少し前のことになりますが、5月は主人の誕生月でした。「何か特別なことをしよう!」と思い、初めて東京ディズニーランドホテルに宿泊しました。今回は、その宿泊レポートをお届けします。
この記事のもくじ
ラプンツェルになれそうなタレットルームに宿泊しました
今回、私が宿泊したコンシェルジュ タレットルームは、東京ディズニーランドホテル内の外観の一部であるタレット(turret=小塔)を利用したお部屋のタイプです。
お世話になったのは、7215号室。
お部屋の構造は、ベッドルームと水回りのみですが、タレットの部分は、ソファやテレビが置かれ、リビングスペースになっています。
窓は、内側に数センチ程度内側に開くので、風に乗って、パークエントランスの音楽も聞こえてきました。
今回は、7階に宿泊できましたので、景色も良く、シンデレラ城、ビッグ・サンダー・マウンテン、プロメテウス火山、ホテルハイタワー等、パーク内のシンボルをたくさん見ることができ、景色だけでもとても贅沢な気分。
(ただ、パークエントランスの工事現場も見えてしまったのは、少し残念ではありましたが)
シャンプーやコンディショナー、歯ブラシといったアメニティーも35周年限定デザイン。もちろん、使わずに記念に持ち帰りました。
コンシェルジュとスイートクラスの宿泊ゲストしか経験できないラグジュアリーな体験とは
専用ラウンジ(マーセリンサロン)が利用できる
コンシェルジュとスイートクラスのお部屋に宿泊すると、専用ラウンジ(マーセリンサロン)を使うことができます。
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのスイートルーム宿泊記の記事でも、専用のラウンジについて書かせてもらいましたが、その東京ディズニーランドホテル版です。
午前7時~午後5時までは、ソフトドリンク(セルフサービス)と、お菓子(金貨チョコレートやマシュマロ)のサービスがあり、午後5時~午後11時(ラストオーダーは午後10時30分)はカクテルタイムとなり、アルコールが入ったドリンクもサービスされます。
このサロンは3階にあるので、窓から見える景色は残念な部分がありますが、ウォルト・ディズニーの写真や、古いカメラ等が展示されていて、ウォルト・ディズニーのプチ美術館の様です。
カクテルタイムでは、このホテルでしか飲めないオリジナルカクテルや、ビールやワインといったアルコール類の提供、アルコールに合わせたおつまみ(パスタスナックやクラッカー等)が飲み放題、食べ放題。
とは言っても、店内に流れてるBGMが落ち着いており、騒がしい雰囲気はまったくなく、落ち着いて、ゆっくりと楽しめます。
ちなみに、アルコールに弱い主人は、カクテルタイムの時にカシスオレンジを飲んだのですが、一口飲んで、「これ飲むと、もう居酒屋で出されるカシスオレンジが飲めなくなる」と言うくらい美味しいお酒だったそうです。
朝食付き
東京ディズニーランドホテルの「コンシェルジュ」「スイート」クラスのお部屋には、翌日の朝食がついてきます。
メニューは、総菜パンや、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージなどの洋食中心のメニューですが、きんぴらごぼうや稲荷ずしといった和食メニューも3,4種類ありました。
ドリンクは、コーヒーと紅茶はキャストに申し出てオーダーとなります。その他に、牛乳、フレッシュフルーツジュースなどのドリンクはセルフサービスです。
考え方によってはスタンダードなお部屋よりもお得感があるかも?
東京ディズニーランドホテルは、部屋の種類も去ることながら、2018年5月27日現在で公表されている、公式ホームページで公開されている最安値で試算しました。
大人4名で1部屋1泊した場合
○スタンダード スーペリアルーム ツイン
35,100円(+追加ベッド代 6,200円)= 41,300円~ (大人1名あたり 10,325円~)
○コンシェルジュ スーペリアアルコーヴルーム(パークグランドビュー)
61,100円~ (大人1名あたり 15,275円~)
となり、1名当たりの差額は4,950円となります。
ドリーマーズ・ラウンジでの朝食ブッフェは、大人1名あたり2,580円ですが、コンシェルジュとスイートのカテゴリーに宿泊した方は、宿泊代金に含まれますので、実質、差額は、大人1名につき、2,500円ほど多く支払えば、コンシェルジュのカテゴリーに泊まれる、という結論に至りました。
もちろん、この金額は、公式ホームページに掲載されている最安値の金額で試算しているため、宿泊時期や人数によって差がありますが、私の母は「その差額で、グレードアップできるの? 今度、友だちを連れて、女子会でもしようかしら?」と言っていました。
コストパフォーマンスの考え方は、人それぞれではありますが、少し背伸びをして、ワンランク上のお部屋に泊まるのも素敵な思い出になると思いますよ。
宿泊者限定のお庭を散策
東京ディズニーランドホテルには、数々の庭園がありますが、その中のひとつ、シャーウッドガーデンは、宿泊者のみが利用できる庭園です。
入口が少々わかりづらいのですが、マジックメモリーフォト(ビビディ・バビディ・ブティックの向かい側にある専用のフォトスタジオ)の脇を通ると、ゲートがありますので、ルームキーを差し込んで開錠し、中に入ります。
季節によって、解放している時間が異なるとの事でしたが、この時期は午前8時~午後10時まで解放しているとのことでした。
庭園には、たくさんの花が咲いていて、池には一匹の鴨が羽を休めていました。
宿泊者しか入ることができないので、落ち着いた雰囲気。カメラが好きな方は、ポートレイトも撮れそうですよ。
番外編~ミッキーとマーセリンサロンのキャストさんからのサプライズ~
宿泊した日は、主人の誕生日の翌日だったので、終日バースデーシールをつけてもらって過ごしていたのですが、チェックインの時、「ミッキーからです」と、直筆のサインが入ったホテルオリジナルのメッセージカードをいただきました。
また、チェックイン後、夕食まで時間があったので、部屋で荷物を整理し終えた後、カクテルタイムを楽しむため、マーセリンサロンに立ち寄った際、キャストの方より、「昨日が、ご主人様のお誕生日と聞いたので……」と、一口サイズのショートケーキも。
ケーキと一緒に写真も撮っていただきました。思いがけないサプライズで、ちょっとびっくり。
さて、今回は、普段のインパークレポートとは違い、東京ディズニーランドホテルの宿泊体験をレポートさせていただきました。
東京ディズニーランドホテルは、東京ディズニーランドの向かい側にあり、ディズニー映画がモチーフの部屋も多く、パークで遊んだ後、そんな部屋に泊まることが出来れば、夢見心地になれること間違いありませんね。
今回、初めて宿泊しましたが、同じ敷地内に、3歳から小学生までの女の子がプリンセスになれるビビディ・バビディ・ブティックがあるので、プリンセス姿の女の子が多く、「ごきげんよう。プリンセス」「いってらっしゃい。プリンセス」の挨拶が馴染むホテルだと思いました。
次は、どこのディズニーホテルに泊まろうかなぁ、と、計画もたてるのが楽しみです。
それでは、また。