いよいよ始まった夏の東京ディズニーリゾート。今年は東京ディズニーランドではベイマックスが登場して散水するプログラム、「ベイマックスのミッション・クールダウン」が登場。
3年ぶりに復活となった散水イベント。こちらはパレードの規模としては短めですが、より楽しむための方法や注意点もいくつかあります。
今回はそんなより一層こちらのプログラムを楽しむためのポイントを紹介したいと思います。
この記事のもくじ
3年半ぶりに復活の散水プログラム
こちらの「ベイマックスのミッション・クールダウン」は、規模としては、中規模のパレードフロートが2台連なり、シンデレラ城の前の定められた六か所で停止し、ゲストに水を撒きます。
この停止位置がポイントで、ここ以外ではほぼ濡れない場合もあります。詳しい停止位置は、下記の記事をご参照下さい。
前述の通り、フロートは2台のみで特にライブキャラクターやダンサー等はおらず、通常規模のパレードという形ではありませんのでご注意ください。
6回の停止は実は「2パターン」ある
このパレードはシンデレラ城前のパレードルートで合計6回停止していきますが、それぞれの停止位置で、実は「2つのパターン」が存在します。
シンプルに言うと、下記の通り。
1・3・5の停止位置 ベイマックスのみが中心となるパターン
2・4・6の停止位置 ベイマックスの仲間である、フレッドが参加するパターン
どちらも基本的に、撒かれる水の量などに変わりはありませんが、演出に一部違いがあります。
「ベイマックスのミッション・クールダウン」、このブレッド(映画の登場人物。今回は声のみ出演。)のアクアトルネード!の時に出てくるコレが好き🤣(出てるのは水では無いです)
ちなみに2.4.6回目の停止位置、2台目フロートの内側(城側)のみしか見られませんw pic.twitter.com/ueA2JbsXCG
— みっこ (@mikko_20100518) July 3, 2023
2・4・6の停止位置にフレッドが参加する(声のみ)ではパレードフロートの2台目の内側(城側)、後方上部にある怪物(映画の中で彼がヒーローモードになった時の青いトカゲの着ぐるみ)の口から、スモークが吐き出される演出があります。
実際にはこれは水ではないのですが、音も派手な演出なので、「2・4・6の停止位置の内側」の方が盛り上がると言えるかもしれません。
一か所の停止時間は「約2分間」とかなり短め
こちらのプログラムは公式サイト上では、「公演時間:約35分(1日3回公演)」となっています。
しかしながら、これはパレードがスタートしてから終了するまでの総合的な時間であり、各それぞれの停止位置では「約2分間」と非常に短い停止となります。
また、「停止位置でベイマックスが喋りながら、途中で水が出る」というのが基本的な構成であり、それ以上のショー的な演出は特にはありません。
そのため、これから混雑する夏の時期は、パレード待ちも増えてくると思いますが、実際のショーとしては「かなり短めの規模」ということを理解しながら待つ必要があります。
特にメインとなる城前のパレードルート周辺は日影がほとんどありません。くれぐれも熱中症などには注意してください。
停止位置を外れるとほとんど濡れない
こちらのプログラムですが、筆者の体感では、停止しているパレードフロートの周囲、特に「真横の約10メートル程度の範囲はかなり濡れる」と思います。
さらに、時々上部から噴き出すウォーターキャノンは風向きによってはかなり遠くまで届くこともあり、油断しているとかなり後ろの方でも乗れることがありますので、注意が必要です。
また、それぞれの放水口がフロートのどこから出るかが分かりにくくなっており、思わぬ方向から水を受けることがあります。
ただ、気をつけたいのが「フロートの停止位置を外すとほぼ濡れない」という事。
もちろん風向きにもよりますが、フロートの移動中はほぼ水が出ないので、例えパレードルート最前列を確保したとしても、全く濡れない場合がありますのでご注意を。
おすすめ位置は「パートナーズ像の裏付近」
今回は全部で細かく6カ所停止していきますが、個人的にオススメなのは、「パレードルートほぼ中央にあたるパートナーズ象の後ろ周辺、やや前の位置」。
なぜこの辺がオススメなのかと言うと、この位置は「3・4回目の停止位置が非常に近いため、一度停止してショーモードになり、ちょっと移動してまた停止と言う形」になるため、「近くで2回楽しめる」からです。
両方ともバッチリ濡れる位置と言うのは、非常に難しいところではありますが、個人的にはパートナーズ像裏より、少し進行方向に進んだあたりの進行方向右側(パートナーズ像側)。
ここでは異なるショーモードが一か所で2つ楽しめるような形になるのでオススメです。
移動途中での放水はほとんどない
こちらのパレードですが、通常のパレードのようにファンタジーランドのホーンテッドマンションの横をスタートしてから、シンデレラ城前で停止モード、その後、ファンタジーランドを抜けてトゥーンタウンに帰っていくタイプです。
パレードの移動ルートとしては通常と同じ形ですが、気を付けたいのが、「シンデレラ城の城前以外はほぼ通過をするだけ」となる事。
水が時々出たり、スモークが出てはいますが、パレードルート上では全くと言っていいほど濡れませんので、待つ必要は無いと思います。
ショー中の「風向き」にも注意
そしてもう一つ気になるポイントが「風」の方向。
東京ディズニーランド(リゾート)の「夏の風向き」は、もちろんその時の天候状況によって大きく変わりますが、基本的にはパークに入って「シンデレラ城を正面」に見た場合、「城の右側から左側方向」に流れる事が多くあります。
もう少し細かく言うと、「城の右後方から、カリブの海賊方向」と言ったイメージ。
そのため、最初の停止位置(ウエスタンランドから城前通路に出たあたり)はパレードのアウト側(進行方向右側)に水が流れることが多く、逆に停止位置の最後(トゥーンタウン方向に向かう橋の手前)では、内側(進行方向左側)に水が飛んでくることが多くあります。
特にフロートの上部から吹き出すウォーターキャノンは風に大きく左右されるので、その時の風の状況を見ながら場所取りをするのも効果的な方法です。
…以上、ご紹介してきた、久々となった散水プログラム「ベイマックスのミッション・クールダウン」。
イベントとしては、あまり大きくなく、いわゆるアトモスショー的な規模ではありますが、少しずつやっと戻ってきた東京ディズニーリゾートの夏。
まだまだこれから進化していくことに期待したいところですね!