ディズニーリゾート内、ミラコスタでの結婚式である「ディズニー・フェアリーテイル・ウェディング(FTW)」。FTWで挙式をあげた新婦さんのツイートから端を発した仮装マナーの議論が大きな注目を集めています。
ディズニーでの結婚式にて、写真撮影の際などに仮装者が見切れて入ってしまったり、仮装を楽しむゲストのマナーについて訴えたツイートが大きな話題となっています。
その新婦さんは、
・一生に一度の結婚式が行われているチャペルや披露宴会場の近くでの仮装は式の進行や写真撮影にも影響が出かねないので、遠慮してほしい。
・式場近くに仮装者がいたため、心情的にあまりいいものではなかった。ハロウィン期間のミラコスタFTWはおすすめしない。
・ルールやマナーを守り、周囲の人に配慮することが大切。お互いに気持ち良く過ごせるような環境づくりが必要なのではないか。
と言う、主旨の主張をされました。
仮装者vsミラコスタ挙式者の議論に
しかしながら、「チャペルや式場近くの仮装はやめてほしい」というメッセージは多くの反響を呼びました。
賛成派の意見としては、
・仮装する自由はあるにせよ、結婚式が行われるところでウロウロしたり、撮影するのはマナー違反。
・プリンセスの仮装者さんは仮装のクオリティが高い。結婚式中にそういう仮装者と鉢合わせたら、新婦さんにとってはかわいそう。結婚式に呼んだ参列者が白いドレス着てたら嫌な思いをするのと同じ。
・そもそも結婚式は花嫁と花嫁がすれ違うのがNG。プリンセス仮装は花嫁と同じ。
・花嫁、花婿はホテルの場所代を払っているが、仮装者は払っていない。
などが主に見られます。一方、反対派の意見としては、
・ディズニーは誰にとっても平等に大切な場所。仮装者にとっても、花嫁にとっても同じように大切な日で、花嫁の方が無条件に優先されるべきと考えるのは違和感がある。
・そういうクレームは、仮装者にするものでなくて、式場にするものでは。
というものが多く見られました。
また、今回の議論で、「ミラコスタに仮装で入れるのを初めて知った」「結婚式中でミラコスタに仮装で入れてしまうのに驚き」という声も多数あります。
また、新郎新婦の写真撮影の際にホテルスタッフが人払いをしてくれたという報告も。
ツイッターでつぶやいた新婦さんの意図は「周りの人に配慮してお互い気持ち良く楽しめるように」というものでした。
ホテルの運営方法、ホテルにおける仮装ルールなど、いろいろな議論はあると思いますが、「状況を鑑みてマナーに気をつける」ということ、それができないと、「知らず知らずのうちに他の誰かに嫌な思いをさせてしまうこと」など多くのことを改めて考えさせてもらった出来事でした。