
さて、混雑時の朝のディズニーリゾートが混雑する事はお伝えしましたが、とりあえず何とか近い駐車場にも入れたし、これで一安心!…と言いたい所ですが、もちろんパークを楽しむ上では問題ありませんが、ご注意頂きたい駐車場事情はまだあります。
それは帰りの時間。多くの方が訪れるディズニーリゾート。少しぐらい混むのはわかってますよ~!と言う方もいるかもしれませんが、普段の週末であればそこまで混雑する事はありませんが、人気のハロウィーンやクリスマスなどの入園制限がかかる程度の大混雑日の帰りの時間帯になると、ディズニーリゾート周辺の駐車場は想像以上の大渋滞になります。
それでは実際にどれくらい混むのかというと…
この記事のもくじ
どれくらいの混雑状況になると帰りが混雑するの?

それでなくてもパーク内が混む人気のこの季節。普段の週末程度なら特に気にすることではありませんが、どれくらいの混雑になると、帰りの渋滞が発生するのか…?これは大まかな目安としては、入園制限がかかるクラスならば当然大渋滞が発生します。
また、もうひとつの目安としてはディズニーランドの駐車場では「車の列が、オフィシャルホテルのサンルート東京前あたりのある柵を超え、ベイサイドステーション付近まで到達し始めた」程度と思われます。
この記事の1・2枚目の写真がそれくらいの状態。1枚目の写真はベイサイドステーション付近まで車が到達、2枚目の写真はオフィシャルホテルの「東京ベイ舞浜ホテル」から見た様子です。またディズニーシーでは「第七パーキングに午前中から誘導が開始された」程度の混雑であれば帰りの道路も渋滞すると考えていいと思います。
帰宅時、リゾート周辺道路が混み始めるのはどの時間帯?

人気の時期にはたくさんの車がパークを訪れますが、特に帰りの車が一気に集中する時間帯はいったいどのあたり?とお思いの方が多いと思いますが、これはその季節のメインイベントの時間帯によりますが、基本的にはディズニーランドであれば「エレクトリカルパレード」(通常期19:30~)が終了した20時過ぎ、ディズニーシーであれば「ファンタズミック!」(通常期20:00~)が終わる20時半過ぎ前後になります。
この後にパーク内のショップが混み始め、それを終えたゲストが駐車場から一気に出庫するため、長い時間がかかります。ちなみに当然ではありますが、早い時間に来ている人程、パークの駐車場が奥になるので、出るのに時間がかかる(出口まで遠い)事になります。

上の写真はオフィシャルホテルの「東京ベイ舞浜ホテル」(黄色い円筒形のホテル)から見た東京湾川の道路の様子(左隣の建物は「東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート」(ピンクのホテル))。ご覧のとおり、両方向とも渋滞が発生しており、抜け道がないため、ひたすら待つしかありません。
下の写真は同じ位置の普段の道路の様子。4車線あるこの広い道路が、動かないほどの渋滞になる場合があります。入園制限クラスの混雑時にこの時間帯に出庫しようとすると、大げさな表現ではなく、駐車場周辺の混雑から抜け出すのに1時間以上かかる事があります。
しかも問題なのは「登り下りの車線に関係なく、どちらの方向も混雑する」ため、迂回する事も困難な状態になります。
普段の週末や多少混んでいる時はここまでひどい渋滞にはなりませんが、混雑時期の出庫にかなり時間がかかることはお分かりいただけたと思います。
「…それじゃあもっと遅くまでパークにいればいいのでは…?」と思われる方がいるかもしれませんが、それはある意味正解でもありますが、必ずしも正しい選択とは言えません。それくらい混雑時のリゾート周辺は大渋滞が発生します。
それではその渋滞を避けるにはどうするかについて触れていきましょう。
入場制限クラスの混雑時って、駐車場を出るのにどれくらい混む?

多くのゲストが集まるディズニーリゾート。特に人気の季節であるハロウィーンやクリスマス時期には週末に入園制限がかかることがありますが、それくらいの混雑になると駐車場からの出庫にも時間がかかります。
…それはわかったけど、実際はどれくらい混むの?…と、言う方もいらっしゃるかと思います。特にそう年間に何回も行かれない方にとっては混雑は避けたいけど、やはりこの人気の時期に行きたいものですよね。
まず、駐車場の位置関係ですが、首都高速舞浜入口に帰るという前提でお話をしますと、車の流れとしてはまず、「ディズニーランドを出た車」が「その先でディズニーシーから出た車」と「臨時第七パーキングから出た車」と合流する形になります。

そのため、最終的にひとつの道路に集中する形になる為、各信号が青になってもその先が進まないために動かない程の渋滞が発生する状況になります。混雑状況によってはディズニーランドの駐車場から、舞浜インターチェンジに行くまでに1時間以上かかる事もあります。
ちなみに上の写真は、昨年(2011)の12月上旬の週末、人気のクリスマスシーズンで入園制限までは行かなかったですが、それにかなり近い大混雑の時の様子です。この写真は第七パーキングの隣にあるホテル、「舞浜ユーラシア」から撮ったものです。
写真奥にある横長の白いラインの建物がシーに隣接の通常のパーキング。また、少しわかりにくいんですが、その建物のすぐ下が道路なんですが、このあたりも全て渋滞している様子がわかります。
帰りのディズニーランド・シー渋滞を避けるには…?

それでは、このひどい渋滞を避けるにはどうすればいいのか…?答えは単純ですが、具体的に混雑を避けるのには、「買い物等は事前に済ませ、夜のメインのショーが終わったら速やかに退園する」と、言う事です。若しくはそうした日は「最初から宿泊する予定を組む」のも効果的です。
また、こうした大混雑事には例えば舞浜IC手前の浦安ICまで迂回するという方法もありますが、そこに辿りつくまでにこの渋滞を抜ける必要があるので、それほど効果的とは言えません。
…上の写真は「もう1枚上の写真」から、少し下にカメラを向けて撮影した状態。写真のすぐ左側に写るのが第七パーキングなんですが、ご覧のとおり、出庫するのにも長い列ができています。ちなみに裏側にもう一箇所出口がありますが、同様の状態です。
この写真の位置からならば左に出るより右側に出て迂回した方が早いのですが、こうした時は周辺道路がどこも渋滞しており、さほど変わらない場合が多いです。ちなみにこれは閉園して間もない22時過ぎの様子。この時間でもまだこれくらい混雑しており、この渋滞が解消するのには11時過ぎくらいになる場合もあります。
普段の週末などはさほど気にする事はない程度の混雑で済みますが、人気の時期はそれなりの覚悟が必要です。ショーやパークの余韻に浸りたいのもわかりますが、特に遠方まで帰る方は時間的余裕を持ったプランで行動される事をお勧めします。