4月にイースターイベントが始まり、限定フードもたくさん展開中のTDRですが、イースター以外にもこの春から新しいメニューが発売になりました。
今回は、ディズニーシーで食べられるこの春注目のメニューの中から、「アンダー・ザ・シーサンド」と「スウィートフライドブリート(キャラメル&バナナ)」の実食レポートをお届けします。
マーメイドラグーンシアターの改装を記念して登場!その名も「アンダー・ザ・シーサンド」
まずご紹介するのは、セバスチャンのカリプソキッチンで食べられる「アンダー・ザ・シーサンド」。
フレンチフライポテトとドリンクがついた「シェフのおすすめセット」として1,020円で販売中ですが、620円でサンドイッチのみの単品にすることもできます。この日は休憩を兼ねたおやつとして、単品で注文してみました。
4月24日からスタートした「キング・トリトンのコンサート」の開幕記念として登場したこのメニュー。「アンダー・ザ・シーサンド」と名前から豪華です。
ピンク色がかわいい貝型のパンの中には、エビフライが5個と、レタス、たまごのサラダ(ゆで卵をつぶしたもの)に加え、チーズなども入っています。
カツサンドなど揚げ物系のサンドイッチは普通、ころものサクサクを維持するのが難しいですが、このメニューはエビフライのころももしっかりサクサクしていて食べごたえがあります。モチモチした食感のパンとの対比も注目です。
また、エビフライにはコショウが効いており、エビフライのコショウ味が強い部分、たまごサラダの味が強い部分、バーベキューソースを思わせるケチャップ系の味が強い部分と一度にたくさんの味が楽しめます。
ただ一つ気になるのは、中に入っているエビフライ。これって当然ですがシーフードですよね…?私たち人間が海の生き物を食べている姿を万が一、アリエルのお父さんに見つかってしまったら…。アリエルとトリトン王の親子関係にまた傷が入ってしまうのではないかと余計な心配をしてしまいます。
こちらのメニューをいただく時には、トリトンに見つからないようにこっそり食べたほうがいいかもしれませんね…!同時に、いただく命に感謝して「いただきます」と「ごちそうさま」の気持ちの大切さも改めて実感させられます。
リニューアルしたマーメイドラグーンシアターと併せて楽しんでみてくださいね。
ほくほく甘すぎない優しい味。キャラメルとバナナ味のお手軽おやつ
続いてご紹介するのは、ロストリバーデルタのトロピック・アルズで販売中の「スウィートフライドブリート(キャラメル&バナナ)」、400円です。
「ブリート」と検索すると、「小麦粉で作られたトルティーヤに具材を乗せて巻いた料理」と出てきます。しかしこのメニューは名前に「フライド」(=揚げた)とつくこともあり、春巻きやパイに近い食感のメニューです。
中には、温かいバナナやチョコレートのスポンジケーキ、キャラメルやシナモンなどが入っていますが、思ったほど甘すぎずシンプルな味に仕上がっているのがポイントです。お手頃サイズなのでどんどん食べられますよ。
さらに見逃せないのが、パッケージ。販売店と同じロストリバーデルタの「サルードス・アミーゴス!」で会える、ラテン風のコスチュームを着用したドナルドがデザインされています。食べ進めると上の写真のようにミシン目で切って短くできる点がなんともファッショナブルです。
加えて、パッケージの裏面までよく見ると、販売ワゴン「トロピック・アルズ」の名前の由来にもなっているオオハシ(トゥーカン)の「アル」のシルエットもデザインされています。ワゴンの看板にも「アル」の姿がデザインされているので、買ったときには見比べてみるのも面白いですね。
また、鳥つながりになりますが、パイのような食感なだけあってまわりの生地がポロポロとこぼれやすいこのスイーツ。外のベンチで食べていると、ロストリバーデルタに暮らすスズメさんやムクドリさんがおこぼれを狙ってやってきます。いただく際はご注意を…!
今回ご紹介した2品は、マーメイドラグーンとロストリバーデルタで購入可能。それぞれの販売店舗が近いことも魅力のひとつです。エントランスからは少し遠い場所になりますが、どちらも疲れたときの休憩にはもってこい。イースターメニューではない、裏の注目グルメも楽しんでみてはいかがでしょうか。