東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、4月2日から6月23日までスペシャルイベント「ディズニー・イースター」が行われています。
これまで東京ディズニーランドではイースターイベントが行われていましたが、今年からは東京ディズニーシーでも初めて行われることになりました。

今回は「ディズニー・イースター」で行われているエンターテイメント・プログラムについて見ていきたいと思います。
この記事のもくじ
可動式ステージが登場!
東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーでは、昨年(2014年)9月から大規模な工事が行われていました。

今年2月に工事は終了したのですが、ハーバーの一部が埋め立てられ、ホテルミラコスタ前の広場に「可動式ステージ」が造られたのです。

またレストランの「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」前も一部埋め立てられて、こちらにも可動式ステージが設けられました。
今回のイースターイベントでは、ハーバーショー「ファッショナブル・イースター」が行われています。
このショーはハーバー全体を使って行われるのですが、ステージの上にダンサーやキャラクターがたくさん登場しますので、遠くからでもショーを楽しめるようになりました。

ハーバーショーの場合、これまではゲストと船との距離が遠く、ショーが見にくいという課題がありました。今回の可動式ステージ導入によって、より近くでダンサーやキャラクターを見ることができるようになったのです。
華やかなファッションに注目!「ファッショナブル・イースター」
イースターイベントで行われているハーバーショー「ファッショナブル・イースター」4つのテーマポートから集まったアーティストたちによる「ファッションショー」がテーマになっています。

ダンサーやキャラクターの数も多く、久しぶりに華やかなハーバーショーだと感じました。特に4つのテーマポートのテーマに合わせた、ダンサーの皆さんの衣装は必見だと思います。

ただ一つ注意したいのが、ステージ近くで見るとハーバーの様子が見えなくなってしまうことです。
ダンサーやキャラクターを間近で見たい、写真を撮りたいという方は、ステージ近くで、ショー全体の流れを見たいという方は、レストラン「カフェ・ポルトフィーノ」前など、ハーバーを見渡せる場所で、それぞれ鑑賞することをおすすめします。
今年もお祭り騒ぎ!「ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム」

さて、東京ディズニーランドはどうでしょうか。こちらは昨年と同じパレード「ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム」が今年も行われています。
ミッキーたちが見つけた「秘密のイースターガーデン」で、イースターバニーたちと一緒にイースターのお祝いをする、というのがテーマになっています。


昨年との変更点はキャラクターたちの衣装、そして途中3か所で停止して行われる「ショーモード」です。ショーモードに関しては、昨年と比べてかなりスピードも速く、難易度が上がっていると感じました。
東京ディズニーリゾートの春イベントは必見!
東京ディズニーリゾートの場合、4月~6月は毎年集客に苦労しています。いつも賑わっているパークを知っている方からすれば、意外に思われるかもしれません。

4月は新年度が始まりますので、どうしても学生客を中心にパークを訪れる機会が減ってしまいます。5月は大型連休がありますが、その前後はどうしても客足が落ち込んでしまうのです。
6月はもちろん「梅雨」雨が降ってしまうと、屋外のエンターテイメント・プログラムは中止になることが多く、客足もその分だけ減ってしまいます。
雨の日は基本的にショーは中止。その代わり、キャラクターたちが船に乗ってグリーティングを行ってくれることがある。
東京ディズニーリゾートでは春の集客のために、ここ数年は「イースター」を前面に打ち出したスペシャルイベントを行っています。落ち込む客足をカバーするために、春のスペシャルイベントは、ほかのイベントよりも力が入っているのです。
日本ではなじみの薄い「イースター」しかし、かつてのクリスマスやハロウィーンも、日本ではそれほど取り上げられるイベントではありませんでした。
もしかすると、今後数年で日本でもイースターが定着するかもしれませんね。ぜひ一度、東京ディズニーリゾートで春を感じてみてはいかがでしょうか。