
ディズニーのアトラクションを楽しむには欠かせないファストパス。今更周りの人には聞きにくいファストパスについての基礎、活用のコツ、優先順位、注意点や上級技など、攻略法を紹介します。
ぜひ参考にしてください!
この記事のもくじ
そもそもファストパスって?
簡単に言えば、ファストパス(以下、FP)はアトラクションに速く乗るためのシステムです。
FPを発券しておけば、時間をかけずにお目当のアトラクションに乗れますし、効率よくパークを楽しむことができます。
FPの仕組みを知っていれば、インパークの1日の充実度が大きく変わりますよ!
また、東京ディズニーリゾートでは当たり前のように無料で使えるFPですが、他のテーマパークのFPは有料となっているところもありますので、実はとってもありがたいパスなのです。
ファストパスの値段は?

ファストパスは無料。追加料金はありません。
ユニバーサルスタジオと違い、ディズニーではファストパスは無料!
ですから、活用しないともったいないです。
また、ディズニーではファストパスは購入できません。すでにパスポート料金に含まれています。USJは別料金ですから、助かりますね。
ファストパスの取り方・使い方
ファストパスをどうやって取るか、どうやって使えば良いか、といっても至って簡単です。

まず、ファストパスを取りたいアトラクションの近くにあるファストパス発券所に行きます。
基本的にアトラクションの近くにあって見つけやすいですが、「イッツ・ア・スモールワールド」や「スターツアーズ」は若干わかりづらくなっています。見つからない場合はキャストさんに聞いてみてください。

発券機の上部にチケットを入れる部分がありますので、そこにバーコード部分が上になるように挿入すると、下からFPが出てくるシステムになっています。
スマートフォンでチケットを購入してそのままスマートフォンをかざして入園された方は、FP発券の際も同じようにバーコードが上になるように挿入すると発券が可能です。
大きめのスマートフォンでも入るサイズになっているので心配は無用ですよ。

FPのアトラクションの乗車時間帯になったら、FPエントランスから入場します。
これだけで待ち時間を少なく、楽しむことができます。
とても簡単です!
ファストパスのルール

ファストパスは上の写真にも記載の通り、真ん中に大きく記されている時間帯が利用可能な時間です。
1時間です。
さて、ここで大事なことは、一つ目のファストパスを取った後、次のファストパスがいつ取れるかということ。
なぜならば、FPは1人が1度に何枚もキープすることができないからです。
基本的には、発券したFPの発券時間から次のFPを取れるのは2時間後。
上の写真の下に小さく書いてある時間が、次にファストパスを取れる時間となっています。
ややこしいのですが、必ず2時間後と決まっているわけではありません。
状況によっては、ファストパスの発券時間と乗車可能時間の差が2時間以内の場合もあり、予想以上に早く次のFPが取れることもあります。
開園直後にFPを発券すると、2枚目は2時間以内に発券できることも
朝一で1枚目のFPを発券すると、そのアトラクションの乗車可能開始時間と次に取れるFPの時間が重なることもしばしば。
その場合は、1つ目のファストパスアトラクションを乗る前に、先に2枚目のファストパスを取ってから乗ることをおすすめします。
ファストパスは、取れるときにどんどん取っておきましょう。
再度同じアトラクションに乗りたい場合。2回目のFPはどうなる?
同じアトラクションのファストパスをもう一回取ろうとするときの注意点。
運良く、発券時間と乗車可能時間の差が2時間以内の場合でも、2時間を過ぎないと発券できません。また、差が2時間以上の時は、乗車可能時間までは発券できません。
気をつけてくださいね!
ファストパスを取る順番は?優先順位を知ろう
ランド・シーでは、FP対応アトラクションが9つずつあります。
しかし、FPは数に限りがあるので、人気のアトラクションからどんどん無くなっていってしまいます。
そこで、パークごと、どのアトラクションからFPをとっていくべきか、FPのなくなる順を考慮して、優先順位をつけてまとめました。
ファストパスを取る優先順位が高いものから3つずつ、3グループに分けて紹介していきます。
ディズニーランド
FP発券優先順位 | |||
◎ | モンスターズインク・ライド・アンド・ゴーシーク | スプラッシュマウンテン | プーさんのハニーハント |
○ | バズ・ライトイヤーのアストロブラスター | ビッグサンダーマウンテン | スペースマウンテン |
△ | イッツ・ア・スモールワールド | ホーンテッド・マンション | スターツアーズ |
もちろん、乗りたいアトラクションを優先的にファストパス取るのもありですが、1日でできるだけたくさんのアトラクションに乗りたい場合、この優先順位を参考にすると良いかもしれません。
ディズニーシー
FP発券優先順位 | |||
◎ | トイストーリー・マニア | タワー・オブ・テラー | センター・オブジアース |
○ | インディージョンズ | レイジング・スピリッツ | ニモアンドフレンズシーライダー |
△ | マーメイド・ラグーンシアター | 海底2万マイル | マジックランプシアター |
「トイストーリーマニア」のFPはなぜ速くなくなるのか

