベッキオに差し掛かるあたりになります。
ただ、この日は天気が悪く、残念ながら花火の半分は低い雲の中。
さまざまなクリスマスソングに乗って打ち上げられる色とりどりの花火ですが、くっきりした冬の夜空のコントラストとともに楽しめたら、さぞかし綺麗なのではと思いました。
見どころ5:当たれば幸せ!クリスマス限定のビッグバンドビート
そして、この日のメインであり締めは「ビッグバンドビート~クリスマス・スペシャル」。
人気の「ビッグバンドビート」のクリスマス限定の特別公演は、クリスマス期間一番の楽しみなので、実はパークに着いてすぐに抽選会場に向かい、幸せなことに座席指定券を当てることができました。
ビッグバンドが奏でるお洒落なクリスマスソングに、キャラクターやダンサーたちもゴージャスな装いで、いつも以上に楽しいショーになっています。
終盤では、トナカイの角が付いたシルクハット姿の男性ダンサーが会場の後方かた突然現れると、駆け回ったり、寝転がったりと大騒ぎなパーティー会場のようなにぎやかな様子に。そしてシンガーの「Let It Snow」の歌声の響きとともに雪が舞い散り、会場全体にため息が溢れたのも束の間、エキサイティングなミッキーのドラムパフォーマンスになだれ込み・・・。
最後の最後まで、たっぷりと飽きさせない怒涛の展開で、幸せ感あふれる最高のショーになっています。
本日の混雑度
一般的に「空いてる」と言われる日曜夜ですが、天気も悪い影響と、クリスマスの本格的な混雑の前のため人は少なく快適な感じでした。
アトラクションもそれほど混みあわず、すぐに入れたタワー・オブ・テラーに乗りましたが、閉園までにあと2つぐらい乗れそうな勢い。
この日は乗りませんでしたが、閉園前のタイミングを狙ったヴェネツィアン・ゴンドラがオススメ。
ハーバーに浮かぶ大きなツリーを間近で眺めるのは、とてもロマンチックだと思います。
18時頃のインフォメーションボード。これでもやや空いている感じですが、この後さらに待ち時間は少なくなり、ほとんどのアトラクションが15分以下に。
本日のグルメ
クリスマス限定のメニューも盛りだくさんなのですが、この日は、ニューヨーク・デリで「クリスマス・ウィッシュ」スペシャルセットを注文。
ターキーパストラミのパニーニは、たっぷりのパストラミにチーズがサンドされ、見た目以上のボリューム。
食事は軽く済まそうと考えていたのですが、食べ歩きには中身が溢れそうでちょっと大変です。
たった4時間でもクリスマス気分を満喫!
閉園の午後10時まで、わずか4時間足らずのパーク滞在でしたが、すっかりクリスマス気分は満喫できてしまいました。
お家にいると、なんだかんだであっと言う間に過ぎ去ってしまう週末の夜。
パークではクリスマスならではのエンターテイメントが満載。限定ショーにスペシャルバージョンの公演、花火に運がよければアトラクションもいくつか楽しめてしまうほどでした。
「1日中パークにいくのは大変」「寒いところにずっといるのは苦手」という方も、夜だけでもクリスマス満載のパークを散策してみるのは、いかがでしょうか?