誰もができるだけ楽しみたいディズニーランドやシー。しかしながらスタンバイはすぐに長くなりますし、人気アトラクションのファストパスは早い時間でなくなります。これは新しいアトラクションや人気アトラクションであればあるほどその無くなる速度は速いです。
もちろん慌てずにゆっくりじっくり散策をしながらでもパークは楽しめる要素は多いですが、現実的には効率的に動かないと何にもしないで一日終わっちゃった…という事にもなりかねません。
そんな中、効率的にパークを楽しむためには役割分担が重要。しかしながら実は意外に間違いやすい役割分担やや失敗しやすい例も多くあったりいたします。今回はそんな点に触れてみます。
ファストパスorスタンバイ…意外と間違いやすい役割分担
人気のアトラクションが多くあるディズニーリゾート。人気のものはファストパスが早く無くなりますが、現在ではディズニーランドでは「モンスターズインク~」が一番早く、続いて「プーさんのハニーハント」…と、続きます。
それを踏まえてプランを考えている方も多いと思います。しかしながら、これは年間を通じての傾向なんであって決して間違いではないんですが、実はこの夏の暑い時期には「スプラッシュマウンテン」が一番人気になるなど、季節によってもその混雑の傾向が違うんです。
また、2012年8月24日にオープンしたばかりの「グーフィーのペイントハウス」は新しいアトラクションなので、現在は朝の入園時には100分を超える待ち時間になる時もあります。
また、ディズニーシーでは、現在(2012年夏)では、圧倒的に「トイ・ストーリー・マニア!」が人気。続いて「センター・オブ・ジ・アース」や「タワー・オブ・テラー」の人気が高くなっています。これらの時期による混雑の傾向を調べておくのもポイントです。
言うまでもなく、これらの混雑するものをファストパス(対応アトラクションのみ)で乗るのが堅実な方法ですが、このFPを取りに行くのは一人でもOK。みんなで行く必要はありません。他の人はレストランの予約に行く、パレードやショーの場所を取りに行く、他のアトラクションに並ぶ…など、役割分担で効率的に!が鉄則。
しかしながらここでも注意しなければならないのは、アトラクションやショーによっては「全員揃わないと入れない」ものが多いと言う事。例えば人気の「プーさんのハニーハント」。朝一番でこちらを目指すご家族・グループも多いと思いますが、このアトラクションはスタンバイ列の途中合流ができないので、「全員揃った状態でないと、列に並べない」(早く行っても全員揃っていないと意味が無い)んです。
例えば「パパがプーさん並びに行くから、ママがバズのファストパス…」なんて決めたとしても、現実的にはパパが一人でプーさんにせっかく早く行っても、スタンバイには一人だと並ぶ事ができないんです。結局後から来た家族に怒られるだけですので、ご注意を…。
そのため、これを知らずに全員揃ってないのに、朝早い時間に来てしまったママやパパがこのプーさん入口付近で携帯電話を片手に、家族や仲間を待つ様子(2つ上の写真)が良く見られます。
アトラクションの列の並び方や位置にもよりますが、現在は基本的にはアトラクションの並び列には「途中合流はできない」と思っておいた方が無難です。このあたりは多少グレーな部分でもありますが、ルールとマナーを守って並びましょう。
混んでいるから「アトラクションは空いてくる閉園間際に…」は危険!
パーク内でよく聞くお父さんの言葉。「夜になれば乗り物も空いてくるからその時に乗ればいいよ…」。ディズニーリゾート以外でも一般的にも通用しそうなこの言葉。しかしながらこれが通用するのは冬や春の空いている時期くらいです。
確かに昼間に比べれば2~3割は待ち時間が空いてくるのは確実ですが、はっきり申し上げてそこまで極端に短くなることはほとんどありません。現実的にはそれほど効果的ではありません。
また、もうひとつ気をつけなければならないのは、例えば夜になっても100分待ちのアトラクションがある場合、閉園時間の100分前には「スタンバイが終了」してしまう場合が多くあります。(閉園時間を超えてしまうため。)
特に人気の「トイ・ストーリー・マニア!」はそのスタンバイが終了してしまう時間がかなり早い時があります。昼間は混んでいるから夜に乗ろう!と、思ったらスタンバイが既に終了して乗れなかった…という事にならないようにご注意を。
また、特に夏休みや三連休などの期間中は遅い時間になってもなかなかゲストが減らないため、アトラクションの待ち時間もなかなか短くなりませんのでご注意を。