先程も言及しましたが、「トイストーリーマニア」のFPがなくなるのは他のアトラクションに比べて圧倒的に速いです。
この理由について、少し説明をしようかと思います。
現在、東京ディズニーリゾートにはディズニーホテルに宿泊した人限定で15分前にパークに入場できるという「ハッピー15エントリー」という制度が存在します。
これを利用して宿泊者は15分前に入場できるのですが、入ったその時間から全てのアトラクションを利用できるというわけではありません。乗れるアトラクション2つだけです。
2019/7/22まで | トイストーリーマニア | タワー・オブ・テラー |
2019/7/23以降 | トイストーリーマニア | ソアリン:ファンタスティックフライト (新アトラクション) |
また、FPも早い時間からたくさん発券されます。
その後、開園とともに「トイストーリーマニア」をめざす一般ゲストも殺到するので、その結果、他のアトラクションよりも速くファストパスはなくなってしまうのです。
朝一のトイストーリーマニアのFPは避ける
できるだけたくさんのアトラクションに乗りたいのであれば、トイストーリのFPをとらない選択肢もありです。
トイストーリーマニアのFPは、人気アトラクション故に、他のアトラクションに比べて乗車可能時間帯が遅くなる傾向にありますし、乗車時間が早まることは考えにくいでしょう。
その一方、朝一でとれる他のアトラクションFPは、先ほども書いたように、乗車可能時間が2時間以内になることも大いにありますので、そちらを優先して取った方が、1日を通して、たくさんのファストパスを量産できる可能性が高くなります。
もちろん「トイストーリーマニア」に何としても乗りたいのであれば、朝一でFPを取るのも全然良いと思いますが、一案として、朝の時間帯は「タワー・オブ・テラー」や「センターオブジアース」のFPを取ることに専念して、夕方くらいに多少空いたであろう「トイストーリーマニア」にスタンバイで並ぶのも手ではあるかと思います。
最終的な判断はお任せしますが、ぜひ参考にしてください!
ファストパスを取る時の注意点
ファストパスに関する注意点がいくつかあるので言わせて頂こうと思います。
1.代表者1名が人数分のチケットを持っていれば人数分のファストパスが取れる
ファストパスは全員が並んでなくては取れないというものではありません。
家族の場合でしたら、例えば、お父さん1人が家族分のチケットを持って発券所に行けば、全員分のファストパスが取れます。
その間に他の家族の人はトイレに行くことも可能ですし、ポップコーンを買うことも可能なので、分業することで時間を有効に使うことができます。
2.ファストパス列の長さに騙されるな
ファストパスの発券所近くは、特に朝一だとかなり列が伸びていることがあります。
ただ、アトラクションのスタンバイ列と違って結構進みは速いので、そこで諦めずに並んでも問題はないです。
また、アトラクションのFPエントランスでも列が伸びていることがありますが、これもすぐに解消されるので心配する必要はありません。
FP列に並んでいて少し乗車可能時間を過ぎてしまったという場合は、多少ならキャストさんが対応してくれるようなことが今までにあったようですが、時間厳守で気をつけてくださいね。
3.FPの乗車可能時間に突然アトラクションが一時休止。どうなる?
FPを取って時間になったので乗りに行ったけど、ちょうどアトラクションが一時休止となっている場合は、そのアトラクションが再開してからは、いつの時間に行ってもそのファストパスを持っていれば乗車可能です。
決して無駄にはならないのでご安心ください!
ただその場合、アトラクション再開を待っていた人たちが集中するため、FPでもいつもより多少時間がかかってしまうので、そこは承知しておくと良いです。
4.朝から発券しないFPもある
開園してすぐにファストパスを取りに行ったけど、発券していないという場合がごくたまにあります。
それは基本的に先ほどファストパスを取る優先順序が低いと紹介したアトラクションの中の一部のみなので、そこまで気にする必要はないかもしれません。
例えば、「イッツアスモールワールド」がFP発券所の都合で昼頃からしか発券しないという場合や「ホーンテッドマンション」が昼前後からしか発券しないという場合です。
人気の絶叫アトラクションでは、システム調整に入ってしまっているなどのごくわずかの時以外は基本朝から発券しているので、心配はいりません。
ファストパスが2枚でてきた!?
最後に、ファストパスを利用していて、とてもいいことが起きる例を紹介したいと思います。
それはファストパスを発券した際に、2枚出てくる場合があるというものです。
昨日ディズニーシーで
BBBとサプライズファストパスあたってほんとにビックリした笑笑専門で忙しくて久しぶりのインだったからほんとに幸せだった💕 pic.twitter.com/11BNC2Xa16
— 沙耶 (@ks0403disny) 2018年1月20日
1枚はそのアトラクションのファストパスとしてちゃんと利用できるものなのですが、もう1枚は「サプライズファストパス」と呼ばれるもので、違うアトラクションで利用可能なものです。
また、ウエスタンランドの「シューティングギャラリー」で1ゲーム200円のものを無料でできる券「サプライズチケット」がファストパスのおまけでついてくることも。

2回当たったことがある方も!SHUNGOさん @Happiest35_s5提供
残念ながら、筆者自身1回ももらえたことはありません、、、
出る確率はかなり低いので当たった方は本当にラッキー。2枚出てきたらかなりツイてますね!
ファストパスを有効的に使おう
今回ファストパスについて初歩的なことからお教えしましたがいかがだったでしょうか。
1日ディズニーリゾートで楽しむためにファストパスを利用することはかなり時間をうまく使える技だと思います。
もちろん、ゆっくりとした時間を過ごしたいという方もいるとは思いますが、そういった方でもかなり有効活用できるものなのでぜひこの記事を参考にして頂けるといいなと思っています!