東京ディズニーランド・シーにおける年間パスポートの取り扱いが大幅に変更になりました。ディズニーファンの間で今年一番の大きなニュースとなっています。
この記事のもくじ
年パス使用不可日の設定は「改悪」との声
TDRを運営するオリエンタルランドは、年間パスポートの価格が下がるとともに、新たに年パスの使用不可日が設定。
混雑日には年パスを使用不可とし、ディズニーランド・シーにおける混雑解消を狙う施策ですが、ファンの間では「改悪だ」という声が多数上がっています。
ツイッターなど、ネット上では、
・値下げは嬉しいが、使用不可日が誕生日など記念日に被ったら悲しい。
・割引2000円は割に合わない。
・使用不可日の設定するならもっと割引するべき。
・比較的客単価が低い年パスユーザーを優遇するより、ワンデーパスポートの顧客満足度を高めたほうが、利益率は上がる。
・そんなことより、年パスのデザインを早く公開してほしい。
など、様々な意見が上がっています。
しかしながら、混雑の解消は顧客満足度を高める大きな要因です。年パスユーザーの多い日本のディズニーランドにおいて、使用不可日を設定することは、効果的な混雑緩和策と言えます。
海外パークでは年パスの使用不可日は既に導入済み
アメリカのディズニーパークでは、年パスの使用不可日として、「ブラックアウト・デー」が設定されています。使用不可日は年末まで公開されており、約40日ほどとなっています。12月は全ての土曜日、そして21から31日までは使用不可ということで、かなり条件は厳しいです。
海外ディズニーで行われている施策は全てとは言いませんが、いずれは東京ディズニーリゾートにおいても導入というのが既定路線です。今回のブラックアウト・デーの導入も、世界のスタンダードから見れば、違和感が無いというのが現状でしょう。
それでも、ここまで大きなニュースとなるのは、日本のディズニーファン、年パスホルダーの層の厚さが故です。オリエンタルランドも、使用不可日の設定は苦渋の決断だったと予想されます。
使用不可日のあるパスポートはいつから?
2018年3月1日以降に販売される年間パスポートには使用不可日が設定されます。
使用不可日は以下の通り。
また、入園制限中のランド・シーでの年パスの使用は不可となります。
価格の改定に関しては以下の通りとなっています。
これからパスポートを新たに購入、そして更新の検討をされている方は要注意です。