【TDS】ココを見逃すな!「パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”」を更に深く楽しむ方法!

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いよいよ始まった夏のスペシャルイベント!東京ディズニーシーでは7月11日~8月31日まで、大人気映画の「パイレーツ・オブ・カリビアン」 シリーズを題材としたスペシャルイベント、「ディズニー・パイレーツ・サマー」が開催されています。

今年、初開催となる「海賊の夏」。その中のメインショー、「パイレーツ・サマーバトル“ゲット・ウェット!”」では、これまでの恒例だった夏のウォータープログラムが海賊モチーフになって新登場!

これまではストーリー性が少なかった夏のウォータープログラム。今回はジャックスパロウとバルボッサが映画の世界観そのままに、物語を展開します。

このショーのより一層の楽しみ方などをご紹介します。なお、本記事には、一部ショーや映画のネタバレ要素を含みますのでご注意を。

ただのウォータープログラムではない?ストーリー性が加わったショーに

これまで「夏の定番」として行われていたウォータープログラム。昨年までは、「ディズニーのキャラクター達が水を撒く、賑やかなイベント」と言う形でした。

しかし、今回はこれまでと違い、ショーの主人公である、ジャックスパロウや、バルボッサたちの物語の展開があります。

映画の背景に合わせ、それぞれが個性的な役割や動きを見せてくれる同ショー。もちろん何も知らなくても楽しめますが、同映画のシリーズを見てから参加すると、さらにいっそう楽しめます。

ショーはどんな展開?どこを見ればいい?物語のポイントをチェック!

これまでのウォータープログラムは、海沿いで参加し、水を浴びながら楽しむ…と言うスタンスでした。

今回もその形に変わりは無いのですが、これまでになかったストーリー展開があります。(この先には一部、ショーや映画のネタバレ要素を含みますのでご注意を。

おおまかなストーリーを説明すると…

(1)ハーバーのあちこちから海賊が徒歩で登場。
(2)「伝説の船」の争奪戦に勝ったバルボッサが、黒い立派な同船に乗って登場。荒くれものの海賊たちを率い、暴れ回ります。
(3)小さくボロボロの船に乗ったらジャックスパロウが登場。バルボッサにこれまでの事は忘れて仲良くやろうと提案。
(4)海賊同士の宴が開始。しかし、その隙を見て、伝説の船を奪ったジャック。
(5)怒ったバルボッサや海賊団の戦いが開始。

…というのが大まかな物語。もちろんこの間もゲストにめがけて大量の水が飛んできます。

見逃せないポイントはここ!

ショー中もゲストは大量の水を浴びているため、海上や陸上で行われている、「ストーリーの展開がなかなか把握しにくい」と言う特徴があります。

もちろんこれらのストーリーは理解していなくても、十分楽しめるのですが、そのシーンを知っておくと、より楽しめると思います。つい見逃してしまいそうなポイントを下記にご紹介します。

(1)ジャックの持っているコンパスに注目
映画をご覧になった方ならご承知の通り、ジャックスパロウは、「今、自分が欲しいものを指すコンパス」を手にしています。なかなか遠目で確認できないのですが、登場してまもなくそのコンパスを見る姿が船上で見られるのでご注目。

(2)ジャックスパロウとバルボッサは上陸
ジャックとバルボッサは登場してしばらくすると、上陸し、陸地を移動します。ただ、彼らの服装はご覧のとおり、これまでのキャラクターの様に明るく派手ではないため、移動中に見失ってしまう事が多いです。

ジャックスパロウは「リドアイル」に上陸→「ミッキー広場のステージでバルボッサと水をかけ合い、和解」→そして最後に「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ前のステージから乗船」。バルボッサはこれと反対の動きをします。

ジャックとバルボッサが互いに水をかけあうシーンはミッキー広場だけ。しかし、かなり短時間なので二人を見失わない様に御注意を!

この際、ジャックがザンビーニ前から「伝説の船」に乗る時は、隠れてこそこそと船に乗り、船を奪って舵を取ります。

この時、船を奪い取ったジャンクらしい、不敵な笑みを浮かべたりしますので、ここも地味ですがご注目。

(3)クライマックスは大量の放水と炎や水柱の演出
これらのストーリーが展開する間も、常にゲストはたくさんの水を浴びています。そのため、なかなか海上で行われている展開に気が回らない部分もあると思います。

ハーバーでは激しい海賊団の戦いが行われ、クライマックスでは「水柱」や海の中央にある「見張り台の爆発」なども見られます。

この時、わかりにくいのですが、中央の見張り台が爆発したとき、そこから「海面に落下する海賊」も見られます。ほんの一瞬でなかなか見にくいので注目していましょう。

(4)くり抜かれた「宝の地図」
クライマックスのシーンが終わり、まんまと伝説の船を取り返したジャックは悠々と宝の地図を広げて、次の目的地に向かおうとします。

ところが地図の真ん中は、丸くくり抜かれ、肝心の部分がありません。

そして、その丸くくり抜かれた部分を持って、高らかに笑うのはバルボッサ。船は奪われたものの、肝心な宝の地図は手放さなかったバルボッサ。こんな海賊らしいシーンも見所です。

ただ、このシーンは「海の北側にいる、ジャックの船の南側」、「南側にいる、バルボッサの乗る小さな船の北側」で行われるため、非常に見えにくいワンシーンです。

エンディングには「映画のシーンの仕返し」が隠されている…?

このシーンですが、こちらも映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド」をご覧になった方は覚えているでしょうか?

同映画の中では、逆に、バルボッサの持つ地図が、ジャックによって真ん中がくり抜かれていた、と言うシーンがあります。

この場面は「バルボッサがその仕返しをした」と言う形になっているのですね。

このショーでは、映画との時系列や、細かな関連性については明かされていませんが、こうした細かな物語も、映画を見て、あらかじめ知っていると楽しめると思います。

また、ショーだけでなく、フォトロケーションにも以下の様なこだわりも…!

また、これ以外にも映画のシリーズの中の細かなシーンや、場面が隠されているかもしれません。ぜひ探してみてくださいね。