多くのアトラクションやショー、そしていろいろなエンターテイメントで訪れるゲストを楽しませてくれるディズニーリゾート。大人から子供まで幅広い年齢層がバランスよく楽しめるような配慮がされています。
そんな中、やはり注目度が高いのは新アトラクション。最近では2012年7月9日にグランドオープンを迎えたディズニーシーの「トイ・ストーリー・マニア!」が過去に例を見ないくらいの混雑&人気度ですが、この夏には小規模ではありますが、もうひとつアトラクションがオープンしました。
それは「グーフィーのペイント&プレイハウス」。今回はこちらについてレポートしていきます。
この記事のもくじ
年齢&身長制限は無くなり、誰でも利用可能に!
2012年8月24日にグランドオープンしたこの「グーフィーのペイント&プレイハウス」。こちらはディズニーランドのトゥーンタウンにあります。この場所はもともとは「グーフィーのはずむ家」としてお子様向けのアトラクションでした。
しかし、このアトラクションは、2009年の定期点検でいったんクローズしたのですが、そのまま長い休止期間(公式に原因は発表されていません)を経て、2010年に完全クローズ。そして2012年8月に新アトラクションとしてオープンしました。
以前の「グーフィーのはずむ家」は完全なお子様向けのアトラクションで、「3才児以上で、132cm未満のみ」のお子さんだけが利用可能でしたが、今回の「グーフィーのペイント&プレイハウス」は誰でも利用が可能です。
しかし、まだ新しいアトラクションである事もあり、その規模の割には待ち時間が長くなりやすい傾向があります。
基本はお子様向けアトラクション。長い待ち時間なら待たない!
アトラクションの外観は看板が新しくなっている意外は以前の「グーフィーのはずむ家」とほぼ変わりませんので、一見何も変わっていない様に見えます。施設に向かって右側からスタンバイして家の前を通って反対側の入口から中に入ります。
待ち時間については、正式オープンした日は150分近くまで行きましたが、この記事を書いている9月5日現在では週末は「60~80分」、平日は「30~50分」程度の待ち時間で推移しています。
比較的眺めの待ち時間が発生していますが、これはオープン当初である事が原因です。9月上旬現在では他のファストパス対応の人気アトラクションとほぼ同じくらいの待ち時間になっています。
ただ、「トイストーリーマニア」の人気はなかなか落ちないですが、こちらは規模的に見てももうしばらくすると少し落ち着くと思います。
新アトラクションの傾向で、やはり朝の開園から1時間前後が待ち時間が伸びるので、無理に午前中に行かない事をオススメします。また、下記で触れますが、中身的には「1分程度の短いもので、基本的にお子様向け」である事などを考えて、スタンバイするかどうかを考えてください。
壁・床に投影された映像を見ながらペンキを発射するシューティング的なアトラクション
アトラクションの内容としてはグーフィーの部屋が舞台。「部屋の床」と「左右の壁」の三面に対して、ゲストが操作するペンキ噴射装置「トゥーントーン・スプラットマスター」(上の写真)を使ってペンキを噴射して模様替えする…と言うもの。
噴射の機械を目標の家具や壁などに向けて発射します。発射の装置はディズニーシーの「トイストーリーマニア」で使用する機械と似たものなんですが、発射させるためには、「ボタンを押す」「ハンドルをまわす」「紐を引く」の三種類あります。
キャストに順次案内されますので、自分では選べません。横に8台並んでいるので、同時に8人が体験できます。
ただ、この噴射装置は現実的に機械から出ているわけではなく、部屋にスクリーン上にペンキの跡が出てくる感じなので、「トイストーリーマニア」の様に、実際に打っている感覚はほとんどありません。
また模様替えと言っても現実的にゲストが変えていくわけではなく、投影されているスクリーンが順次変わっていく…という感じです。
投影される映像は複数パターンがあり、最後にジャングルになったり、ビーチになったり…といろいろです。内容的に攻略法というものは無く、ひたすらペンキを噴射するといった感じ。噴射装置自体もお子様向けに低い位置にあり、大人は少しやりにくい印象です。
場所的にも大きくないので他のゲストが体験してる場面も、自分の番が来る直前まではほぼ見る事ができません。また、スタンバイもほとんどが屋外なので雨や悪天候はちょっとしんどいかもしれません。
しかしながらお子さんにとってはなかなか楽しいアトラクション。点数や結果は出てきませんが、なかなか楽しいアトラクションだと思います。